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(cache) 2001年の「911テロ」と映画「パールハーバー」 / ヒロさん日記



ヒロさん日記 のTopへ ブログ主:Hiro-san  執筆日:2005/7/9
新聞記者、広告編集、翻訳・通訳、ITビジネス等をへて、イギリス在住。




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■2001年の「911テロ」と映画「パールハーバー」
  2005/7/9(土) 09:04
私は映画『パールハーバー』をきっかけにして、その配給会社であるディズニーに対する「不買」を続けている。あの映画は爆弾投下シーンのCGが売り物だったが、日本海軍参謀本部をパロディでコケにするなど、史実歪曲のはなはだしい、安くさい「恋愛映画」だった。

真珠湾攻撃をテーマにした映画では『トラ・トラ・トラ』という日米合作映画を小学校のときに見た。あれだけの本格的な映画があるにもかかわらず、なぜ新作『パールハーバー』は製作され、配給されたのか? とりあえず、この映画を見た人たちの感想である。allcinema:パールハーバーより主に酷評を引用。

舞台がパールハーバーで、兵士と看護婦の薄っぺらなラブ・ストーリーで、お金をふんだんに使った映画、というだけのことで、戦争や人の生死や愛といったことに対するまじめな視点は全くありません。あの『アルマゲドン』を単に『パールハーバー』に置き換えただけの映画で、3時間観終わったあとは何も残りません。最悪の企画ですね。こんな低級の単純娯楽映画に歴史上の事実を使うことが間違いだと思います。

そういえば、『パールハーバー』は『アルマゲドン』と同じく、ジェリー・ブラッカイマー製作、マイケル・ベイ監督による作品。確かに『アルマゲンドン』(←私的にはくだらない映画だと思うが)を超えられなかった。まして3時間作品なので、見て損をしたと思う人が多かったかもしれない。

パールハーバーは零戦(レイセン、ゼロ戦じゃないよ)21型の色が違う!
真珠湾攻撃時は明灰色だろ!
信じられないのが、開戦にいたる会議がそばに子供が遊んでる原っぱでノボリ?をたててやっている・・・
何処の世界にこんな重要な会議を原っぱでやる!
黒澤の映画の影響か??
ふざけるのもいい加減にしろ!!
映画を見終わった後無性に腹がたった映画でした

真珠湾攻撃シーンはそれなりに見ごたえがあったが、空母が・・・
あの時代の空母にななめ甲板などありませぬ!

「史実の誤り」に腹を立てていた人は多かった。私もその1人である。「開戦会議」のふざけたシーンや、ありもしない「病院空爆」の場面は確かにひどい。零戦の色や、空母の甲板も違っていたとは・・・。

 ところで、この映画のメインスポンサーがディズニーであることはあまり知られていない。この映画がディズニーが製作したのはなぜか?
 ディズニー首脳部の日本人嫌いは有名であるが、東洋から来た黄色い電気ネズミ(ピカチュー)が昔ながらの黒ネズミ(ミッキー)の人気をアメリカで上回ったことへ対する日本人バッシングとして制作された背景がある。
 アメリカで何かと儲けをかっさらう日本に苛立つディズニー首脳部が、何とか日本ブランドの評判を下げるため、日本人を悪の大帝国に仕立て上げた映画、この「パールハーバー」はそのために作られた。

なぜディズニー配給か、ということだが、この方はディズニー首脳の「日本嫌い」を理由にあげている。なるほど、イエローモンキーならぬ「イエローマウス」のピカチューに嫉妬して、パールハーバーで仕返しをしたかった、ということか。

 「タイタニック」もそうですが、観客が求めているのは歴史上の史実ではなく、その時どんな小さなエピソードがあったのか、なのだと思います。そして観客はそこに感動を覚える。<中略>
 ちなみに真珠湾には今でも7,000名近くの軍人が沈み、船は油を垂れ流しているそうです。また2001年は真珠湾攻撃60周年ということもお忘れなく。

常識的な製作の理由として、真珠湾攻撃60周年がよく言われていた。『パールハーバー』のアメリカ封切りは、2001年5月25日(日本では7月14日)。戦没者記念の「メモリアル・デー」(5月28日)に連なる3連休を狙うなど、政治的意図は十分に感じられる。

現在中国で進行中の「戦勝60周年」は捏造に継ぐ、捏造のオンパレードだが、アメリカも「日本を貶める」プロパガンダを欲していた、ということだろうか。大々的な「真珠湾攻撃」キャンペーンならば、12月8日に合わせた方が効果的だと思うのだが、どうやら、それでは遅すぎたらしい。

9.11トリック─「テロ」は起きなかった
その「パール作戦」の口火を切って米軍協力のもと2001年5月に絶妙のタイミングで封切られたのが、ディズニーらしからぬ国策映画『パール・ハーバー』。中東への侵攻を抵抗なく受け入れさせるためのマインドコントロール、彼らの言葉を援用するなら「新たな真珠湾攻撃のような、破局的な変化を引き起こす事件」("some catastrophic and catalyzing event - like a new Pearl Harbor" by PNAC, Sept. 2000 *3)を画策するプロパガンダとして役目を果たしたのである。

2000年9月に「Project for the New American Century」(略称PNAC:新しいアメリカの世紀のためのプロジェクト)と呼ばれるイスラエル・ロビーの政策シンクタンクが、『アメリカの防衛再建』("Rebuilding America's Defenses")という文書を発表している。

PNAC"Rebuilding America's Defenses"(2000/9)
Further, the process of transformation, even if it brings revolutionary change, is likely to be a long one, absent some catastrophic and catalyzing event like a new Pearl Harbor.

国防の大転換は「新たなパールハーバーのような破局的な事件が起こらない場合は、長期的なプロセスになるだろう」と言っている。裏側から読み取ると「もし第2のパールハーバーが起こった場合には、大転換は即座に起こる」と言っているかのようだ。

2001年9月11日、アメリカの同時多発テロ事件の直後に、キッシンジャーは次のような記事をオンラインで発信している。

ARRIS BOOK:『The New Pearl Harbor』by David Ray Griffin の序文より引用
The government should be charged with a systematic response that, one hopes, will end the way that the attack on Pearl Harbor ended -- with the destruction of the system that is responsible for it.
【訳】政府はシステマチックに対応しなければならない。願わくは、真珠湾攻撃の結末と同じように、根源となるシステムを破壊してしまうことだ。

映画『パールハーバー』は心底くだらない映画ではあったが、主にアメリカ国民に60年前の事件を「おさらい」させる効果は十分にあった。そして60年前と同様、世論を煽って、徹底的な破壊(=アフガニスタン&イラク)を正当化する素地づくりに貢献したものと思われる。


■つぶやき:私は「911事件」はアメリカ国防総省による自作自演説を取っている。「ケネディ暗殺」や、「アポロ計画で人類は月に立っていない」というウワサと同様、真相の解明は数十年先になるかもしれない。この事件を暴くことは重要ではあるが、日本として短期的に心配すべきことは、中国、朝鮮半島、ロシアが「アメリカが世紀の大インチキをやっているんだから、俺たちも派手にやろうぜ」という気を起こしていることである。

■追加1(2006/7/25):911の真相解明に迫る!
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    ■追加2:「零戦」の読み
    ウィキペディア:「零式艦上戦闘機」
     「零式」の読みは「れいしき」であり、海軍における本機の略称は「れいせん」が正しいとよく言われる。これは、アメリカ軍などで用いられていた「ゼロファイター」の日本語訳である「ぜろせん」と混合された誤解であり、海軍での一般的な呼称は「れいしきかんせん」であった。ただし、整備員の中では「ぜろしき」と呼んでいた事もあったようである。
     しかし、海軍は昭和19年頃まで零戦を極秘扱いとしていたため、一般の国民(陸軍の徴兵を含む)は、その詳細を知らなかった。
     一方、零戦と実際に対峙したアメリカ軍将兵の多くは連合軍コードネームの「Zeke」ではなく、「零」の英語訳である「Zero」と呼んでいた。「Zeke」というコードネーム自体、「Zero」に近い綴りとして採用された、とする説もある。
     多くの国民は、戦後、このアメリカ軍が多数を占めるGHQからの情報で零戦の詳細を知った為、「ゼロ戦」という呼び方ができた。その後の戦場まんがブームにおいて、この「ゼロ戦」という記述が多用されたため、すっかり定着してしまった。


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    コメント更新: 2005/7/17(日) 00:45 : コメント数:15
      
    日本でこんな映画がヒットしたとは・・・ 2005/7/9(土) 11:12 cobo
    ヒロさん、ご無事でなによりでした。遅ればせながら。

    ディズニーには一切興味ありませんが、来年公開の『ナルニア国物語』だけは外せない私orz。
    ディズニーは中国を舞台にした『ムーラン』も製作してますが、『パールハーバー』製作に
    あたってそっちの人たちの影響はなかったんでしょうか。
    『パール〜』は観たら気分が悪くなりそうなので観ませんでしたが、ひどいですね。
    主演のジョシュ・ハートネットにはまった婦女子たちは内容についてはどうでもいいのだろうか・・・。
    謀略説 2005/7/9(土) 14:57 masty
    謀略は話としてはおもしろいが、都合のいい証拠を取り合わせて、つじつま合わせをするのがほとんどだし、なによりもまじめな分析努力を放棄することになるので私は取り合わないことにしています。「アポロ計画で人類は月に立っていない」なんかも、実証するのは簡単で、ロケットを飛ばして、月の着陸地のTV撮影をすればよいだけのこと。アポロの着陸船がなければ、勝負あり。技術的には簡単そのもの。最初から公開すれば客観性実証にもよい。費用もせいぜい100億円くらい。計画を含め期間3年の計画かな。これで米の威信失墜には激震なので費用対効果はものすごくよい。これくらいの金は露、中あるいはどこでも反米勢が金を出し合えばすぐできるでしょう。なぜやらないかは要するに無駄だから。暇人の茶飲み話にしかならないからです。
    ヒロさんも得体の知れない話は相手にしないほうがよろしいかと、愚考します。
    アメリカでは最もこけた映画の一つ 2005/7/9(土) 14:59 chosei funahara
    資源の無駄遣いとニューヨーク・タイムスからLAタイムスからすべての報道機関から「けちょんけちょん」にけなされて一週間で断ち切られた2001年度の最高のフラップでした。素人観客からも金かえせっていわれてました。あれでBen Affleckの人気ががた落ちでジェローとの恋も破局で、彼の出る映画はぜ〜んぶその後失敗、マイケル・ベイは John Frankenheimerの隠し子と言う噂で映画界に入ったが親父はデナイアルしている。2001年のNO1の失敗と言うのは有名中の有名で、マイケル・ベイはその後ハイバジェットの映画は撮らしてもらえないようだ。作家のRandall Wallaceもこれでおしまいで、みんな復帰するのに10年かかるようだな。
    鼠園め。。。 2005/7/9(土) 15:34 saya
    ディズニーの日本嫌いは、なるほど〜、って思っちゃいました。
    じゃなきゃ、ディズニーの日本トップに創価の人とか、ありえないかな、と。。。
    日本人はあんなにディズニーに貢いでいるのにね。
    ヤな感じ。
    政治的意図のもとに作られた映画 2005/7/9(土) 15:36 ザキ
    たしか、「Seven Years in Tibet」がヒットした時、中国が怒ったので
    それをなだめるために「パールハーバー」を作った。
    しかし、欧米以外の国で、映画館では日本軍が爆撃するたびに歓声があがるなど
    結局意図?した通りにはならなかったため(≧▽≦)
    今度はそれをなだめるために「ムーラン」を作った という説をどこかで見ました。
    なぜディズニーが「ムーラン」を作ったのか、オリには少し違和感があったのだけど
    なんかこれで妙に納得〜( ̄ー ̄)   だけど、ムーランって流行ったっけ?
    ちなみに、オリは「パールハーバー」も「タイタニック」も断固見ないっスヽ(`π´)ノ
    追加 2005/7/9(土) 15:52 ザキ
    今少しだけムーランで検索してみたら、
    「ダライラマの生い立ちを描いた「クンダン」を製作して中国当局の怒りを買い…」
    と言うくだりを見つけました。 どっちにせよ、中国をなだめるために製作か。
    ETにせよ、政治的なもので映画が作られていることを知った上で見ないとバカを見ますね。
    謀略説は侮れない 2005/7/9(土) 16:00 Hiro-san
     現在「どんな反米も許される」と考えている集団がたくさんあります。その「反米」のエネルギーを提供しているのが、911謀略説です。あれが「アメリカ政府の謀略」であったとすると、アメリカ政府は「世界最大の犯罪者」であり、世界中を騙しまくった「究極の悪の権化」なのです。
     そしてその「究極の悪」に金を貢いだり(米国債・為替介入)、援軍を送ったり(イラク自衛隊派遣)する国も、この悪魔たちの仲間であり、その国を倒すためには、どんなことをしても許される・・・・、というのが「彼ら」のまじめな理屈なのです。あまりにも「まじめ」な理屈であるがゆえに、日本の保守の方も「911謀略説」の研究を侮ってはいけない、と私は考えております。

     まあ、「人類は月に立っていない」の方は、ご愛嬌でよろしいかと。あれが全部または一部がウソであっても、一部の科学界は大激震ですが、「反米理論の根拠」としては強力でありませんので。時間的にも35年前のことですから、反米を喚起させるパワーとしてはベトナム戦争程度のレベルです。
     「アポロ計画の謀略」にはさまざまなレベルがあります。月には「月面反射板」が置いてあるので、アポロが月の周りを回って、地上に「反射板」を残してきたことはまちがいない。ソ連も同じ頃にソユーズを月面着陸させ、写真を撮影しています。しかし実際、探査船が人を乗せて月面に下りたかどうか、それも映画になった「アポロ13号」を除いて、わずか3年の間に11号・12号・14号・15号・16号・17号の6回を立て続けに成功させ得たのかどうか、怪しいということです。
     こちらは仰るとおり「茶飲み話」なので、ネタ話としてそのうちやりましょう。
    パールハーバー 2005/7/9(土) 18:43 aquarellisute
    公開は4年前だったと思いますが、当時中国では全ての映画館で絶賛上映中でした。虚構と現実の区別の付かない人民は、この映画もまた史実と理解し、自身が体験したことのように感じるようになるんでしょう。何せ検証番組で映画と実際の映像を混ぜて使う国です。国家の最高会議が野っ原で開かれてるおかしさもわからないでしょうね。
    mikamo 2005/7/9(土) 21:15 零戦は
    確か、皇紀2600年に開発されたか実戦配備されたので
    末尾の「0」をとって「零式戦闘機」と名付けられたと
    記憶しております。
    デイズニーは、昔から国策映画会社 2005/7/9(土) 23:00 グリフイン
    戦前のデイズニーのマンガ映画にには、ジャングル・ジャップがコミカルに描かれていた。思想的には元々かなり問題のある会社です。
    あの映画 2005/7/11(月) 10:40 Venom
    私も見ました。 飛行機は好きなんですが、くっだらない内容でしたね。
    海に落ちた水兵たちを、零式戦が機銃掃射・・・そうまでして、中国様のご機嫌を取りたいか!
    後半部分で、戦闘機パイロットが、爆撃機搭乗員となって日本空襲に向かうってのも
    無理がありすぎます。 戦艦アリゾナが爆沈するシーンだけは、面白かったですが。
    なお本物の零式戦は、靖国の遊就館で見られます。
    正当化のための捏造 2005/7/11(月) 16:46 ししゃも
    ホーネットを発見した、90トンの漁船を徴用した特設監視艇にすぎない第23日東丸を巡洋艦にしたり、爆撃の直前まで国籍標識を日の丸で覆ってたり、小学生を銃撃して殺したり。
    ディズニーと創価グループ 2005/7/11(月) 17:30 Hiro-san
    >ディズニーの日本嫌いは、なるほど〜、って思っちゃいました。
    >じゃなきゃ、ディズニーの日本トップに創価の人とか、ありえないかな、と。。。

    ディズニー日本子会社(ウォルト・ディズニー・ジャパン、東京都目黒区)の社長は星野康二。
    ウィキペディア『創価大学』で検索すると、確かに星野康二は創価大学卒業です。北側国土交通相も。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%B5%E4%BE%A1%E5%A4%A7%E5%AD%A6

    そろそろ創価も調べないといけませんね・・・。
    またぞろ北京政府の陰謀?? 2005/7/13(水) 22:23 VERNON
    ニュースソースは忘れましたが、パールハーバー製作の黒幕は実は
    北京政府で、ディズニーへの上海ディズニーランド建設許可の
    取引条件として反日映画の製作をさせた、なんて話を聞いた
    ことがあります。状況証拠として、他国ではたいしたことなかった
    アルマゲドンでしたが、日本では大ヒット。散々稼がせて貰った日本
    をあえて敵に回すような映画製作にジェリー・ブラッカイマーと
    マイケル・ベイが踏み切ったのは、それを上回る利益があるからで、
    それは中国上海でのディズニーランド建設以外にないのではないか
    というものでした。もちろん真偽のほどは定かではありませんが・・・
    このタイミングで 2005/7/17(日) 00:45 めがね
    先日、テレ東のお昼のロードショーで「セブン・イヤーズ・イン・チベット」を放送してました。公開中はブラピが主演ってな理由だけで観たので、ほとんど内容を忘れていましたが、この映画が今公開されてたらどうなっていたんでしょうね。

    今年の夏のブラピ主演ビックムービー「セブン・イヤーズ〜」を見逃すな!!
    ぴあや各映画雑誌の表紙はブラピが飾り、公開直前ブラピ来日。
    ブラピ、撮影前に会ったダライ・ラマに東京で感激の再会。
    ブラピとダライ・ラマ中国の反日デモに遺憾の意を表す。
    ついでに、リチャ−ド・ギアも緊急再来日。
    映画のCMでは「こんな感動見逃しちゃだめ」BYおすぎ。
    朝生ではとうとう禁断のチベット問題を徹底討論。

    あ〜、妄想はどんどん広がります。
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