会見の冒頭、石川氏は「多くの有権者、民主党の支持者の皆様に大変心配をおかけしたことをおわび申し上げる」と謝罪した上で、聴取予定が報道先行になったことを批判。次期衆院選への影響について「影響がないと言えばウソになる。これからも地道に仕事をしていくことが総選挙への対策だ」と話した。
聴取内容は、「進展中の案件で詳細をお話しすることは差し控えたい」と言及を避ける一方で、西松建設関連の2政治団体からの献金について「どの政治団体であれ、どの企業であれ、どういう形で寄付を用意したかは分からない」として西松建設の資金という認識はなかったとの主張を繰り返した。
また、逮捕された陸山会会計責任者の大久保隆規容疑者については「疑いは晴れると信じている」と述べた。【高山純二、横田愛、田中裕之】
[毎日新聞3月14日]