岡山放送局

2009年3月21日 19時20分更新

倉敷工業がサヨナラ勝ち


センバツ高校野球、岡山の倉敷工業は、21日の第1試合で大阪の金光大阪と対戦し、サヨナラ勝ちで、初戦を飾りました。

倉敷工業は34年前に続いて、開会式直後の第一試合です。

金光大阪に3点リードされた4回3番三村のスリーランホームランで同点に追いつきます。

9回表、再び金光大阪に3点差をつけられますが粘り強い打線で同点に追いつき、延長戦に突入します。
延長12回、倉敷工業はツーアウト1塁3塁で5番日下がライト前にタイムリーを打ち、サヨナラ勝ち。
倉敷工業は11対10で、34年ぶりの開幕戦を制しました。

倉敷工業の中山隆幸監督は、「選手は最後まであきらめずひたむきに全力でプレーしてくれました。すばらしいチームだと思います」と声を枯らして話していました。

また、12回にサヨナラのタイムリーヒットを打った日下太希選手は、「前のバッターがヒットを打って同点に追いついてくれたので、自分で勝ちを決めようと思って打席に入りました。ヒットだと分かった瞬間は、思わずガッツポーズが出ました。次も、きょうのようにあきらめない試合をして、勝ちたいです」と話していました。