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重症拒否10回以上903件=「たらい回し」48回も−救急搬送調査

3月19日19時13分配信 時事通信


 総務省消防庁は19日、昨年1年間の救急搬送に関する実態調査結果をまとめた。重症患者が医療機関に10回以上、受け入れを断られたケースは903件で、前年より171件減少した。ただ、受け入れを48回断られたケースもあった。
 調査は(1)重症患者(2)妊産婦(3)15歳未満の小児(4)救命救急センターへの搬送−の4区分(重複あり)で、全国の消防本部を通じて行った。それによると、医療機関に受け入れを10回以上断られたケースは重症患者903件のほか、妊産婦で47件、小児で244件、救命救急センター搬送で1067件に上った。
 医療機関側の拒否理由は、「専門外」が最も多かった小児以外だと、医師不足などによる「処置困難」が最多だった。地域別では首都圏と近畿圏の大都市部での受け入れ拒否が目立つ。
 受け入れ拒否回数が最多だったのは、東京都内で吐血などの症状を訴えた40歳代の男性で、48回。受け入れ先が決まるまでに要した時間は、大阪府内の事例で3時間42分が最長だった。 

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最終更新:3月19日19時17分

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