2009年3月19日

知らぬが仏の顔も三度まで

川上澄生美術館は、他に誰も見物人がいなくて、しかもお昼時だったせいか、監視のおばちゃんなども不在だったので、勝手気ままに見て回ることができました。お隣には文化活動交流館という名称で、彫刻屋台や出土土器とか博物館のような展示をしているところがあったので無料ですし、入って見ることにしました。こちらも貸し切り状態でしたが、、、ほどなく、するするするっとお爺さんが近寄ってきて、勝手に展示物の解説を始めてしまいました。たぶん定年退職した市の職員とか学校の先生とか、あるいはボランティアで解説員をしているのかもしれませんが、近頃はいたるところに棲息していて、どこでも「ゴガツバエ」してます。適当な区切りのところで、別の展示物の方へと逃げると、、、また少し間を置いてから近づいてきて、またもや解説がはじまっちゃいました(^^;) ひまひま老人の話し相手ボランティアをする気は皆無なので、撮りたい写真もあきらめて外へ、、、。どこかの博物館では、たまたま知っていることがあったので、かなり専門的な質問をしたら急にご機嫌が悪くなった爺もおりました。なんでもかんでも「ふれあい」という言葉を使いたがる自治体が山盛りですが、さわらぬジジにたたりなしでございます(笑)

2009年3月18日

春先のオンザロック

春っぽいお天気になりそうなので今日は、栃木県鹿沼市にある岩山ハイキングコースを歩いてみることにしました。歩き始めたあたりには「岩山をきれいにしましょう」みたいな、小学生が描いたポスター看板がいくつかあったので、遠足コースなのかな?とも思ったのですが、10分ほどで名前の通りの岩場となって、ぷちロッククライミングしないと通れない状態になってきました。小学生の遠足には無理そうです。
標高は328mという低さですが、横長の山なので一番岩という一番高いところまで行くのには2時間くらいかかりました。日光の山々も見えて、よい眺めでした。しかも全山貸し切り状態で、誰にも会いませんでした。
山頂から100メートルほどのところに「クサリ場」があって、、、鉄の鎖につかまりながら絶壁を下りるか、来た道を引き返すかの二者択一のようでした。つまり、なだらかな下山道は存在しないということです。鎖での登り降りは、石裂山のハイキングコースで少しだけ経験しましたが、ここはあまりにも絶壁!!(^^;)
十数メートルくらいなので、まぁ命までは落とさないだろうと鎖につかまって下りてみることにしたのですが、、、1本の鎖が終わると次の鎖、また鎖と……、もう途中で握力も腕力も尽きて滑落してしまいそうでした。たぶん50メートル以上は、クサリ場が続いたかもしれません。あるいはもっと一気に降りたのか、絶壁が終わるとすぐにふもとのゴルフ場前へとでました(^^)v
もしかすると鎖につかまって登れる人もいるのかもしれませんが、小学生の遠足ならば引率の先生も含めて全員死んでると思います(笑)
それから暖かい日差しを浴びながら、川上澄生美術館まで、てくてくてくてく1時間半……。

2009年3月17日

ふにょき、にょきにょきホトトギス

新宿や渋谷からたこ足状にのびる私鉄にはあまり乗車する機会がありませんが、今日は京王線の芦花公園駅で下車して、世田谷文学館と蘆花恒春園へと行きました。前者は、一年以上前に植草甚一展を見に出かけましたが、2階にある常設展示を見ないで帰ってきてしまったのでした。しかもその日は雨降りだったので、芦花公園まで行くのもやめてしまっていました。
徳冨蘆花の作品は、なにひとつ読んだことがなかったので、今日を契機になにかひとつ読み始めてみようかと思っています。1907年から亡くなるまでの20年間住んだという藁ぶき屋根の邸宅に無料で入ることができます。五右衛門風呂までありました。底に簀子が置かれているタイプでした。浴槽の中に入っても問題なさそうな感じになっていました。

2009年3月16日

みみminiいやearオーバーロード

デジカメの画素数は、どんどん大きくなってきましたし、ハイビジョンテレビは厚化粧女優を引退に追い込むかもしれません(笑) 
画像のファイルはJPEGという圧縮保存をしても増大してゆくのに、音声のファイルは、音の数(?)を減らしたり、やはり圧縮技術によってどんどん小さくなったのが不思議でもあります。目の解像度に比べると耳が音を聞き分けるのに使うデータは少なくて済むということなのでしょうか???
パソコンのiTunesは、一番下のバーのところにライブラリに追加した曲数などが表示されています、、、いま「10942曲、27.4日、38.89GB」となっていました。たぶんバックアップとして別のフォルダに入っている同じ楽曲もライブラリに入れてしまっているので、かなりの重複がありますが、もう今後一生聴くことのない曲の方が多いのかもしれません(^^;)
こうしたブログなどを書くときも音楽が邪魔になってしまう脳構造のようなので、なかなか音を楽しめません。聖徳太子のように同時に何人もの人の話も聞けません。テレビでは、洋画などを二カ国語放送していますが、両方同時に聴くのは語学学習になるのでしょうか???
人の話というものをいつもちゃんと聞いているつもりなのですが、、、「人の話をちっとも聞いてないのね」と言われます。何故???

2009年3月15日

砂の上のぷにょぷにょエイリアン

朝、家を出る時、やっと近頃は少しだけ空が明るくなっています(^^)

ビールモドキ製品の広告をながめていると、どのような物質なのかは謎ですが「プリン体」というものをいかに減らしたかがアピールポイントになっているようです。その謎のプリン体、、、名前から想像するとぷるんぷりんぷよぽよぴよした物のように思えますが、競って取り除いているくらいですから消費者の目には見えないのでしょうね、、、。

日曜日の朝は、雨さえ降っていなければ、いつも出勤前にちょっとだけ海岸を散歩することにしています。と言っても、、、お台場の浜は、あまり潮風の香りもしませんし、きれいな貝殻が落ちているわけでもなく、ボランティアらしい人達が毎朝、ペットボトルやらビニール袋などを拾い上げてくれているようです。
今朝は、朝日にキラキラと輝いている謎の生物に出会いました!! ぷりんぷるん99.9%みたいな、、、で、いろいろ話しかけてはみたのですが、お返事はありませんでした。

2009年3月14日

学ぶは真似ぶさ

なかなか「いやんばい」な天気にならないので、午前中はいくつか短いメール書きで終わってしまいました。そうしているうちに今日の気分になんだかぴったりきそうな題名の本が本棚から「読んで!!読んで!!」していたので、読み始めました。UFOが着陸して、なかから宇宙人がでてきたというニュースを新聞で読んだということから始まる大岡玲『表層生活』です。

きのうの雀たちの塒は皇居の森なのか、、、人間には喰われてしまうこともあるなんて、ミジンコほどにも考えたことがなさそうなくらい近くまでカメラを近づけることができました。田舎にいるスズメとは、まったく違う鳥のようです。しばらく見ていると、ある一羽だけが常に手前に来ていることに気付きました。群れのリーダーか見張り役なのでしょうね。

神仏混淆というのか、、、於岩稲荷は陽運寺という寺にあります。なので普通の神社のようにパンパンっと柏手を打たないように案内書きがあります。門の所には、いつも見事に花が生けられています。御利益うんぬんよりも、その生け花をみるだけでも心になにかいい感じのものがやってきそうです。

2009年3月13日

お堀端をちゅんちゅんちゅん

やはり諸国を巡るにはここからということで、今日はお江戸日本橋から歩くことにしました。三越の前を通るといつもライオンの像を写真に撮りたくなるのですが、必ずといっていいくらいに誰かが立っているので、まだカメラを向けたことがありません。
まずは三井記念美術館で最高級クラスの雛人形を見ておくことにしました。日銀の前から皇居に向かって歩き、、、ちょうど将門の首塚のところへでました。ここではよく一人きりでなんらかの儀式(?)をしたい人がいるみたいで、今日も「早く帰れ!」という強烈な視線ビームを浴びました。
皇居東御苑をぬけて北の丸、靖国神社の方向へ行くつもりでしたが、月曜日だけでなく金曜日も入場できないので、仕方なく堀に沿って、、、二重橋、桜田門、国会前、最高裁判所前などを経て、四谷方面へと行くことになりました。
まるで展示内容に変化のない新宿歴史博物館に寄った後、於岩稲荷へ向かう途中でぽつりぽつりと雨粒が落ちてきました。歩き始めてから5時間近くたっていましたので、いそいで御参りして四谷三丁目駅から帰途につきました。