かものはし |
皆様こんにちは。特定非営利活動法人かものはしプロジェクトで共同代表をしております、村田早耶香と申します。私達かものはしプロジェクトは、カンボジアの子ども達を児童買春被害から守るために、職業訓練支援をしております。 さて、みなさまは、カンボジアという国をご存知でしょうか? カンボジアでは今、子ども達の笑顔を奪う出来事が起きています。 沢山の子ども達が、農村から騙されて売春宿に売られ、働かされています。中には、5歳くらいの子どももいます。 かものはしプロジェクトは、このような状況から子ども達を守り、未来への希望が持てる状況を作り出すべく、活動しております。私達は、農村でコミュニティーファクトリーを運営しています。コミュニティーファクトリーとは、いぐさマット織り工場のことです。たたみの原料になるいぐさを編み、マットを作っています。また、マットを加工して、民芸品を作っています。コミュニティーファクトリーの目的は、「親に仕事を、子どもに教育を与えること」です。家庭の収入を向上させ、子どもが働かなくてもすむようにします。農村の貧困家庭の田畑は非常に小さく、1年のうち半年は食べる米がないという状況です。「金持ち農民」のところで働き、日銭を稼ぎ、借金返済に追われています。そのため、例えば家族の誰かが病気になれば、子どもを売らざるを得ないのです。月3000円あれば、6人兄弟のいる一家庭が生活することが出来るため、その収入を得られるよう支援していきます。このファクトリーの建設費と運営費用は、日本の皆様から頂いたご寄付を使わせて頂いています。活動が軌道に乗ると、民芸品の販売で運営費用を捻出できるようになっていくため、皆様から頂くご寄付を、次のセンターの運営費用に使うことが出来ます。ただ与え続けなければならないのではなく、自立していくため、事業を拡大していくことが出来ます。事業を拡大していくことで、守れる子ども達も多くなっていきます。
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