＜ヤンキース・ブルージェイズ＞１回、松井秀は左前同点適時打を放つ Photo By スポニチ

　【ヤンキース３−９ブルージェイズ】ヤンキース・松井がブルージェイズ戦でハラデーから自身初の１試合２安打。打率を・３３２に上げ、１日でリーグトップに返り咲いた。

　ハラデーは松井がメジャー初打席で対戦した相手で「最高の投手」と敬意を払うメジャー屈指の右腕。この試合まで３７打数７安打、打率・１８９と苦手にしていたが、見事に攻略した。

　初回には２死一、三塁から外角低めに沈む初球をとらえ強烈なライナーの左前適時打。「なるべく長く見ようと心がけた。逃げていく球を意識して、しっかりとらえられた。甘く入れば安打が出ることもある」と感触をつかみ、３回にも高め直球を左前に運んだ。

　試合は７回に投手陣が６失点と炎上して３連敗。５日ぶりの最下位転落となったが、松井の勢いに陰りはない。

[ 2008年06月05日 19:18]