昨夜早速買って読んだ マンガではなく文字なので非常に難しいのが欠点だとまず言いたいが著者はマンガ人ではないので仕方ないだろう
さて第一に今はGNPが使われないのを君らは知っていただろうが? GNPとはガンバレ日産パルサーの略ではなくgross national product 国民総生産の事である 最近はこれではなくGDP gross domestic product 国内総生産がよくニュースだろう なんとなく聞いたことがあることがあるけどなによるかなにか意味が今ひとつわからなかった人も多いだろうがこの本の最初の方に書いてある 他にもGNIというのもあり一つ頭がよくなった つまり著者が言いたいのはGDPだけでは本当の経済強さは計れず外国からの利息や還元金を含むGDP+GNI(≒GNP)で考えて更に自国の通貨力(通貨高)による購買力(輸入力と言っている)をが真のチャンピオンだと言っているがこれは製品販売力(輸出力)に力を入れている貿易国である韓国への真っ向から否定する内容で腹が立つ
この本の内容をまとめると日本が勝ち組で韓国アメリカイギリスドイツのような一流国も今後は危ないと言うことだが全く持ってけしからん考えだと言わざるを得ない 僕が望んでいる評論はもっと韓国が今後どのようにするべきかという具体的な指針であり恐らくそれはこの本を購入しているはずの韓国の関係者だって同様の思いだろう(他にもスペインやアイスランドのような二流国のことも書いてあったが省略する)
三橋氏が言いたいのはGDPの値やそれぞれのデーターを個別に見るのではなく全体の流れで見て更になぜこういう値になったのかその他のデーターと関連しているデータとを付き合わせて分析して掘り下げただけだが僕だってこれぐらい経済大学を出ていたらできたはずにあるが今までこのような当たり前の分析をした経済評論が今まで無かったことに日本の評論界やマスコミ界のレベルの低さを表すだろう
だがさすがに経済学者の限界を見たので論破させていただく
三橋氏は日本は対外債権をいるし債務も内債だから問題ないと言うが債権は利息を払ってもらって更にもときんを返してもらった初めて意味があるのだ 三橋氏は債務は踏み倒される可能性を全く考えていない全くお花畑だということがわかった 日本国内であるなら土地を担保にしたり逃げても捕獲して取り立てる事も可能で実際に僕も取り立てを受けて大変な想いをしたけども外国相手なら土地を担保もないし踏み倒されてもなにもできないからだ
世界一の債務国と言うがそれは一歩間違えたら対日踏み倒し合意が世界中で合意されて世界の意思で対日踏み倒しされる可能性があると言うこと ただでさえアジアから孤立している日本が金がらみで世界から妬まれて仲間はずれにされる可能性を三橋氏はわからないのをだろうか これを防ぐにはそのような事をさせない力の担保を確保するべきで今はアメリカとの軍事同盟だがアメリカは冷泉崩壊後のクリントンの対日経済政策でもしているようなわかるように信用できない となると経済力があり技術力があり国際発言力がある仲間を作るべきであるもちろん地理的に近ければ近いほどよくだろう それなら同盟だけではなく同じ経済圏にもなれるメリットがある そのような国がどこかもう少し冷静に考えてみて欲しい
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