大統領夫人がホワイトハウスに家庭菜園、新鮮な野菜作り

ワシントン（CNN）　ミシェル・オバマ大統領夫人は20日、ホワイトハウス南庭の一角に「家庭菜園」を造るためのくわ入れ式に参加した。ホワイトハウスに菜園が誕生するのは、第2次世界大戦時、フランクリン・ルーズベルト元大統領のエレノア夫人が育てた「勝利菜園」以来のこと。

家庭菜園の誕生は、娘2人が新鮮な野菜が好きなことが理由。また、米国の「ファストフード文化」への警鐘も目的で、ミシェル夫人は他の家庭も真似をして菜園造りに精を出し、食事の内容を変えて欲しいと期待しているという。

くわ入れには、ワシントンの生徒らも参加。菜園では、ホウレン草、レタス、ブロッコリー、ニンジンや豆類などを有機栽培する。また、薬草も植える。

野菜が栽培されたら、大統領一家やスタッフの献立に生かされそうだ。