(cache) 私は高機能自閉症

我が家の子どもを紹介します

2009-03-19 21:53:26 | その他

我が家の子です。
インコの「ダルマインコ」という奴です。
更に分けると、2羽は違う種類らしいのですが、この2羽はとても仲良し。
というか、オスのチビの方が、猛アタックしてる。
今は5才になったけど、小さい頃はよく無精卵を産んでいた。
メスの方がいばってて、体もでかいから、体当たりで勝負してる。
でもオスの方は、私たち人間に興味があるくせに、怖がり。
だから抱っこも出来ない。
すぐ逃げる。
でもメスは反撃してくる割にすぐつかまるドン臭さ。
だから飛べないように羽根を切られる（と書くと、知らない人は、ビビルかもしれないけど、鳥を飼ってる人は分かるでしょう）。
飛べなくなったメスの方は、たまにオスに近寄ろうと頑張ってると、オスはあしらうかのように、サーっと飛んで行ってしまう。
この2羽は、巣作りに毎日励んでいる。
いくら下に敷いている新聞紙を取り替えても、すぐに丸めて巣を作る。
この写真は、本人たち必死で隠れているところを「み・た・な～～～～～！！」という感じでしょうか？
この子たち、人を認識しています。
パパが来ても知らん振りだけど、ママか私が近付くと、「出してくれ～～！！」と必死にアクロバットする。
その様子が、いかに必死かが伝わってくるのが面白い。
籠の上に置いてあるいつも扉を開けてあげる時に使うクリップを必死で突付いて「これだよ！！これで開けるんだよ！！」と訴えている。
この姿は涙ぐましくもあり、ママと私はついつい開けてあげる。
でもパパは「羽を切られる」「怒られる」と認識しているので、いくら近くにいても騒がない。
すごい！！

今日の外来報告は、明日です。
お楽しみに～～。
あとＯ里もだね。
かなりすごいです・・・。
まぁ、いつものことかも、でも薬替えられるほどでした。
以上。

コメント (0) | トラックバック (0) | goo

最後のＫセンター

2009-03-17 08:27:36 | 発達障害支援

手紙にＫセンターは、もういいです、今までありがとうございました、みたいな内容を書いた手紙を持って行った。
だってつまらないんだもん。
家から近いＯ里の日中一時を使ったほうが、一人で行けるし、通いやすいし、ヘルパーさんをつけなくていい分、移動支援時間に取れる。
だからＫセンターを絞って諦めたのだ。
毎年何回かある講座には行くけど。
昨日やったことだって、お絵描きと折り紙だけ。
しかも入った瞬間から、ヘルパーのＳさんと仲良くしゃべっていたのが、Ｋセンターの人たちに対して「近付かないでオーラ」になってしまったらしく（Ｓさんが言ってた）、職員は、私たちを放っておいて、みんなのことを見ていた。
なおさら、嫌な場所になってしまった。
でもＳさんとは楽しかったけど。
それに具合が悪くて吐いていた人もいて（その割にはその人ヘラヘラしてたけど）、そういうジタバタもあって、構っていられなかったのでは。
最後に「また来てね！！」と言われたときは罪悪感を感じたけど。

Ｓさんの都合で、23日の支援が出来なくなったと言う。
23日を他の人を入れようと事務所のほうも手配したらしいが、今の私を見れる人は限られていて、その人たちはみんな都合が悪く、急にキャンセルになった。
昨日聞かされて、受け入れたつもりだった。
「じゃあ、吉祥寺に寄ってこう！！」という話になって、Ｋセンターの後に吉祥寺に寄った。
駅に着くなり、ハイテンションになった。
走り出す。
それを捕まえて、お話しながらなだめられ、サーティワンのアイスクリームを購入。
滅多に食べない高級アイスクリームにご満悦。
アイスクリームを食べながら、井の頭公園へ向かう。
でも着いた頃には二人とも食べ終わっていた。
井の頭公園に着いた時「トイレ行っておこうか」と言われた。
「嫌だ！！」と強く反撃。
今思えば、その時から怪しい傾向が・・・。
公園内をずっと歩いていた。
天気も良く気持ちよかった。
池があった。
でも前にＭさんに「池に入っていいのはカモだけです！！」と言われていたので、「この池でボートに乗るカップルは別れるんだよねぇ」とか話していた。
水辺が近くにあった。
でも柵を越えなければ見れないので、柵から乗り出すようにして見ていると「向こう側に行けば、もっと近くで見れるから、ここは柵を越えてはダメですよ」と言われた。
そして向こう側に行き、水の中に入っていきそうになると、Ｓさんに後ろから引っ張られた。
でも押さえつけながらの体勢で見ようと思っていた。
でもよく見えない。
更に前のめりになると、Ｓさんはこれは大変と思い出し、急にグイグイ引っ張る。それと同時に、人が沢山集まってきて「危ない！！」と言って、騒ぎ出す。
騒ぎ出されるともうダメだ。
私もパニックになってしまい、大声を上げて暴れた。
Ｓさんは通行人の人に「カバンから薬を出して下さい」と言っている。
薬を口の中に入れられた。
でもここじゃ危ないからと、どこか端へ寄せられたそうだ。
痙攣して突っ張っていた体も、徐々にほぐれていっているのに、通行人は気が気でないらしく、沢山の人に「大丈夫ですか？」と聞かれたらしい。
段々収まってきたので、安心していると、鐘が鳴り、アナウンスの声がけたたましく鳴り響いた。
そこで再度発作。
また薬を飲まされたけど、かれこれ1時間半はそこにいたので、誰かが警察を呼んだらしく「養護学校の生徒さんですか？先生ですか？パニック発作ですか？」とかもう色々聞かれているのは気付いていた。
でも何も話せる状態じゃないし、薬でグッタリしていた。
Ｓさんは、事務所と対処法を連絡しあっていた。
長引いているので、事務所が病院に電話したらしい。
「とにかく騒がないように。様子観察していれば、元に戻ります」との指示があったそうだ。
Ｓさんも、こういう状態の他の子に慣れているので、私の場合では初めてだったけど、周りの人が「救急車呼んだほうがいいんじゃじゃい？」とか大騒ぎするので、男手を借りて、近くの交番に入れられたらしい。
しばらくＳさんに抱っこされてて、気付いたら17時近かった。
交番の方にも「余り騒がないで下さい」と言ったら「あんたのがプロだから、任せるよ」と言われたらしい。
振り返ると、23日の急遽キャンセルが、やっぱり受け入れられなかったのではないか？ということ。
それを無理に我慢していたから、爆発してしまった。
でもそのキャンセルになった理由も、Ｓさんの身内の不幸で、どうしようもないことは分かっていたから、気持ちのやり場がなかったんだと思う。
彼から言われたこと。
「吉祥寺ですか・・・」

今からＯ里のショートステイに行って来ます。

コメント (0) | トラックバック (0) | goo

ヤッターマン

2009-03-17 08:08:00 | 彼

はっきり言って「やばい路線」
だって胸の谷間とか映ってるんですけど。
となりでにやけてる彼。
会場は子供づれの家族ばかりで、こんなやばいシーンがあって、教育的にどうだろう？とは思ったけど、当時の小さい頃の私はヤッターマンを面白く見ていた。
多分見ている目線が違うんだと思う。
大人はラブシーンとか、バージンロードとか、キャッ！！と見てしまうけど、子どもはおっぱいマシーンとかち○んことか、そういう言葉を好むから、喜びの声が上がっていた。
ボヤッキー役がはまってました。
でも若い女の子は、やはり桜井翔くんが目当てでしょ。
彼は「あんなのはどうでもいい」と言っていて、前から言っている深田恭子が目当てで、パンフレットまで買ってたんですけど！！
でもヤッターマンのプリクラも撮れて幸せ。
それでも私には理解できないシーンもあり、（過去だの未来だの、憑依だのというところ）彼から随分説明してもらったけど分からず、彼も説明するのを諦めた。
多分子どもも理解で来ていないと思う。

映画の前に、ドンキに寄った。
彼にプレゼントされた時計を、いつでもどこでもはめていってるのだけど、Ｏ里とかトランポリンとかするでしょ。
そういう時、この間も服が破れたし、時計が壊れたらパニックになると思ったから、すごく安いので自分で買った。
これは壊れてもどうでもいい時計と割り切った。
その割りに、使用の仕方が難しかった。
ホームセンターにも行き、私はアンパンマンのパズルを買うか買わないか、かなり迷った。
値段的には500円くらい。
それでも迷ってしまう。
彼はどうせすぐ失くすからやめれば、という。
私は諦めきれずに。昨日結局ママに買いに行ってもらった。
久しぶりだからテンション上がりすぎて、ガソリンスタンドで、ガクンとなった。
でも彼が給油から戻ってきたら、元に戻った。
もうしばらく本を買うのはやめる。
図書館で充分だから。
ＤＶＤも山ほどあるし。
彼はとても優しかった。
だけど私は知らない間に、やっぱり回りから見て、変なことをしているらしい。
エレベーターが来ると、真っ先に乗る。
でもなんとなくだけど、並んでいる人がいたそうだ。
そういうのは暗黙の了解で、先に待っていた人が先に入るとか、自分が乗ったらすぐに閉めるボタンを押さないで、他に乗ってくる人がいないか確認するとか（これからはエレベーターガールはやめる）降りる人が先だとか、いっぱいありすぎる、世間のルールは。
他にも代車車に乗って走らないとか、はしごに登らないとか、お店じゃないところで、他店のことを話題にしないとか、本当に学ぶことが沢山で、めまぐるしかた。
彼とか他の人は普通にやってるんだなぁ。
彼は「見りゃ分かるだろ」とか「小さい頃教わらなかった？」とか言うけど、多分親は言っていたんだと思うけど、理解できていなかったんだろうな。
それでも彼は、普通に社会常識を教えてくれた。
純粋に学ぶことが出来た。
「見てて恥ずかしくなるよ」とも言われた。
それでも彼は愛してくれているというから、私も愛しちゃう。

コメント (0) | トラックバック (0) | goo

自立支援法にだまされた！？

2009-03-15 08:48:48 | 病気

私の市では、短期入所が3000円が上限と、普通の1/10くらいである。
それで3000円だからどどん入れちゃおうと思っていた。
そして届いた請求書。
目の玉が飛び出た。
16000円ですか？？？
なんで上限3000円なのに・・・と明細書を見ると、食事代、光熱費にほとんど金額が行ってしまっていた。
唖然とした。
移動支援の方だって、入場料だなんだかんだで、月15000円はしてる。
パパは手助けしてやるぞ、と言ってるけど、絶対に親の手は借りない。
自分の障害者年金の範囲内で遣り繰りするしかない。
今まで出費のなかった3万円をどうするか？
もう貯金は出来ないかもしれない。
それに夏になったら、この上、日中一時支援も加わる。
どうしよう・・・。
どうしよう、と考えながら眠りに就き、朝になってママに話してみたら「好きなことをして払うお金なんだからいいんじゃないの？」と。
確かに好きなことだけど。
上限が普通の人たち、10倍の人たちはどうするんだろう？
それこそ、短期入所なんて受けられないかもしれない。
この苦情を、今日デートの彼にぶつけてみようと思う。
彼はきっとうんざりかもしれないけど、いつも聞いてはくれるから。
それで私も安心してるから。
だって今日は、彼の見たいと言っていた「ヤッターマン」を見るんだもん。
これからお化粧タイムです。
あと、オークションの方は、全部落札されてました。
そっちの出費も・・・。

コメント (2) | トラックバック (0) | goo

「自閉っ子は必ず成長する」

2009-03-14 18:06:54 | 自分のこと

一日中、本を読んでいた。
この「自閉っ子は必ず成長する」を。
結構細かい字なので、読むのに時間がかかるけど、ものすごく共感するところがある。
本の内容は、働いている成人男女のことで、私は働くどころではないので、働くという観点からすれば、ちょっとずれるのだけど、自閉症としての特徴とかはものすごくピッタリしてて、うんうんと頷ける。
この手の、当事者の発言は、結構ためになるのだけど、私には思わぬ所へも作用してしまった。
「フラッシュバック」が激しくなっている。
パニックが収まってきたら、我慢する力がついたためか、フラッシュバックになるのだ。
それが周りへと影響を及ぼす。
私は20年ぶり近くに、突然高校の担任だった先生に手紙を出して驚かせてしまった。
手紙をもらった担任教師は、まず「自閉症」であるという受け入れが出来ないらしい。
現役教師でさえ、自閉症といえば、知的障害を伴っているのでは？
これだけ文章が書けているのに、どうして自閉症？
という反応だった。

そういえば、Ｓ先生と今週、こんな話をした。
「アスペルガーと高機能自閉症は同じだって言う人が多いけど、私は違うと思う。アスペルガーの人は、コミュニケーションが下手だけど、高機能自閉症の人は、その上更に生活スキルにも問題があるし、いくら言語は大丈夫と言っても、アスペルガーの人にはかなわないし、言語でのやり取りになったら、絶対に言いくるめられて負けてしまう」と私が言ったら、Ｓ先生は「私もそう思う。どっちかっていうと、高機能自閉症の人の方が、重く感じられる」と言っていた。
意見が一致して嬉しかった。
私は本当はアスペルガーになるらしい。
それは医学上で、3歳未満に初語があったからだ。
でもママは言い返すかもしれないけど、その初語って全然意味のない言葉で、要求的なものではない。
テレビの真似だったり、歌手の歌の真似だったり。
Ｋ先生も「医学上で定義してしまえば、アスペルガーとなるのだが、今までの経験から、ゆこたんは限りなく高機能自閉症に近い」と言っていた。
でもはっきりさせられないから「どっちも似たようなものです」と曖昧にされてきた。
でも今週、Ｓ先生は「高機能自閉症」と言ったようなものだった。
心理学では「高機能自閉症」に入るらしい。
その辺は難しいけど、白黒はっきりさせたい私は、ちゃんと言って欲しかった。

また、ネットオークションに手を出した。
上限が5000円だからと安心していたけど、それは1品が5000円までというだけで、合計金額については設定がないらしく、私は1本1500円のＤＶＤを4本入札した。
これで済んでるだけ、まだいい。
しかも1500円と見せかけて、梱包代1000円と、送料などがかかり、実際はすごい金額になっていることに後から気付いた。
こういうのも、先が読めない私がしでかしてしまうことだ。
彼が欲しがっていた「僕の生きる道」はすごく安く出品されていたので、入札しようか迷ったけど、彼はいつも「中古は嫌だ」と言っていた言葉を思い出し、そのＤＶＤは、ノークレーム・ノーリターンで、と書いてあったので、8本にして3000円というのはきっとボロボロかもしれない、それは彼の心が読めたから買わなかった。
案の定、後から「出来れば、中古は嫌だな」とメールが来て「そういうと思ったから、入札してないよ」と返事を送った。
ママも自分のものは自分で買っていいけど、彼のものまで勝手に買う必要はないと言っていた。
人には人の好みがあるから、ありがた迷惑があるのだと言う。
ふーん、そうなのか。
その割には、ママは私が「これ、おいしい」と言ったものは、ずっと買い続ける。
ドロリッチとか、常に冷蔵庫に3本はある。
一度ものすごく喜ぶと、また喜ぶと思っているらしい。
私は「もうそんなに買ってこなくていいよ」と言っているのだけど、3本は欠かせないらしい。
1本が200円近くする高いものなのに。
今日も、出掛けた帰りに「肉まん買って来たよ」と言うので「買って来てって言ってないじゃん！！」と怒った。
今でも冷えた肉まんが残っている。
結構「ゆこたんの喜ぶ顔が見たいから」と言って、いろいろしてくれる人はいる。
嬉しい時もある。
だけど「しつこいよ！！」って思う時もある。
Ｏ里でも、何かといえば「ゆこたんの喜ぶ顔が見たいから」と言う。
だから演じてしまう。
楽しくもないのに、楽しいふりをしてしまう。
結局、窮地に立たされ、私は追い詰められて、泣き出して、相手は何がなんだか分からないみたいで、「義務みたいに感じた」と言ったら、やっと、気付いてくれたみたい。
例えば、折り紙が好きと言う。
確かに最初は楽しくやっている。
でも時間になっても抜け出せられなかったり、完成させなくちゃ、というプレッシャーに耐え切れなくなる。
そしてその後、思いもかけない行動＝大声を上げて走り回る　とか　に出て、意味が分からないと言われる。

本に「ありのままの自分でいいんだよ」という言葉は禁句だと書いてあった。
ありのままでは、何も生活体験を学ばず、ジコチューで生きてしまう。
しかも自閉脳だから、素直に受け取るから、本当にありのままに生きてしまうんだとか。

あ、私は、話がよく飛びます。
彼からも、何度指摘されたことか。
「それ、どこまで遡ったの？」とか。
「どこへ飛んだの？」とか。
私は話したいことが沢山あるのだけど、まとめることが出来ないから、思い立った順に話をするから、あっちゃこっちゃ行ってしまう。
彼は疲れるらしい。
話に付き合うだけで。
だからＫ先生も、お話制限時間を作るのかな。
それは「ゆこたんが疲れてしまうから」と言っていたけど、本当はＫ先生が疲れるのだろうか？

コメント (0) | トラックバック (0) | goo

一人で図書館へ

2009-03-13 20:07:07 | 自分のこと

図書館と言っても、駅前までだけど。
2週間前に借りてから、返却日が近付いていた。
でも指定の返却日は雨が降りそうで、ママが「今日行ったほうがいいよ」と言うので、残りの2冊を朝から読み続け、お昼頃、図書館へ向かった。
家のカギを閉め、自転車を出した時「あ！外出前のトイレ！！」と思い出し、振り出し戻る。
これでＯＫと思ったけど、一人の外出は心細く、思ったことを歌にしながら、自転車をこぐ。
「あ～めにな～らなければ～いいな～～♪」とか。
そしてとりあえず返却し、予約してあった本を受け取り、他に読みたい本を借りたら、限度の20冊を越えていたらしく、「あと2冊減らさないと・・・」みたいなことを言われて、それまで借りたのとそこにあった本、全部カウンターに並べて、どの2冊を省こうか悩んでたら「あ！！」と何か言いたげだった。
困るようなことをしただろうか？
散々悩んで、2冊を選んで減らし、帰り道も歌を歌いながら、自転車で帰ってきた。
昼ごはんの前や、入浴前も「トイレだった！！」と口にしては確認行為。
それでもちゃんとトイレに行ってても、漏らしてしまうと、すごく罪なことをしているみたいで、自分を責める。
なんだか合格ラインは週に3回までとか設定が低いのに、宿題帳の空白にシールが貼られないことの恐怖がただものではなく、強迫神経症なみ。
あくまでも毎回トイレに行かなくちゃいけないわけではない。
設定ラインも低いし、Ｓ先生としては「おむつを濡らす回数が減ってくれればいい」と言っている。
でも元来の完璧主義、黒か白かハッキリさせるところが出てきて、多分この壁を壊してしまったら、全然頑張らないんだと思う。
支援先や病院でも、いい子にしている。
でもこの壁を破ったら・・・。
怖い。
自分が怖い。
中途半端に出来ない自分が怖い。
病棟のケースワーカーさんにも言われた。
「ストレスを小出しに出来るといいんだけど」と。
小出しにするってどういうこと？
Ｓ先生に聞いても「分からない」と言う。
今日も4月のケアＫのプランを決めていた。
15時間きっかりになるように、何時に何をしてどこに行ってと綿密に計画立て、行き先に電話をして、料金や定休日の確認をする。
6月の短期入所も入れていいと許可を得ていたので、Ｏ里にも電話した。
主任の人と交渉した。
大丈夫、許可は得てるし、カレンダーに予定を全部書いて、Ｋ先生に見せるだけ。
完璧なはず。
ビクビクして生きている。
うまくいっているはずなんだけど。
22時にはちゃんと寝ないと。

コメント (0) | トラックバック (0) | goo

診察・心理

2009-03-12 20:26:24 | 病院

病院側は、私が外来に来てくれるか、ハラハラしていたらしい。
でも私は心境変化を遂げて、もう立ち直っていて、前向きになっていたし、Ｓ先生からの手紙に「病院に着いたら、まずいつものように受付をして、Ｉさんのいる看護師さんのところへ行って下さい。あとは看護師さんが対応してくれます」と書いてあったので、バスの中で再確認し、その通りに行った。
待ち構えていたようにＩさんが窓口にいて、トイレに連れて行ってもらう。
「本当に看護師さんたちで話し合いしたの？」
「したよ～～。これからどうやっていけば、ゆこたんにとっていいのか、すごく話し合ったよ」
と教えてくれた。
私はＳ先生が前もって、手紙と言う形で早い段階でお知らせしてくれたので、今日、こうやって余裕を持って行けたのだ。
でもお知らせをもらう前に書いた自分の気持ちの手紙を渡すか迷ったけど、気持ちは伝えていかなくちゃと思って、Ｋ先生、Ｓ先生両方に同じ文章で渡した。

Ｓ先生の心理面接は、外来で行うことになった。
11時5分前になった時、大きなカードを持ってＩさんが私の所へ来た。
①トイレへ行きましたか？
②落ち着いて立っていられる状態ですか？（あとで、立っていられるから、座っていられるに変更）
③落ち着いてお話できますか？
この3条件がクリアーしないと、Ｓ先生は外来に来ないそうだ。
3条件がずっとクリアーできずに、処置室で休む状態が続いたら、しばらくは心理面接はなしだそうだ。
でも今日は、昨日も書いたけど、髪の毛は時間がないのに頑張って結んで行ったし、超キュートな、彼とのデートでしか着ないような服を着ていった効果があったのか、お上品に待てていて、落ち着いて話せていたし、トイレも済ませていた。
「これからいつも11時5分前になったら、この確認をします。そしていつも8番の面接室で行います。条件がクリアーできたので、呼びますね」と言って、Ｓ先生が現れるまで8番診察室で待たされた。
いつもと違う環境。
いつもだったら戸惑うかもしれないけど、今日は冷静に、机の上のキーボードとかマウスが邪魔だったので、端によけたりして、整理して待っていた。
「よく来てくれましてね」とＳ先生。
「今日はいっぱい話したいことあるんだけど、落ち着いて話す。だから順番に話を進めていく」と自分で言って、一つ一つこなしていった。
トイレの課題は、アスペの会で「間に合わないと思ったから、緊急事態で職員トイレを借りた」という行為がすごく感動的だとＳ先生は言っていた。
「連れて行ってもらったんでもいいの。この間に合わないと思ったってとこが、いいのよ」と褒めてくれた。
日記には、心の変化が現れていた。
自分でなんとかしなくちゃと思って、手紙を書いて、アスペの会に参加して帰ってきたらＳ先生から手紙が来てて、ひどく落ち込んで、彼に相談しても、自分には良い反応ではなくて（結果的には良かった）寝逃げしたりしたけど、自分と向き合って、まず私は突っ走るところがあるから、とても危険性を伴っていること、そういうことで奇異な目でみられること、でも私には私の世界観があり、捉え方の違いによって生ずる除外だったり、わがままとされることは、フラッシュバックにつながってしまうこと、いけないことに対しても、普通の人が当然分かっているだろうと説明を省いてしまうために私は分からず、理解していないから、同じような過ちを繰り返してしまうこと、だから分かりやすい言葉でちゃんと説明して欲しいこと、などを話した。
アスペの会で、ミーティングに参加できないことを悩んでいることも話したら「集中しちゃうと離れられないのは、分かっていたよね」と言われた。
「でも遅れて集団の中に入っていくのはもっと怖いんだよ」と説明した。
Ｓ先生は新たに発見したことが多かったらしく、色々メモしていた。
車を止めたことも、Ｋ先生は最初は「警察の人にはちゃんと説明しておいたので大丈夫ですよ」と言われたので、自分が起こした事故を、ものすごく軽く考えていたけど、先週の面接で「人が死んでたかもしれない」と言われて初めて、自分のやってしまったことの重大さに気付いた、と話したら「分かってなかったんだ・・・」と驚いた様子だった。
「さんすうで計算が出来るとかじゃなくて、道徳を学ばなければいけないんだ」という発言も「そうなのよ！！」と言ってくれた。
あの手紙でフラッシュバックを起こしてしまうのはどうしてかも聞かれた。
「拒絶された」「迷惑者だ」と言われてる気持ちになったけど、Ｋさんの助言で、病院側も必死に他の患者さんや私のことも考えての上での対策だから、私が全て悪いわけじゃないという助言をもらっていたから、今安心して受け入れられてることも話した。
「お母さんには色んなことお話できてるの？」と言われて「なんか親は私が良くなってると思い込んでるから、自分に不利なことは余計話せなくなっちゃったるよ」と言うと「ここで面接してることも、不利なことなの？」と言われて、頷いた。
「だから、入院って時に、そんなことがあったんですか！！っていつも驚かれるのね」
「でも話したら、話したで、すごく心配性になって、私が出かけてるときは気が気じゃないみたいだし、夫婦喧嘩も増えて、いいことないの」と言うと「そうなんだ・・・。お母さん心配性なんだね」と言われた。
「知的障害のある自閉症や、発達障害の本を読んでて、自傷行為とか、本からなんて学んだことないのに、全てが一致してたり、車に飛び込む行為とか同じで怖くなった。自閉症の人の体験談は、為になるときもあるけど、似すぎてて怖いときもある」と言うと「本を読んで自傷行為を真似してるなんて思ってないよ。勿論偶然でしょ。でもそういう本は、感化されることがあるから、刺激が強いようだったら読むのをやめること」と言われた。
飴は2個だったけど、1個食べ終わったら、ちゃんと次に移った。
「違う場所での面接だったのに、よく落ち着いて面接が出来て、私は嬉しいです」とＳ先生が言ってくれた。

お弁当を食べ、Ｋ先生の面接対策を自分で練った。
話すべきことを箇条書きにして、優先順位の高いもの順にメモして、外来待合室へ行った。

13時ぴったりにＫ先生が、折り紙に苦闘している私に、トントンと呼びかけた。
「今折り紙折ってるの」と言うと「じゃあ、折り終わってからでいいよ」と言われたけど、難関なことは分かっていたから「先生、私、この折り紙続けてると、面接始まらないから、一端やめるね」と言って、診察室に入って行った。
手紙を見せたら、ものすごい発見をしたらしく、「この手紙、外来の看護師さんにも読んでもらっていい？」と言われた。
あとで看護師さんに「あの手紙、何日もかかって書いたんでしょ？」と言われたけど「ううん、30分くらいかな」と言ったら、驚かれた。
Ｔ先生の講演があるけど、よく考えて行くのをやめることにした、と話すと「前だったら出来なかったよね。成長したね」と言ってくれた。
「私は限界が分からないので、毎月スケジュールを前もってＫ先生に知らせて、ダメなことは従うことにしました」と言った。
日中一時のことも、短期入所との違いを話し、8月の手帳更新手続きの時に一緒にやってもいいですか？と言ったら「予定を入れすぎたら、僕はダメと言うかもしれないけど、従いますか？」と言われて「必ず守る」と言った。
ならば8月に申請してもいいそうだ。
私は8月以降、Ｏ里の作業に時々行くことになる。
でもＫセンターの方は、自分で手を広げるのはやめると言って、市民講座のみにすることを話したら「それでいいと思います」と。
トランポリンが大好きなことが分かったと話すと「疲れませんか？（2時間飛び続けたことで）危険のない範囲でやってください。必ずどこまでなら安全な行動か確認を取って下さい。個別対応になってしまうのは、きっと危ないことをしているからだと思いますよ」と言われた。
「私は危ないことがよく分からない。先が読めない。トランポリンから落ちて体ぶつけても、笑って起き上がってきて続けてる。どうしたらいいですか？」と聞いたら「経験ですね」と言われた。
子どもと同じ、経験して、あれは危ないんだと学ぶしかない、人から注意されてもダメなんだ、と言われた。
だからミーティングに入るのも、タイミングを掴むのは自分自身で、ここまでやったらやめましょうと人から言われてもダメなんだそうだ。
あと一つだけ話すことが残っていた。
「プールは私は大丈夫ですか？」
この一言を言ったら、ちょっと微笑みながら「今日は沢山話したので、ここまでです。プールの話は来週ね」と言われた。
面接が終わってから、Ｋ先生は机の横の予約表を出す機械と格闘していた。
「壊したの？」と聞くと「壊れたんです！！！ゆこたんが壊したんじゃないから、大丈夫ですよ」と言うから「やっぱり壊したんだ！！」と言ったら、あくまでも「壊れたんです！！僕が直します」と言っている。
なんか面白かった。

で、いつも戸惑う番号の書かれた紙のこと。
「2枚出てくるのは書いてあるから分かるけど、1枚は袋に入れるでしょ。でももう1枚はどうするか、書いてないんだもん、分からないからいつも捨ててる」と言ったらＩさんが受付の様子を見に行ってくれた。
確かに「2枚出てきます」と書いてあるから、それは分かる。
でもあとのことは、文字と絵の説明になっていて、私は絵だけ見ているから分からなかったのだ。
説明文には、もう1枚の扱い方が書いてあるけど、私は絵が真っ先に目に入るので、分からないでいた。
「この書き方は、迷う人もいるかもね。苦情受付として扱います」と言ってくれた。
会計までの間、Ｉさんの息子さんに「椿」の折り紙のバッチを作ってあげるんだ！！しかも新幹線のシール付きで！！と意気込んでいたわりには、自分ひとりで完成できず、Ｉさんと奮闘。
かなりの時間、折ってました。
Ｉさんに「時間を決めよう。14：30まで」と決められたけど、やはり人から決められると納得いかず、でも違う看護師さんに見てもらったら、あっけなく折ってくれた。
今までの苦労は・・・。
手裏剣も折るつもりだったけど、それまで時間がかかりすぎて、Ｉさんは私にかかりっきりなのを感じていたから、「手裏剣は保育園の先生に聞いておくよ」の言葉に納得して帰った。

話は違うけど、障害者の親の立場って・・・。
今まで親は私のことをひた隠しにしていた。
その行為に、私は世間に出ると恥ずかしいんだ、と言われてる気分で、腹が立った。
だけど、この間、ママと話していたら「高機能自閉症って言って、全て分かる人がいると思う？変な情報ばかり回ってしまって、陰口叩かれたり、気を使われたりするのが目に見えているよね。だから、聞かれない限り話さないのよ」と言われた。
実際聞いてこないほうが多いらしい。
だから変にこっちから「実は家の娘はね・・・」なんて話さないほうがいいんだと言っていた。
理解してから、その話題について、腹が立ったりはしない。

昨日の夜も寝ぼけあり。
過食行動に走ったのだが、本人うろ覚え。
起きてから「なんで私の部屋、味噌ラーメン臭いの！！」と怒鳴ったら、昨日のことが分かってきた。
さすがにＫ先生も考えてくれ、寝ぼけて起きてきたら、ジプレキサを飲ませるようにするそうだ。
家でもＯ里でも。
折角痩せてきてるのに、夜中の過食って、しかも朦朧状態でなんて・・・。

コメント (0) | トラックバック (0) | goo

だまされてない・・・よね？

2009-03-11 19:36:28 | 自分のこと

ゆうちょ銀行へ行った。
いつもの顔なじみの銀行。
でもＡＴＭを修理中で使えず、直接窓口へと言われた。
引き落とし、入金は、暗証番号と金額を書くだけで、あとはやってくれた。
毎月やっている細かくくずすのも「新札がいいな・・・」と言ったら、素晴しく、50枚以上ある札束全部新札にしてくれた。
ところが・・・。
何か新しい制度が出来たらしい。
ゆうちょ銀行独自でやってるもので、引き落としをするとポイントがたまって、お金に換金してくれるとか。
私は障害者年金のみの収入で、その障害者年金もゆうちょ銀行から引き落としてることを話すと、入会手続きみたいなのをされた。
障害者だから、年会費もいらないと言う。
とにかく入っていて損はないと言われた。
印鑑と身分証明が必要だと言われたから、「すぐ取ってくる！！」と言って、ダッシュで家まで行き、1分としないうちに、印鑑と障害者手帳を持っていった。
所得欄や、家の建築年数など色々聞かれたけど、適当に答え、お兄さんがほとんど書いてくれた。
私は名前と暗証番号を書くのみだった。
「以上で手続きは完了しました。1ヶ月ほどで、カードが自宅に届くと思います」と言われて、コシヒカリ1キロをもらって、得した気分で帰ってきた。
けど・・・これって大丈夫なんでしょうか？
親にも話さずに、勝手に身分証明や印鑑を持ち出し、登録しちゃったんですけど。
窓口での手続きだから、大丈夫だとは思うんだけど。
やっぱり親に相談してから、そういうことはすべき？
親は「なんだか分からないけど、大丈夫かねぇ」と言っていた。
説明なんて全然理解できないし。

小学生の時に習ってたもの、なんか大きなものを忘れてる気がしたけど、思い出した！！
人生初に習い事をした「お琴」
忘れちゃいかんよ。
小1～高2まで続けてて、助教授の資格も持ってるじゃん。
それに合わせて、三味線も。
そこで親は「礼儀」というものを身に付けさせたかったらしいが、全然身についてません。
唯一、正座が楽にできることくらいかな。
ピアノやエレクトーンもやってたじゃん。
肝心なのを忘れるなんて。

明日は診察日。
対策を練った。
自分を見失って暴れてしまっても、心の片隅に引っかかってくれればと、おしゃれな格好で行く。
注射できないような格好で。
つまり暴れられないし、脱げないし、注射もできない。
これで自粛することが出来たら。
髪の毛もちょっと凝って結んでいこうかな。
お化粧まではしないけど、心構えで変わるかもしれないじゃん。
それをさらりと普通にやってのけよう。

コメント (7) | トラックバック (0) | goo

時間の有効な使い方

2009-03-11 10:21:01 | 自分のこと

今まで沢山のスケジュールを詰め込み、勿論こなせないこともあり、わーーーー！！っとなっていた。
でも時間があると、まず何をして、次に何をして、と段取りを組むことが出来る。
そして順番にこなしていく度に、快感に変わる。
疲れている今は、レベルの高い挑戦的なことはやめることにした。
例えば、3/28にＴ先生のワークショップが五反田であると言う。
アスペの会で聞いて、真っ先に「行くーーー！！」と言ったけど、Ｋさんに「ゆこたんは、Ｋ先生の承諾を得てから」と言われた。
なんで私だけ？って思ったけど、よーーーーく考えてみた。
一人で五反田まで行ける？
その日は、Ｋさんは行かれないと言っているよ。
何かあっても、助けてくれる人は余りいないよ。
スケジュール的には、前後に何も入っていないし、大丈夫なんだけど、行くのをやめることにした。
Ｔ先生のワークショップは貴重だけど、心理みたいに周りに迷惑をかけてしまうことも考えた。
五反田まで行くこと事態、負荷がかかるのに、ワークショップで学べる余裕はないだろう。
きっとまた、落ち込んで帰ってくるし、落ち込めば帰れなくなってしまうかも知れない。
そしたらもっともっと落ち込む。
そんなことが予想されていながら、行くべきではない。
そう判断した。
今までだったら、何も考えず、なに？ワークショップ？行くに決まってるじゃん、って感じだったのに、自分を冷静に見つめて、欠席することなんて出来なかった。
自分にご褒美。
今日はこれから、ゆうちょ銀行で、お金を降ろし、使い道での袋分けの作業、Ｏ里のショートステイの準備、彼とのデートの準備、そして借りすぎてしまった本の読破、ヤッターマンの時刻を聞く、色々あるなぁ・・・。
でも今までの時間、Ｋ先生、Ｓ先生へのお手紙、Ｋセンターに4月からはもう行かないと決めたことのセンター長さんへの手紙は書いた。
一つ一つこなしていくこと。
焦らない。
でも22：00には必ず寝る。
飛ばしすぎないこと。
2月で学んだもん。
毎日のように予定を入れて、よだれダラダラになり、考えもまとまらなくなってしまった自分を。
そしてＫ先生から、最終警告まで受けてしまい、私は立ち直ったよ～～！！
とか言いつつ、きっとまた奈落の底へ落ちる時も来るでしょう。
人生山あり谷あり。
そうやって成長していくんだ。
毎月のお金のやりくりや、支援の組み方も、今まで自分ひとりでは出来なかった。
段々できることが増えていることに着眼すれば、勇気もわいてくる。
たまに飴とムチのムチの方を浴びると、しょげるけど、でも私は必ず立ち直ることが出来る。
さぁ、今日も忙しいのだ。

コメント (0) | トラックバック (0) | goo

スポーツセンター

2009-03-10 20:41:50 | 発達障害支援

すごいね、ここの閲覧数も一日で4桁になりました。
みなさん、読んでくれてありがとうございます。

今日は、多摩障害者スポーツセンターに行って来ました。
なんかこういう名称、どこまで発言していいのか分からず、昨日書いてしまったので、もう公表。
別に悪い場所じゃないし、むしろ勧めたいし。
ケアＫのＳさんと行って来た。
今月はＳさんの支援が3つ入っている。
Ｓさんは、ＪＲを使うのが苦手だと言っていた通り、特別快速の待ち合わせになった時、「国立止まるかなぁ」とソワソワしてしまった。
国立は特別快速は止まりません。
アスペの会の人へのプチ情報です。
国立駅から歩いていくと、そう、Ｈ大学がある。
入学手続きという看板が出てる。
手続きにしては、騒々しい。
お祭りみたいになっている。
そう、私は知っている。
この時期、サークルの勧誘がすごいのを。
でも知らない振りをして、「なんだろうね」と言うと「ここ通ってる人、みんな頭いいからねぇ。別世界なんだよ」と言う。
歩いて20分とネットで情報を得ていた。
先月予定を立てたときは分からなかったけど、今日のプログラムは、全部がギリギリに進む。
利用証の再発行、お昼ご飯、着替え、全てを30分くらいでやらなければならなかった。
Ｓさんは「大丈夫だよ」と言っていたけど、内心焦っていたらしい。
言わずと知れど、二人とも急ぎ足。
「間に合うよね」と励ましあいながら、通りの観察もしながら、春の暖かい日差しを浴びながら急ぐ、急ぐ。
着いてすぐ再発行、お昼ご飯と向かう。
ピューロランドの時のように、今度はハヤシライスを頼んだ。
400円。
安い。
Ｓさんに「カレー系統、好きでしょ」と言われた。
そういえば、ピューロランドの時は、エビフライ付きのカレーライスを頼んでいた。
Ｏ里のように一口で「はい、おいて～」とスプーンを取り上げられなくても食べられるのは何故だろう？
でも相変わらず、駆け込んで食べる割には、遅いのだけど。
それはレクの時間があったため、二人とも時間を見ながら急いでいたのもあるかもしれない。
レクは「ユニカール」というものだった。
毎週火曜日にやっているので、全くの初心者は、私たちともう一人くらいだった。
今日のレク参加者は、高齢の人が多く、障害別では身体の人が目立っていた。
名札をつけているスタッフの中に、10名くらいやけに若い人がいるなぁとは思っていたけど、実際に自己紹介されてビックリ。
中学校の実地体験だとか。
今は科目の中に、老人ホームや、障害者の施設へ実習というのがあるらしいから。
私は初心者のグループに入った。
重さ2キロの鉛の塊を滑らせて、的に当てるというオリンピックの競技にあるようなものだった。
でも私のグループに入った「ユニカール協会」から来たベテランのおばちゃんはすごい！！
見るからに障害があるのが分かる車イスに乗っている人には、超甘い。
レーンから外れても、ポイッと中に入れて「まぁ、ありとしましょう」と言う割には、私が投げると「違うでしょ！！」と怒鳴る。
「ボーリングみたいなものか」と言った時も「違います！！」と厳しく言う。
すかさずＳさんが「私たち、全く知らないので、優しく教えて下さい」と言ってくれた。
そして陰で、おばちゃんの悪口を散々言った。
だって私たち二人には「元気な人は、玉を拾いに行く！！」とまで言うんだよ。
確かに元気ですよ。
でも障害者として利用してるんだし、全く知らない競技に初心者として初めて参加してるんだから、その上から目線はないでしょう。
でも中学生は、私のチームには男の子が入ったのだけど、いいポジションに玉があったのに、力余ってスコーン！！とはじいてしまった。
すかさずおばちゃん「力任せの競技じゃないです！！」
Ｓさんと「あの男の子、ボーリングすごそうだよね」と言っていた。
ストライクとか、かっとばすだろう。
この競技は、振り子の原理を利用して、どのくらいの力を入れれば、どこまで滑るか、そして、相手を倒すにはどこを目標にするか、どこに当てちゃいけないか、など、力ではない、頭を使う競技だった。
苦手です・・・。
未だにルールを理解していない。
しかもおばちゃんが、車椅子の人には甘いから、特別ルールとか作るから、迷ってしまう。
「今のポイントじゃないよね？」っていうのがいっぱいあった。
でも最後のまとめになると「みなさん、これは出来たか、出来なかったかじゃありません。楽しければいいんです」
あんたが楽しんでるのを邪魔したんでは？
でも個人的には、好きだったけど。
駅から歩いてきて、すぐにご飯食べたから、汗がすごかったのに、このゆったりしたスポーツで汗も冷めてしまい、逆に寒いくらいだった。
コツを掴んだ頃、終了になった。
トイレは一度も成功しなかったけど、それでパニックにはならなかった。
大吸収のパッドを当ててたし、不快ではなかった。
その代わり、替えの洋服を沢山持って行っていたので、荷物がやたら多かった。
だって汗かくと思ったんだもん。
それに今日は、やたらと暑かった。
春が来て～～。
ちょっと体育館の横の部屋に寄って見た。
監視員の人がついていて、バーベルや自転車こぎやバルーンなど色々置いてあった。
重りのついたバンベルを持ってみた。
10キロはきつい。
監視員の男性に「これ持ってみて！！」と言ったら、よいしょ！！と持ち上げた。
「米俵だ！！」と言ったら「その表現すごいね」と言われた。
急いで支度すれば、送迎バスに乗れることに気付き、あせあせ支度した。
気づいた時には、また、ハンドタオルをなくしていた。
どこでなくしたんだろう？
気に入ってたんだけどな。
駅に着くと「バスのお陰で早く着いたからどこか行こう」と言ったら「いいよ」と言ってくれた。
コーヒーショップみたいなのを選ぶと思ってたらしいが、本屋さんへ直行。
信号無視で走り出し、「そうだった」とばかりに腕を組まれた。
でも本屋さんでダッシュ。
結局、自分から出てきて「疲れたから、帰る」と電車に乗った。
事務所のほうから、今は私は具合が悪く、疲れていてよだれも止まらなくて、予定も詰め込みすぎているので、余裕を持った対応を、と言われているらしい。
はっきりそう口にしたわけではないけど、それらしきことは言っていた。
先月も今月も、15時間メイいっぱい入れているらしい。
そのことに今日、気付いた。

彼が優しかった。
今日は休日です、彼。
「電話していい？」と聞いたら「いいよ」と。
ハートマークまでついてて、どうした？彼？とちょっとこそばゆい感じ。
その理由は、このブログを読んで、私の心境の変化を知ったかららしい。
でもその割には、私の前向きな考えに対して、ぼそっと「でもＯＴセンターは、もう二度と行けなくなったんだよね」
つまり言いたいのは、もう二度と心理室には行けないんじゃない？ってこと。
「ひどいよー！！」って言いたかったけど、"o(-_-;*) ウゥム…と考えてしまった。
「でも一日頑張れたんだから、認めて欲しかったな」と言うと「そんな日がずっと続いてたんじゃない？もう少し様子を見ましょうって。でも限界だったんじゃない？」と。
そんな言葉も今なら受け止められる。
今日の支援のＳさんも言ってた。
生理前は誰かに当たったり、イライラしたりしてしまうと。
なんだ、同じなんだって思った。
程度の差はあるけど。
Ｓさんは、今日、花粉症の薬を飲んできたって言ってたから、人それぞれなんだなと思った。
Ｓさんだって花粉症で薬を飲む。
私もイライラの限界の時は、ジプレキサを飲む。
彼に対してイライラする時もある。
彼に「生理前のゆこたんは、怖い」と言われたが・・・。
Ｋさんからも「Ｓ先生は見放したわけではない。ゆこたんが叫べば、隣にいる人に迷惑かけるのは事実で、でも、迷惑かけたことをゆこたんが悩んでしまう、両者のことを考えての対策だから、これからもＳ先生と試行錯誤しながらやっていけばいいのでは？Ｓ先生は、決してゆこたんがわざと暴れたりしているのではないと、見抜いている証拠だよ」という意見をもらった。
ちゃんと外来行こう。
彼には茶化されたと思おう。
現にブログ読んで「5桁の暗算の人がねぇ・・・でも書道7段は分かる気がする」みたいに言われた。
その場にいたら、ぷぅと膨れていたかも。
私は沢山の人に支えられてます。

彼はやっぱりヤッターマンが見たいと。
「調べといて」と言われた。
はいはい、調べますよ。
彼の目的は、なんだと思います？
ドロンジョ役の「深田恭子」さんです・・・。
どんなに嫉妬しても、歳でかなわないので、私もフカキョンのドロンジョ役を楽しんできます。

コメント (0) | トラックバック (0) | goo

こんな経験ありますか？

2009-03-09 16:59:15 | 自分のこと

今日、私は強い薬を飲んだ割りに眠れなくて、疲れていた。
そしたらやってきた！睡魔が。
15時頃、本を読んでいたら、もうダメだ・・・という位の睡魔が。
集中的に1時間位寝た。
うたた寝ってやつですね。
でも疲れがひどいのか、ものすごく深い眠りに入っているのに、体がビクッ！ってなって、口の中とか噛んじゃうの。
口内炎になりそうなくらい。
それで一瞬起きるんだけど、また寝ちゃう。
体がビクッ！ってなる時もある。
人間地震みたいな。
そんな揺れを起こしながら、1時間寝たら、頭がクリアー。
でも外は、もう薄暗くなっています。
昼夜逆転はやだけど、眠れて良かった。
これから活動か～～？？

コメント (0) | トラックバック (0) | goo

不眠

2009-03-09 13:36:09 | 自分のこと

頓服のジプレキサを飲んで、ここに書き込んだから眠れるカナと思っていたら、眠りに就いたのは3時頃でしょうか？
でも5時には起きてしまった。
目がシバシバする。
でもちゃんと朝食を食べ、昼食を食べ、残りの時間は読書をして体を休ませた。
どうしてだろう？
夜になると、考え方が全て悪い方へ行ってしまう。
彼は何事もなかったかのように、普通のメールが来て、回数も同じで、内容も変わらず、特に心配している様子もなし。
さっきトイレへ行ったら、生理前の前兆があった。
やっぱりか！！
なんとなく、腰も重いし。
Ｓ先生の言葉は、受け止めてる。
愛情も感じる。
見捨てられてるんじゃないってことも分かってる。
でも何か心配事とかあると、Ｓ先生の手紙を思い出し、やっぱり私は周りと違うんだって思っちゃう。
でもＳ先生とのノートに書いた。
「いつか心理室で落ち着いて面接できるようになることが目標です」と。
落ちたら這い上がるしかない。
支援先だって、断られた所はない。
自分の勝手な思い込みで、自分をどんどん追い詰める。
今支援を受けている知的障害の施設は、今までの精神障害とは違う所が沢山。
まず、歯磨きを自分でしているだけで感動される。
「一人で出来るの。偉いねぇ」と。
自慢げになって、隅々まで磨いたりする。
お風呂の時も、絵カードを見ながら一人で洗えるようになると「進歩したねぇ。絵カード作った甲斐があるよ」と言われると、次回からも進んで絵カードで頑張ったりする。
人は褒められればやっぱり嬉しい。
やる気も出る。
知的障害の施設は、小さなことの発見をしてくれて、とにかく褒め殺し。
何か出来なくても「そんなこともあるよ」と全然気にしない。
（でも親への連絡帳にはちくられます）
でも、ダメなことは、どんなに暴れようと、泣き叫ぼうと「ダメです」と一貫している。
時と場合によって、言うことが違うと私たちは困ってしまうから。
そういう面で、知的障害者の施設が、私には合っているんだろう。
小3のさんすうのドリルをやっていて「そんな難しいのやってるの？」と言われたときはビックリしたけど。
毎日いつでも風船の絵を描く人。
紙いっぱい風船で埋める。
頭の中は風船だらけなんだろうな、メルヘンだなぁ・・・って思う。
反省文の文章を変えなくてはいけないかな。
今思うと、ちょっと生意気。
結局は言い訳になっている気がする。

明日は、多摩障害者スポーツセンターにケアＫの人と行って、レクに参加してきます。
ジャージにコートで行きます。
着替えに時間がかかるため、短縮版です。
馴染みのあるＳさんの支援です。
何故か最近Ｓさんの支援が多いのは、Ｓさんが私を気に入ってくれた？
私もＳさん好きだし。
ちなみにＳさんというのは、ピューロランドに同行してくれた人ね。

コメント (0) | トラックバック (0) | goo

やっぱり

2009-03-08 22:43:56 | 自分のこと

ジプレキサを飲んで寝逃げしようと思い、でも最後に彼にメールをと思って送信したら「なにもないよ。ゴロゴロしてただけ」
こんなこったろーとは思ってたけど。
安心したから眠れるだろうと思ってたのに、ベッドに入るなり、フラッシュバックの嵐。
ベッドに入ったら絶対に起きない、というのが自分の中の鉄則だったけど、お腹や胃は痛いし、気持ち悪いし、やっぱりどこかに捌け口がないとと思って、起き上がった。
もう今日は眠れなくてもいいや。
相談することは大切とＫさんは言っていたけど、相談しても返答がないと、不安は倍増する。
どんな厳しい意見でも返して欲しい。
というわりには、怒られるのはダメなんだけど。
Ｓ先生から手紙が来てから、とても不安定。
受け入れようとは思っている。
自分が悪いんだから。
でも「実際にゆこたんが騒いだりしたからです」とかいう文章は、受け入れよう、先生の言うことは必ず守らなくちゃ、と思うたびにフラッシュバックとなり、なんであなたは迷惑ばかりかけるの！！という言葉が響いてくる。
さっきは、高校生だけど、ベッドに入ったら、小学生に遡った。
小学生の私は、飛びぬけて勉強の出来る子だった。
塾も2つ掛け持ちして、毎週日曜日は試験があり、木曜日に順位の書かれた成績表が速達で送られてくる。
試験をしている間は、親は勉強会である。
親が勉強してきた内容を1週間かけて、教えるのだ。
子どもなのに12時過ぎまで。
私は2科選択だったので、国語と算数を徹底的に学んだ。
負けず嫌いの両親に育てられ、2位では褒めてもらえない。
なにがなんでも1位じゃなきゃいけないんだ。
成績表も全部Ａでないと許してもらえない。
特進コースで一番上のクラスに入り、テストで満点を取らないと「暗闇説教」というのがあった。
電気を消されて、一人ずつ呼び出されて、間違えた数だけ木刀でお尻を殴られる。
トイレでお尻を確認すると、青あざが出来ていた。
面白いのが、6年生の修学旅行で、日光へ行ったとき、お土産で真っ先に選んだのが「木刀」
しかも班長だった私は、班長会で、先生の話をどう取り違えたのか、その時来ていた台風10号で「私たちはこれから食べ物もなくなる。おやつだけが頼りになる。おやつは大事に食べないと死んでしまうかもしれない」とマジメに班の人に伝えて、泣き出す人もいた。
（そんなのありえない）
帰りはいつも終電。
酔っ払いのおじさんだらけだ。
塾の他に、英会話、スイミング、珠算、習字、あとなんだろう・・・とにかく沢山通い、遊んでる場合ではなかった。
どれも教室のトップで、珠算は1級だし、習字は7段だし、代表で大会にも出た。
横田基地に4年生にして1泊した。
暗算は5桁をやっていた。
学校で、習字で金賞を取っても、クラスで一人私立に受かっても、全然褒めてくれる担任ではなかった。
勉強はどうでもいい、生活体験だ、と言って、クラスでうさぎやアヒルを飼っていた先生だったから。
紀宮さまがいる学校を第一志望とし、学力判定でもＡと出ていて、合格間違いなしだったけど、落とし穴があった。
「面接」
まず「お父さんの趣味はなんですか？」と聞かれた。
頭が真っ白になった。
パパのことなんて何も知らない。
なんて答えたかは分からない。
でも一番の決定打は、親の学歴だった。
紀宮様の学年に近いこともあり、親の学歴はかなり重視されたようだ。
実際にテスト問題は、ほぼ百点だった。
落ちた時、親の前では絶対に泣かない私が、電車の中で泣いた。
第二志望の学校に行くことになった。
中学では、規則を厳密に守った。
毎年生活委員をやり、抜き打ちで服装検査を買って出た。
膝上30ｃｍのスカート丈も守ったし、前髪は眉より上もきちんと守った。
成績も優秀だった。
そんなだから、先輩に良い意味でも悪い意味でも目を付けられた。
リンチされたこともある。
高校に入り、1年生になりたての頃、訓練合宿というのがあった。
歩き方、前へならえの瞬間、みんなに瞬時も動かず合わせる事、団体での生活。
訓練合宿が終わって、登校しようとしたら、急に吐き気に襲われた。
頑張って途中の駅まで行っては「もう無理・・・」と言って、迎えに来てもらった。
そんなことを繰り返してたら、パパが車に無理矢理私を乗せ、学校に連れて行こうとして、ショックの余り気絶した。
そこでこれは大変だと、大きな病院の内科や神経内科、耳鼻科、小児神経科、ドクターショッピング。
でも不登校は続き、小児精神科に初めて入院した。
そこには同じような症状を持った子どもが沢山いた。
仲間が出来た。
でも暴れると、ベッド柵に紐でしばられた。
主治医は当時28歳。
今思えば、恐ろしく若い。
高校生なので、付属の養護学校の通級学級がなく、地元の学校に通うしかなかった。
入院しても登校を拒んだ。
ママが迎えに来て、登校することになった。
ママは4時に家を出ていたそうだ。
でも休日は学校がない日。
遊べる日。
保育士さんや看護師さんと、料理をしたり、体育と言って、体育館で体操の先生と遊んだり。
でもその病院は、女子病棟だったので、摂食障害が半数で、食べ吐きが普通で、リストカットも普通で、みんな「またやっちゃった」と自然に言っていた。
だから私もその手段を覚えた。
他の男子病棟に遊びに行っては、お話したり。
今思えば、思春期だねぇ。
過食が原因で、自殺した人もいる。
その子とは仲が良くて、沢山文通をして、タンスの引き出しにしまってある。
読んだら思い出して泣いてしまう。
その病院で、友達を亡くしたのは3人。
10代にして、友達を3人亡くすショックは大きい。
でもその病院の運動会とか行事があっても「ゆこたんは学校でしょ」と入れてくれなかったのが悲しかった。
当時は「精神分裂病」と言われていた。
15歳から毎日欠かさず、薬を飲む生活をしている。
薬を飲まないと、チックが起きる。
手が思うように動かなくて、頑張って力を入れると、ビクッと頭の中まで振動が起きる。
痙攣のゆっくりなやつみたいなの。
今は飲まないでいると鬱になる。
結局出した回答。
月経前症候群だ。
生理前の不安定で、いつもは気にならないことが、どうしてここまでもってくらい、悪い方へ考えてしまう。
一端収まっても、違う形で現れる。
体もほてっている。
彼が休みの日なんだからゆっくり休ませてくれよ・・・と言いたい気持ちも分かる。
でも私は今日1日耐えた。
でも音信普通に耐えられなくて、2通だけ送った。
でも反応がなかった。
何かあったのか？？
嫌われたのか？
考えは巡りに巡って、過去の自分にまで遡り、Ｓ先生の手紙に過敏に反応してしまった。
疲れる。
こんなんで10日、障害者スポーツセンターに行けるのか？（ケアＫの人と）
彼は私のことを「天然（ボケ）」というが、彼も負けずに天然だと思う。

コメント (12) | トラックバック (0) | goo

私は何をするべき？

2009-03-08 20:56:36 | 自分のこと

しなくちゃいけないこと、出来るようにならなくちゃいけないことが沢山ある。
生活面での基礎である、食事、排泄、清潔、そういったこいとも満足に出来ない。
社会に出れば、他の人と違った行動を取り、変な目で見られたり、怒られたり、除外されたりする。
私だってみんなのように出来ればって、ずっとずっと思ってる。
思って生きてきた。
でもどうしても土壇場に来ると、大騒ぎしてしまったり、怒鳴ってしまったり、迷惑な行動を取ってしまう。
「どうして普通に出来ないの？」
そんなことはずっと言われ続けてきた。
「お願いだから人と同じことをして」
同じように振舞う努力はした。
勉強も頑張った。
でも落ち着きのなさ、思い立ったらすぐに行動してしまう、先が読めない、自分の世界に入ってしまう、そして怒られる、どんどん自己評価が下がり、ついには鬱病だと言われる。
自殺を図らないように監視される。
境界性人格障害だとも言われて、あぁいう人とはやっていけないよね、と更に友達との関係のやりにくさに拍車をかける。
ほら来た、フラッシュバック。
私は高校生に戻ってしまった。
教室に入れない。
みんなと一緒に授業が受けられない。
「教室に入れない奴には試験を受ける資格がない」
保健室でも受けさせてくれない。
学校がやだ。
でも大学に行かない奴は落ちこぼれ。
世間体が立たない。
大学。
また学校に行かなければならない。
学校が終わったら就職だ。
みんなと合わせられない私は、就職先さえない。
バイトをしても、変な目で見られる。
もう働くのも嫌だ。
行き着いた所は、やはり精神病院だった。
居心地良かった。
青春時代真っ只中、2年も3年も同じ病院に入院させられた。
今では考えられない、保護室に2人入れられて、カギを閉められた。
1日に7回お尻に注射は当たり前で「北斗七星が出来た」といつも言っていた。
決まった時間に食堂に並んで行き、決まった時間に寝る。
そんな生活、当たり前だと思ってた。
レコ大も紅白も見れず、曜日の感覚なく、部屋の下から入れられる食事を受け取り、窓の隙間からコップに水をもらい、それで口を注ぐ。
それが囚人の生活に似ているなんてことも知らなかった。
ベゲタミンＡは、囚人の私たちからは「赤玉」と恐れられ、誰かさんが電気ショック療法を受けてバカになったらしい、と情報を得る。
次は自分か、と怖がる。
そんな生活だもん、社会性なんて身につかない。
世間を知らないのだから。
それが長引き、30代に入った。
人生に終止符をつけようと、ダイビング。
不成功に終わり、腰椎圧迫骨折、両足骨折、左手骨折。
両親は「恥さらしだ」と救急車も呼んでくれなかった。
今の病院に来て「入院は長くて3ヶ月です」という言葉に衝撃。
3年はありえても、3ヶ月の入院なんてしたことない。
体の自由がない私は、老人が沢山いる部屋に入れられた。
今まで若者の病院しか経験なかった私は、老人の取る様々な行動に驚かされた。
そして入院しながらでも、散歩があるんだって知った。
そうして今の病院に馴染んで行っている。
今の病院で発達障害だと分かった。
児童精神科の経験豊かな先生だったから、発見できた。
今はその先生は他の病院に移ってしまった。
初めて言われた発達障害という言葉は、知的障害と言われている気分だった。
でも症状が顕著であり、今まで「集団に合わせる事」にずっとずっと頑張ってきたのに「個性を生かしていきましょう」と言われても、じゃあ勝手にやっていいんですか？って思った。
でも安心した。
私は生まれながらの障害であり、もう治らないから、この障害を受け止めて、障害に向き合って、生活しやすくしていきましょう、と言われてほっとした。
それからは、自閉症の施設などの見学に行くようになり、今は精神障害、知的障害、発達障害全部兼ね合わせたようにして生きてる。
はぁ、ここに書くことで、フラッシュバックから抜け出せた。
よく言われる。
「自伝、書きなよ」
やる気になれば、本当に書き出してしまいそうだけど、きっと寝食忘れて書くことに没頭しそうだから、やめておく。
それにどこの病院にいたかばれたら、きっと違法で捕まる。

私が取り乱す時。
彼から連絡がない時。
でも後になって「携帯がなくなった」とか「寝てた」とか、おとぼけな言葉で力が抜けていく。
きっと今回もそんなであろう。
何事もありませんように。

私は書くことで冷静になることもある。
もうジプレキサを加えて寝逃げしよう。

コメント (0) | トラックバック (0) | goo

大変なことになったらしい・・・

2009-03-08 11:05:18 | 病院

昨日はアスペの会。
先週のように、半覚醒状態ではなく、到着する前に折り紙の本を買って行き、折り紙も持参して挑んだ。
着いてすぐは、一番乗りだったみたいで、誰もいなくて、まだ準備の出来ていないお部屋で、一人で床に座って折り紙を折っていた。
折っている間に、メンバーがぞくぞくと現れた。
でも私は折り紙の「さくら」に夢中。
でも途中から、この「さくら」には、折り紙が5枚必要なことが判明。
Ｋさんに「ピンクの折り紙下さい」と言っても、折り紙を持ち合わせていなかったらしい。
「じゃあ、さくらじゃなくて、風車ってことにしよう」と自分を納得させるための必死の妥協案。
Ｋさんは褒めてくれた。
「風車」を折っていると、いつもの学生さんがそばに来てくれた。
「どうして先週はお休みだったの？」
「講演っていうのがあってね、お休みだったの」
「国からお小遣いが出るんだよね」
「～～給付金ってやつのことかな？」
「臨床心理士になれたの？」
「いや、まだ」
「落ちたのか」
「ううん、試験が10月からなの」
「それまで何してるの？」
「何かしら働かなくちゃなぁとは思ってるんだけどね・・」
あとでこの会話を両親にそのまま話したら、ハラハラすると言われた。
自由時間はずっと折り紙を折っていた。
指輪作りに夢中になり、色んな人に作ってあげたけど、大抵捨てられていた。
今回のミーティングも折り紙が途中で終わらなくて、参加できなかった。
それはいけないことだと思う。
みんなちゃんとやっていることを一端終わらせて、ミーテングに参加しているのに、私には途中で終わらせることが難しい。
でも自分なりに区切りをつけている。
ここまで終わったら参加しようとか。
でも途中から参加すると、みんなの圧力に負けて、結局参加できなくなってしまう。
ミーティングみたいな集団の場所は、最初からさり気なく参加しなくてはならない。
でもグループミーティングは最初から参加した。
その時も折り紙を作っていて、ギリギリ間に合ったのだけど。
テーマは「リラックスできること」
それはもう前にやったじゃん！！
でも「新しく来てる人もいるから」と言われるけど「そういう人はＨＰ見れば、内容が載ってるじゃん！！」とものすごく不服。
「同じテーマで話し合ったって、意味ないじゃん！！同じこと何度も話すの？？せっかくミーティングに出てるんだから、意味のある話し合いにして欲しい」と言った。
それでも強行突破するいつもの司会ではないＩさんに、もう文句を言うのをやめて、その辺にあった紙をビリビリ破り始めた。
ついにボス登場。（Ｋさんです・・・）
紙を破る行為に文句も言わず「この中に入れてね。片付けが楽だから」とボックスを差し出してくれた。
そして急遽、お役立ちグループも、前からいるメンバーと新メンバーに分かれて話し合いをすることになった。
私はいつものＫさんが司会になって安心した。
そして前と同じ発言を繰り返すＩさんに対し「もうその話は聞いたよ！！分かってるよ！！」と怒鳴ってしまった。
Ｉさんはビクリとした様子だった。
でもそこはベテランのＫさんがうまくまとめてくれた。
私の話し合いたかった「自立について」のテーマも取り上げてくれたし、Ｉさんのことも労わってあげてくれた。
「Ｉさんにもすごくいい所あるよね」と。
私は怒鳴ってしまったことに対して気にしていたので、ＩさんをＫさんが褒めてくれてすごく安心した。
これでＩさんも気が静まるかなって。
グループミーティングはＫさんがまとめてくれて、私も沢山発言して、すっきりした。
でも荷物置き場でたまたま出くわした私が怒鳴ってしまったＩさんに「もしかして傷付いた？」と聞いたら「はい」と言うので「ごめんなさい」と言った。
アスペの会には、同じ話を繰り返す人って多いよね。
普段は別に気にならないんだけど、ミーティングでは過敏になってしまった。
すぐにおやつになった。
私はそれまでの時間、ずっと「お腹空いた～～」とぼやいていた。
お昼ごはんが10：30だったから。
それにお部屋でご飯を食べてもいいとは聞いていない。
でも食べている人がいた。
だから「私も何か買いに行く」と言ったら、Ｋさんに「飴あげるから、おやつまで我慢しましょう」と飴をもらっていた。
待ちに待ったおやつの時間。
ハイエナのようになって、どの皿にしていいか選ぶ。
私はいつも出遅れ型だったので、初めて最初から選ぶことも出来、更にジュースを飲むことも出来た！！
いつもは、余ってしまったお茶だった。
掃除をしている間、スタッフのＩさんとトイレに入った。
メンバーが利用できるトイレが埋まっていたので、緊急事態で職員トイレに入った。
私は小学生の頃から「職員トイレ」という存在がすごく特殊なものに思えていた。
きっと何かあるに違いない。
入ってみたら、普通のトイレより綺麗だった。
装飾品とかもきらびやかだった。
やっぱり違う！！って思った。
ＫさんがＫ先生に書いてくれたノートには、良いことばかり書いてあった。

家に帰ると、パパが「おい、Ｓ先生から手紙来てるぞ」と言う。
えっ？？？？
宿題の紙は足りてるよね。
何かの告知？
ドキドキしながらも平成を装って、食事し、自分の部屋に入って、封筒を開封した。
正に告知でした・・・。
内容は、心理室で面接すると、私のパニックになった時の騒ぐ音や声で隣りの面接室の人に迷惑をかけてしまうため、これからは精神科外来診察室で面接を行います。
これは、Ｓ先生一人では、私が騒いだ時に対応しきれないからです。
職員一同、スムーズに動けるやり方を相談した結果です。
つまり「もう心理室には来るな」ということです。
よりにもよって、その日の朝、私は反省文を書き、自分なりにパニックの分析をして、どう対応して欲しいか、そして私の考え方の違いによって誤解を招きやすいことをつづり、ほっとした後のことだった。
しかもそのＳ先生からの手紙は、3/5に書かれている。
つまり前回の診察日だ。
前回はスムーズに帰れたよね？
どうしてもっとゆっくり評価してくれないの？
やってしまった過去は、やっぱり消えないんだ。
どんなに反省しても「あの時、危ないことしたでしょ」になってしまうんだ。
だったら振り返っても意味がないの？
変わろうとしても、悪い所ばかり見られてしまうの？
彼に相談しても「迷惑者と認識されたなら、何故、心を入れ替えて見返してやろうという気持ちになれないの？」と来て、仕事に疲れているのか、すぐに寝てしまったので、相談する相手もなく、昨日はお笑いの番組を見て、気持ちを和らげ、薬を飲んで寝逃げした。
今朝は、両親が出かけてくれた。
今日こそは彼と電話できると思っていた。
昨日（勝手に）「電話しようね」と言っていたし、今日になったら、昨日よりは少し気持ちが楽になっていたので、話してもネチネチしないと思って「14時頃お話できますか？」とメールしたら「その頃は、きっと寝てます」
||||||||||||||(*￣ロ￣)ガーン||||||||||||||||
ちゃんと一日待ったのに。
自分からかけると言ってるのに。
彼にとっては小さなことかもしれないけど、私には人生を左右させるくらいの衝撃だったんだけど。
だってＳ先生から手紙が来ることなんてないよ。
これがＫ先生だったら、もっと衝撃は大きいけど。
ケアＫの人からメールが来た。
「Ｋ先生は、ゆこたんのことをとても心配してましたよ」とあった。
うん、外来でも、その心配さ加減は伝わってきたもん。
今日はお風呂の日だから、半身浴とかして、お風呂でまったりしよう。
彼のストレス発散方は、シャワーを浴びることとか言ってたな。
お風呂とかで綺麗になることは、ストレス発散になる。
それに私はお風呂に浸かりながら、心の整理をする。
あの人の言ってたあの言葉の意味は？とか。
それが寝る前にも起こってしまうから、中々寝付けない。
でも一端ベッドに入ったら、動かないことを自分の中の鉄則としているので、うまいアイデアが浮かんだりしても、メモったりしない。
そして翌朝には、あのテンションの盛り上がりに反して、そうでもないアイデアになっている。
忘れていることもある。

コメント (8) | トラックバック (0) | goo