(cache) 3回以上の搬送拒否1万4千件 重症患者、大都市周辺が深刻 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 3回以上の搬送拒否1万4千件  重症患者、大都市周辺が深刻

     総務省消防庁は19日、2008年の全国の救急搬送のうち、重症患者が医療機関から3回以上受け入れを拒否されたケースが全体の3・6%にあたる1万4732件に上ったとする調査結果を公表した。

     調査を始めた07年に比べ345件増加、最大で48回拒否された例もあった。搬送先が決まらず、現場で30分以上滞在するケースも1万6980件。大都市周辺が特に深刻で、消防庁は消防法を改正するなどし、受け入れ態勢の整備を急ぐ方針。

     10回以上拒否されたケースも903件あり、最も多かった理由が「処置困難」、次いで「ベッド満床」だった。

     また消防庁は、軽症患者を含めた妊婦や15歳未満の子どもの救急搬送についても調査。医療機関に3回以上、受け入れを拒否されたケースが妊婦では749件(4・6%)、子どもでは9146件(2・8%)あった。拒否理由で最も多く挙げられたのは妊婦が「処置困難」、子どもが「専門外」だった。

      【共同通信】
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