岡山放送局

2009年3月21日 19時20分更新

インフルエンザ8000人超


岡山県内の小中学校や幼稚園などでこの冬から春にかけてインフルエンザの症状を訴えた患者の数はのべ8200人余りと9年ぶりに8000人を超え県では現在も流行が続いているとして注意を呼びかけています。

県健康対策課のまとめによりますと、県内の小中学校や幼稚園などでこの冬から春にかけてインフルエンザの症状を訴えた患者の数はこれまでにのべ8263人にのぼっています。

県内の小中学校や幼稚園などでインフルエンザの症状を訴えた患者の数が8000人を超えたのは患者数がおよそ9900人に達した平成11年から12年にかけてのシーズン以来9年ぶりです。

また、県では今シーズン、県内84か所の医療機関でインフルエンザと診断された患者の数の推移を調べた結果、1か所あたりの患者数の平均は先月半ばまで減り続けていましたがその後再び増加しています。

県では、「シーズンの初めはAソ連型のウイルスが流行していたが、年が明けてからはB型が増えている。
小中学校が春休みに入ると流行は広がりにくくなるが、外出の際は人込みを避けたり、マスクを着用したりして対策に務めて欲しい」と呼びかけています。