2009/03/21(土) 14:41:39 [民主党]

小沢氏、朝日にも見放される

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ゼネコン資金で不動産? 政党支部から小沢氏団体へ 7年で6.8億円
 準大手ゼネコン「西松建設」から民主党・小沢代表の資金管理団体「陸山会」への違法献金事件で、西松建設が下請け業者などを介して迂回(うかい)献金していたとされる同代表の政党支部から陸山会に対し、01年からの7年間で計約6億8千万円の資金が移動していたことがわかった。政党支部には、他のゼネコンも下請け業者に献金をさせていたという。陸山会は、東京都内や岩手県内などのマンション、土地など多額の不動産を購入していたとされ、東京地検特捜部は、政党支部から流れた資金の一部が不動産購入に使われていたとみて、資金の流れの解明を進める模様だ。朝日新聞記事(切り抜き)3月21日朝刊(39面)より参照のため抜粋引用/写真は朝日新聞の同記事。参照のため引用

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議員バッチを着けた、不動産「転がし」屋

 この朝日新聞は、つい今月初めまでは、連日のように、紙面で「政権交代」が不可避であるかに謳(うた)い、小沢一郎氏を“次期総理候補”として盛んに持ち上げる媒体の1つであったのだが。一転して、手のひらを返したかのように、ここ半月ほどは、検察捜査を追う記事報道に力を入れているようだ。「朝日が書くと気持ち悪いですね」とは近隣有志の指摘だが、実際はどうなのか。あるいは、小沢氏を援護していた朝日でさえも、ついに同氏を見限った、と。そう観れば正解なのかもしれない。小沢氏の、政治団体の資金移動に関して報じられる金額も実に巨額だ。事実とすれば、小沢氏の活動は、国会議員と謂うよりは、議員バッチを着けた不動産業者と認識すれば、事の次第が判りやすくなる。

 記事に云く、「政党支部の政治資金収支報告書や関係者の話によると、政党支部は01年から陸山会への寄付を始め、7年間の寄付額は少なくとも計約6億8千万円。一方、陸山会の報告書によると、01〜07年に事務所費として約7億8千万円を支出していた」(紙面)とある(同紙Webでは、4億5千万円と表記)。これについて、「特捜部は、事務所費の大半は不動産購入費になったとみている模様だ。小沢代表の公設第1秘書と陸山会の会計責任者を兼ねる大久保隆規(たかのり)容疑者(47)=政治資金規正法違反容疑で逮捕=への調べで、こうした資金の流れの解明を進めているとみられる」、と紙面には記されている。仮に、金額が100万円であったとしても、政治資金が不動産購入に使われていたとあれば、表面上で直接的な「個人名義」を避けていたとしても、大問題ではないか。

 膨大な不動産購入が事実とすれば、それらを「何に」使用しているのか。小沢氏には「民主党代表」の立場から、党の政治活動との関連性をクリアに説明する義務があろう。説明責任を果たさずに、大丈夫だ、違法性はない、私は何もやましいことはしていない(要旨)、と漠然と語っても、何ら「説明」になっていないのである。
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陸山会「解散後」は小沢氏の所有に

 「国民の生活が第一」と掲げる小沢氏の不動産活動の1つであろう。読者から、小沢一郎氏署名の「確認書」の回覧をいただいたので、小稿に参照する。

(以下、参照)
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確認書

陸山会(以下甲という)と小澤一郎(以下乙とする)は、甲が売買契約を行う
下記の不動産につき、次の通り確認する。


所在地 世田谷区深沢8丁目28番地
地 積 476平米


平成十七年一月七日現在、乙は政治団体甲の代表者である。本件不動産は 甲が政治活動に使用するため、売主■■■■■■■より購入するものである。ところが、甲は法律上は人格なき社団であるため、甲の名義で不動産を登記することができない。そこで便宜上、乙を甲の代表者として明記したうえで、売主との間で不動産売買契約を締結し、また、乙の名義で所有権移転登記申請を行うものとする(登記済み権利証は甲または甲の指定するものが保管する)。しかし、あくまでも本物件は甲が甲の資金をもって購入するものであり、乙個人は本件不動産につき、何の権利も有さず、これを甲の指示なく処分し、または担保権の設定をすることはできない。売買代金その他購入に要する費用、並びに、本件不動産の維持に関する費用は甲がこれを負担する。

平成17年1月7日

(甲)陸山会
 (住所)港区赤坂2-17-12 チェリス赤坂701
    代表者 小沢一郎(自筆署名及び陸山会印)


(乙)小澤一郎
 (住所)水沢氏袋町2-38
    小澤一郎(自筆署名)

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確認書(読者提供) (以上、参照)
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 この確認書には、「甲は法律上は人格なき社団であるため、甲の名義で不動産を登記することができない」と記している。「陸山会」が法人ではない理由は、法律で、政治団体には法人格が認められていないためだ。この「確認書」には、続けて、「そこで便宜上、乙を甲の代表者として明記したうえで、売主との間で不動産売買契約を締結し、また、乙の名義で所有権移転登記申請を行うものとする(登記済み権利証は甲または甲の指定するものが保管する)」と。だから、止むを得なく、代表者(小沢一郎)の署名捺印の上で、売り主との間で不動産売買契約を締結し、小沢氏の名義で「名義で所有権移転登記申請を行うものとする」と記している。

 この「確認書」を拝見すれば、一見、客観性があるようで、しかし、小沢一郎氏の「1人2役」の自演に他ならない。たとえば、陸山会が解散すれば、当該の不動産は小沢氏の手に渡る。その小沢氏が亡くなれば、小沢氏の親族の所有となる。一般的には、不動産の取得には「不動産取得税」が、その維持には「固定資産税」が発生するはずだが、当該の物件について、「どなた」がこれらの税金を支払っておられるのだろうか。ここで、新たに生じた小さな疑問だが、その重みは重大だ。
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お天道様は見ている

 繰り返して恐縮だが、やはり、「お天道様」は見ている、ということだろう。一時的に、悪事は千里を奔るけれども、しかし、いつかは白日の下に破綻する。小沢一郎氏の事例はその典型であろう。正直な国思う心が生きる日本、次世代に胸を張れる毅然とした日本を願うのみである。

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桜の道にて(筆者)
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 東京でも、桜花開花の報が聞かれる頃となった。先人と国思うみなさまの心が晴れる春となることを。
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■ 主な関連記事:

小沢「守銭奴」闇手法 2009/03/16
西松は「氷山の一角」 2009/03/14
小沢氏への捜査は進む 2009/03/11

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【筆者記】

 個人事で恐縮ながら、みなさまに、年初に赤富士の写真(筆者撮影)とともに、赤富士の初夢のことを報告させていただいた。年末から年始にかけても、暗いニュースは多かったけれども、今年は、心晴れることが続くのかもしれない。国思う総理を良識が結束して支え、日本が毅然と立ち還って行く。その新たな端緒となる年であることを。以上、紙面記事を参照し、小考を報告する。
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 読者のみなさまにはお忙しい中、ご訪問をいただき感謝しています。ここに、小稿を新たにアップさせていただけたことを有難く思います。 拙い記事に対し、有志のみなさまより、内容を的確にフォローいただくコメント、身を案じてくださるコメント、メッセージをいただき感謝します。一日一日を大切に、みなさまと共に考え、真実を共有できればと願っています。事実を指摘する批判は「悪口」ではなく、真実を掘り出し、その共有のために不可欠です。また、真実の共有はすべての第一歩です。正論は真実から生まれ、良識の声は必ず力になる。辛抱強く支えてくださるみなさまに心より感謝します。

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