……
ついに、………私の原点、のきゅに出会った原点に、のきゅが帰ってくる。
この日が来るなんて、考えてはいたけど、あの日ののきゅは変わらず穏やかな笑顔だった。
忘れられない。
周りのコメンテーターから突っ込まれても笑顔で。
本当に素敵だった。
また、帰ってくる。
けど、思い出が失われてしまうようで、何だか悲しいし、苦しいし、切ない。。。
けど、旅立ちの春。
のきゅはどんな笑顔で、帰ってくるのだろう。
期待と不安で、
入り交じる。
もう、決まっているんだ、運命なんだから、仕方ないんだと。
あの頃の君が、私にウインクする。
忘れないで。
今の僕も、
その時の僕も、
今の僕だよ。
ありがとう。
と…
聞こえてくるんだ。
君の声が。
狂おしい、
君の甘い声が。
春風にのって、
届くんだ。
昨日は、ペン習字教室に行きました。一番早く行って、かなり驚かれてしまいましたが(笑)
今回はこないだ予約した無料体験学習をやることになっていたので、筆ペンをやらせてもらいました。
いつもやっている万年筆形のディスクペンでのペン習字では、太さや細さを気にせずに書けたんですが筆ペンは勝手が違う。ペンを持つ角度も違う。教材のやり方も違うので、先生に手解きしてもらいました。
昔の先生の時に何ヵ月かやっていたんですが、昔より、腕が鈍ってる？何年も書道を休んでいるので、中々思うようには書けませんでした。
情けない。ブランクを感じずにはいられませんでした。。。
けど、負けず嫌いの血が騒ぐのか、集中してがんばりました。
そのうちにびっくりしたことが。
そう、新しい出会い。
嬉しいことでした。
私が先生のお手伝いで外回りを頑張った地域から来てくれたのかな？
頑張ったかいがある。
新しい環境で、新しい友達と一緒に、頑張れたらいいね。
君たちの夢を応援しているよ(о＾∇＾о)
そして、……いよいよ別れの春がやってきた。
私は、君に甘えていたかったのかもしれない。
淋しいな。
けど、この別れはきっと、新しい出会いの風を吹かせてくれる。
君は涙を堪えて、笑ってくれていた。
私は、君を見上げたら、遠くに行ってしまうんじゃないか、って苦しくなった。
けど、君は、いつものように話し掛けてくれた。
君が初めて教室に来たとき、仲良くなれるか不安でたまらかなった。
とても明るい君なのに、先生と、お母さんとしか話さず……
そのうちみんなと仲良しになったよね。
暴れんぼうの子犬みたいに。
やればできる子。
みんな見ているよ。
私は君の背中が眩しすぎて中々話し掛けられなかったのを覚えてる。
いつしか大人になってしまった私にも、君は笑いかけてくれた。
いつの間に優しくなったの？
君は春風みたいだね。
うん、春風。
出会ってくれたこと、嬉しかった。
なのに突然君の涙。
私はわけも分からずに君に向かって言ったね
一緒に頑張ろ、って
それが、君に向けた、私からの最後のアドバイス。
ごめんね。
わかってあげられなかったよ……
でも君はすぐに笑顔を取り戻してくれた。
君の笑顔はいつも私を元気にしてくれた。
本当に、これで会えないわけじゃないもんね。
今はただ、大人に付いていかなくちゃいけない。
いつかまた帰ってこれるようになる。
君は泣いて大人になる。
君がそう教えてくれた。
春風のいたずら。
君はいつもタンポポみたいだった。
あったかくって、たくましくて。
周りを明るくしてくれた。
君がいない教室なんて、考えられないよ…………でもいつも思い出すからね。
みんなで撮った記念写真、大事にしてね。
残り少ない日々を、どうか大切に楽しんでね。
本当に、元気で、素敵なお嬢さんになってね。
ずっと応援してます。
見に行きたかったな。
でも見送れただけ嬉しかった。
教室を一緒に出て分かれ道、君は、ずっと手を振っていた。君の淋しそうな顔を、私は、、、ずっと忘れない。
大人に手を引かれて、手を振っていた可愛い君を。
悲しいけど、これが現実なんだ。
また会える。
きっと。
空はつながっているんだもん。
君との思い出は、ちゃんと残っている。
通えるかぎり、通い続ける。
思い出は、いつもまぶしくて………
きっとしばらくは君を探してしまいそう………
許してね。