提案者:maru 様
参考になるサイトの紹介、またブログのコメント欄にもネタになる情報などがある場合があるので、それらを集約しておく所です。
参考になるサイト
3月15日のTBS「サンデーモーニング」で、カルデロン一家の件について、
中央大学の目加田説子教授のコメントはこうでした。
「あの、最初に他人名義のパスポートで入国したってことは悪いことだと
思うんですけど、もう17年経ってる訳ですよね。で、今になって13歳の、
日本で生まれたノリコさんと両親を引き裂くような判断をしなければ
いけないのか。なんかすごくこう、閉ざされた国という感じがしますよね。
更に国連の自由権規約委員会というところが、オーストラリアで全く同様の
ケースがあった時に、一家が長期にわたって家族生活を営んでいた場合には
それを保護しなければいけないっていう判断を下しているんですよね。
それが今、国際スタンダードになりつつある中で、やはり日本はどこか、
今申し上げたように、閉ざされているというか、遅れていると感じる」
3月13日のテレ朝「報道ステーション」では 中央大学文学部の山田昌広教授が
「違法であったにしろ、日本を選んで来てくれたんですね。アメリカでもなく
スペインでもなく日本がいいと思って来てくれて、いいと思って暮らしていて、
特に迷惑もかけていない。やっぱりそういう日本を選んで住んでくれている
人を大事にしている姿勢を見せたいですよね、日本人としてね。」と。
3月9日のTBSのニュースでは、神奈川大学の阿部浩己教授が
「非正規滞在であったとしても、家族生活が長期化すれば、家族生活は
保護しなくてはならないという考え方に立っています。自由権規約は、
国際社会の中で守られるべき人権のルールを定めた最も大切な条約のひとつ。
この条約には日本も入っている」と。
中央大学は法学部が司法試験に強いことで昔から有名でしたが一体どうなっているのでしょうか。
連投すみません (共通一次世代)
2009-03-18 18:11:01
ネットで検索してみると「オーストラリアの件」というのは
「インドネシア人一家」の事例だそうです。
① インドネシア国籍の男女が1985年および1987年にそれぞれ、一時滞在ビザ
または学生ビザでそれぞれオーストラリアに入国した。(正規入国である)
②しかし、ビザの有効期間が終了した後も不法に滞在しつづけた。
③同地で知り合った二人は同棲関係に入り、1988年に息子が産まれた。
④息子はオーストラリアで出生し、かつ、同地における滞在期間が10年を超えた
ことから、1998年にオーストラリア国内法にしたがって、オーストラリア国籍を
取得した。
(当時は、不法滞在者の子でも、豪州で生まれて10年間居住すれば、
豪州国籍が与えられていた。その後この制度は撤廃)
⑤息子の国籍取得の翌日、この夫婦は、彼らが中国系であることおよび
キリスト教徒であることから、インドネシアにおいて迫害のおそれがあるとして、
オーストラリアに保護ビザの申請をおこなった。
⑥しかし、オーストラリア政府は、この夫婦に対して保護ビザの発給をすぐには
認めなかった。
(オーストラリア国籍を取得している息子の親としてビザが取得可能だったが、
それには国外に居なければ申請できず、しかも数年間待たねばならなかった。 )
※「オーストラリアにおける退去強制制度ー国内制度とその事例」より
ttp://www.lib.yamagata-u.ac.jp/kiyou/kiyous/kiyous-36-2/image/kiyous-36-2-001to021.pdf
この事例とカルデロン一家は全然違うような気がします。
カルデロン夫婦は「不法入国(それも偽造パスポート)」「不法滞在」
「不法就労(母親は逮捕により失職)」の三つを犯しています。
また、娘が小学五年生の時に母親が逮捕。その後、裁判による引き伸ばし作戦で
日本に居座り、特別在留許可を得ようとしていたのですよね。
一括りで「国際スタンダード」として考えるべきものではないと思います。
マスコミは偏った情報の垂れ流しを、大学教授などの「似非有識者の口」を
使って行っていると思います。