北九州市の医療関係団体や労働組合などの有志で作る「地域医療と市立病院の充実を求める市民会議」(松井岩美代表)は19日、指定管理者制度が4月1日から導入される市立門司病院について、市の直営に戻すよう求める請願を市議会に提出した。
2月に実施した、市内外の医療機関や医療関係団体などからの聞き取り調査に基づくもの。(1)地域住民への説明がほとんど行われず、住民に不安感がある(2)指定管理の条件となっている小児科の入院診療を継続するためには、小児科医師確保が困難になっている--などを理由に、市の直営を求めている。
〔北九州版〕
毎日新聞 2009年3月20日 地方版