2009年3月21日 19時20分更新
岡山地方気象台は21日、岡山市でさくらが開花したと発表し、平年よりも10日早い開花となりました。
岡山地方気象台は、岡山市の後楽園で、さくらの開花の目安としているソメイヨシノで6輪以上の花が咲いているのが確認されたことから、さくらが開花したと発表しました。
ことしは、平年より10日、去年よりも5日早い開花となりました。気象台によりますと、中国地方を覆う高気圧の影響で今週に入ってから岡山市では4月上旬から中旬並みの暖かい日が続いたうえ、きょうも日中の最高気温が16度6分と平年を3度ほど上回る気温となったためさくらが開花したとみています。
この暖かさのなか、後楽園を訪れた人たちは咲いている花を探して写真を撮るなどして、春の訪れを楽しんでいました。
後楽園を訪れていた岡山市の男性は、「友人からさくらが咲いていると聞いてきました。春が早くなっていますね。」と話していました。
気象台によりますと、さくらは開花から1週間ほどで満開になり、見ごろを迎えそうだということです。