「水島幼稚園が大好きでした」。お別れの会には、3日前に卒業したばかりの卒園児や地域の人たちなどおよそ100人が出席しました。水島幼稚園のシンボルでもあるケヤキの木の下では、最後の卒園児8人による太鼓をはじめ、水島小学校の児童や水島中学校の吹奏楽部による演奏が披露され、お別れ会に花を添えました。水島幼稚園は、園児数の減少に伴い今年4月から第五福田幼稚園に統廃合されます。水島幼稚園最後の日を共に過ごそうと園には歴代の職員などもたくさん訪れ、これまでの園生活を綴ったアルバムを見ながら当時の思い出話に花を咲かせていました。昭和51年に創立した水島幼稚園はこれまでに525人が巣立っていて、なかには親子2代で幼稚園に通った人もいます。倉敷市内の公立幼稚園では、水島幼稚園のほか、玉島の南浦幼稚園が今年度で統廃合のため、惜しまれつつ閉鎖されます。