岡山放送局

2009年3月21日 19時20分更新

岡山市のホテルで35人食中毒


岡山市のホテルで開かれた謝恩会で食事をした男女35人が下痢などの症状を訴え、保健所では料理が原因の食中毒と断定し、ホテルのちゅう房を5日間の営業停止処分にしました。

処分を受けたのは、岡山市駅元町の岡山全日空ホテルのちゅう房です。

岡山市保健所によりますと、おととい、倉敷市の短大などから「今月16日に開かれた謝恩会で料理を食べた後、体調を崩した人がいる」との連絡が岡山市などの保健所にありました。
保健所が調べたところ、岡山全日空ホテルで開かれた短大の卒業式の謝恩会で料理を食べた人が下痢やおう吐などの症状を訴えていたことがわかりました。

症状を訴えたのは、20歳から62歳までの男女あわせて35人で、入院した人はおらず、全員快方に向かっているということです。

保健所では、料理が原因の食中毒と断定し、ホテルのちゅう房を22日から5日間の営業停止処分にするとともに原因の特定を進めています。

これについて岡山全日空ホテルの中原宏志・総支配人は「日頃から安全第一にしてきたが遺憾に思っている。今回のことを反省し、原因を突き止めた上で再発防止に努めたい。」と話しています。