2009年 3月 20日
高松市で桜開花
気象台は20日、高松市で桜が開花したと発表しました。去年より5日、平年に比べると10日早い開花です。高松市の栗林公園にある標本木には20日、午後3時に気象台の職員が訪れ、数輪の花の開花を確認しました。気象台によりますと、3月18日に開花した2002年に次いで、観測史上2番目に早いということです。ソメイヨシノは、来週末ごろに満開になる見込みです。

瀬戸大橋ETC料金割引開始
瀬戸大橋の通行料金をETC利用者に限って上限1000円にする割引が、20日から始まりました。この割引は本州と四国を結ぶ本四連絡橋の3ルートで始まったものです。ETCを搭載した乗用車と2輪車を対象に土曜、日曜、祝日の通行料金の上限を1000円にするものです。この割引で、岡山県の早島インターチェンジから香川県の坂出インターチェンジの間は3100円の値下げとなります。橋の途中にある坂出市の与島パーキングエリアでは、朝早くから多くのドライバーが訪れていました。パーキングエリアではガードマンなどをいつもの2倍に増やして対応しています。この割引は20日から2年間実施されます。

全国都市緑化おかやまフェア開幕
緑ゆたかな街づくりを目指す全国都市緑化おかやまフェアが20日から岡山市で始まりました。オープニングセレモニーでは岡山県の石井知事が「全国から多くの人をお迎えして岡山の魅力を発信していきましょう」とあいさつしたあと、関係者がテープカットして開幕を祝いました。岡山市西大寺地区のメーン会場は広さ8ヘクタールで期間中、600種類50万本の花や木で彩られます。会場には花や緑を生活に取り入れたコーナーや、青々とした麦畑でミニ列車に乗って遊ぶエリアが広がり、さっそく、家族づれなどで賑わっていました。全国都市緑化おかやまフェアは20日から5月24日まで、66日間岡山市の西大寺地区や岡山城・後楽園などで開かれます。期間中は花の植え替えも行われ、季節に応じた景色が楽しめそうです。

倉敷市の水源に市民が植樹
倉敷市の水源で、岡山県北にある大佐山の環境を守ろうと倉敷市民などが植樹を行いました。倉敷市の水源、高梁川の源流にある新見市の大佐山で行われたこの取り組みは倉敷市が市民参加のイベントとして企画したものです。倉敷市民や地元の住民など約150人が、ヤマザクラやブナなど5種類の広葉樹、およそ720本を植えました。倉敷市では今後5年間で約3万3千本の木を植えていく事にしています。

幼稚園児が犬にかまれケガ
20日、午前10時半ごろ、観音寺市出作町で6歳の男の子が犬にふとももをかまれて2週間のケガを負いました。犬は野良犬とみられています。男の子は父親や、3人の友達と一緒につくしを採るために休耕田に来ていましたが、父親が友達を家に送りに行った間に襲われたということです。警察は逃げた犬を探すとともに周辺住民に警戒を呼びかけています。