「続けざまで異常」と院長 兵庫、高齢患者6人骨折で会見約1カ月間に寝たきりの入院患者6人が相次いで肋骨を折っていたことが判明した兵庫県佐用町の「佐用共立病院」の穀内隆院長(58)が21日、同病院で記者会見し「今まで経験のない出来事で、続けざまというのは異常だ」と話した。 院長は、寝返りの介助や、たんを取り除く際のせきで骨折する恐れもあると説明。6人は75から99歳で胸部に外傷はなく、うち5人は骨粗しょう症だった。 一方、何者かが意図的に骨折させた可能性も否定できず、県警佐用署がカルテの提出を受けるなどして調べている。 病院によると、1月上旬に看護担当者24人と面談したが、いずれも看護に異常はなかったと説明。勤務体系上、6件の発覚時にいずれも勤務していた人はいない。 昨年12月8日、肺炎の女性患者(85)の呼吸に異常があり、検査で骨折が判明。ことし1月19日までの間に計6人の骨折が明らかになり、男性患者(99)は左の7本が折れていた。 【共同通信】
|
|
ソーシャルブックマークへ投稿: (ソーシャルブックマークとは)