毎年著名なロータリアンが国際ロータリーの全世界を代表する会長として選ばれます。この選択の手順はその1年前に始まりますが、先ず17人から成る指名委員会が世界の各ゾーンから選ばれます。この指名委員会に出られる資格としては、このロータリアンは国際ロータリー理事歴を持っていなければなりません。もしも当該ゾーンから会長指名委員会委員を務める元理事がいない場合は、元財団管理委員、あるいはRI委員会委員を務めたことのある元ガバナーが同指名委員会のために任命されることになります。
指各委員会は会長候補として国際ロータリーの元理事達全員を考慮の対象とすることができますが、指名委員会のメンバーと現在の理事はその資格がありません。どのロータリー・クラブでも元国際ロータリー理事ー名の名前を委員会に出して対象に考慮してもらうことができます。
指名委員会は9月に会合して会長ノミニーとなるべきロータリアンを選択し、その名前はすべてのクラブに発表されます。どのロータリー・クラブも12月1日以前に追加候補を提出することができますが、これはそれから世 界のロータリー・クラブすべての1パーセント(約300クラブ)によって同意されなければなりません。もしそういう事態が起こったら、郵便による投票によって票決が行われます。もし追加候補がクラブから提出されなかったら、指名委員会の選択した人が会長ノミニーとして公示されます。その時点から、この特別のロータリアンとその配偶者は、1年以上を準備に費し、それからの1年を国際ロータリー会長として全世界のロータリアンに奉仕します。
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