ワインとピアノのある部屋

ワインと食、音楽そして日々の事柄を書き綴ります。

11月の直心
偽装問題で揺れる吉兆ですが、ここのご主人は神戸吉兆の出身です。10年修行した後、天然魚を扱うために魚屋修行したという変わり種でグルメ雑誌の取材も拒否する職人気質のほんまものの料理人です。
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先付けは北海道から空輸された「殻付き馬糞海胆」、明礬とは無縁の本物であります。甘さと香りが違いますが舌触りも特有です。

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次に蒸し鮑はその煮凍りと共に。
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柿膾。
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赤貝は岩塩と酢橘で頂きます。
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お椀は雲子とハタケシメジに紅葉人参が眼に鮮やかです。
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向こう付けは淡路沖の天然虎河豚、てっさを薬味ポン酢で。
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タイラギの貝柱は軽く炙って焼霜に、山葵と共に頂きます。
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凌ぎはまず河豚の遠江(とうとうみ)の炙りを山葵で。
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鯖の棒ずしもご覧の通り。
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骨付きの河豚を昆布の上に載せ焼く「松前焼」は白菜とたもぎだけと共にチリ酢で。
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八寸は焼き茄子に糸鰹。
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鮒寿司も登場。
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蒸し物は「煮穴子と汲み上げ湯葉の銀餡」これにも山葵。ここの山葵は特上の大物です。
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揚げ物は天麩羅3種で桃取の牡蠣、続いて淡路の小玉葱に椎茸。
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御飯は土鍋で炊かれる秋鮭飯、イクラの醤油漬けも盛られ「鮭の親子飯」。
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柿のゼリーは吉兆スタイル。

ワインは次の通りです。
1. Champagne Christian Bourmault Cuvée Hermance Brut NV
2. Saint-Romain Combe Bazin 2005 Domaine de Chassornay
3. Pernand-Vergelesses Blanc 2005 Domaine Denis Pére et Fils
4. Château Lanessan 1997 AC Haut-Médoc
| 食べ歩き::直心の会 |
| 10:08 AM | comments (0) |
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