民主党の小沢一郎代表は19日夜、鳩山由紀夫幹事長と東京都内で会談し、自らの資金管理団体を巡る政治資金規正法違反事件に関して「検察がどういう判断をしようと徹底して戦う」と述べ、逮捕された公設第1秘書の処分が決まる24日以降も代表を続投する意向を示唆した。
鳩山氏によると、小沢氏は「今回のあまりにもひどいやり方に対して戦う」と述べ、規正法違反による強制捜査への疑問を改めて強調。そのうえで「自分の身分に関して未練があるという話じゃない。しかしここで戦わなければ、政権を取っても同じことが続く」と述べた。【白戸圭一】
毎日新聞 2009年3月19日 22時45分