非婚を通してきた母親たちのせいで、世間から理不尽な差別を受けてきた香菜子、和花枝、直美。親を反面教師にして、自分たちは美しい結婚をしよう、と「結婚同盟」を結成する。
由起子は小百合や和子と、苦労の多かった子育てを振り返る。和子は直美が高校時代に反抗期を迎え大変だったと語り、小百合も生きているか死んでいるのかさせ分からない美那雄のことなど、話せるはずがない、とこぼす。由起子は意地でも結婚しようとする娘たちの考えが理解できないが...。
一方、香菜子たち3人は話が盛り上がり、ついに非婚同盟五ヶ条の向こうを張って、「結婚同盟五ヶ条」を作成することに。
完成した「結婚同盟五ヶ条」をわざと目立つところに飾った香菜子たち。小百合や和子は不快感を示すが、騒げば娘たちの思う壺だ、と由起子は冷静だった。
由起子たちは折を見て、女性を幸せにしない結婚制度について、娘たちに忠告する。しかし過激な母親にはついていけない、と香菜子たちは相手にしない。彼女たちのやり取りを見ていた圭子は、自分の考えを押しつけようとする由起子をやんわりと注意するが...。
一方、震五郎はとある結婚相談所を訪ねていた。所長を務めるのはかつて「黄色い薔薇」に勤めていたサチだ。二人の息子が適齢期になっても一向に結婚する気配がなく、あせって自分で結婚相談所を作ったというサチだった。サチは36歳で保育士をしている女性と会うようしきりに勧めるが、理想の高い震五郎は乗り気にはなれなかった。
その頃、直美は香菜子、和花枝を伴い、とあるレストランで諸沢というサラリーマンと会っていた。派遣労働者である直美は現在、大企業の食堂で働いていたが、諸沢はその企業の社員だった。気まぐれで直美に声を掛けた諸沢は約束より30分も遅れてレストランに現われるが、香菜子、和花枝を見た途端、上機嫌になる。彼の態度に、屈辱を感じる直美だ。
不景気の影響で、閑古鳥の鳴く「黄色い薔薇」に、かつての仲間、珠世が訪ねてくる。非婚の申し子のような珠世が結婚したと知り、唖然とする由起子。非婚は時代遅れ、と言われ、顔を引きつらせてしまう。