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生活
江別市立病院 来月から分娩再開(03/19 09:24、03/19 11:10更新)【江別】江別市立病院(梶井直文院長)は、二〇〇七年一月から休止していた産科の分娩(ぶんべん)を四月から再開する。道によると、産科医不足の中で、出産再開にこぎつける病院は全道でも珍しいという。 ハイリスクな分娩に備え、産科医を周産期母子医療センターなど地域の拠点病院に集約する動きの中、同病院の産科は三人いた常勤医が相次いで去り、分娩を扱えなくなっていた。 分娩再開を目指して昨年十月、短期勤務制度に応じた育児中の女性医師を採用。派遣の医師五人とで外来診療を行っていた。さらに、出産手当の増額など医師の待遇を向上させてこのほど二人目の常勤医を確保、この医師を中心とするチームで閉鎖していた産科病棟(四十二床)を「女性センター」として再開し、分娩も扱うことになった。 同病院は常勤医が五人もいる小児科との連携が強みで、藤田政典事務長は「年四百件の出産を扱った以前の水準を目指す」と話している。 |
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