中断していた日本脳炎の予防接種、3〜6歳の子どもを対象に再開される見通し
中断していた日本脳炎予防接種が、3〜6歳の子どもを対象に再開される見通しであることがわかった。
日本脳炎予防接種をめぐっては、接種を受けた子どもが脳に重篤な障害を負ったことから、4年前から中断されていて、厚労省の検討会で対策について議論されてきた。
こうした中、安全性が高いとされる細胞培養法で開発された新しいワクチンが、2月に承認され、19日に行われる検討会で、新しいワクチンを「3〜6歳の子どもに優先的に使用できるようにすべき」とする提言が、報告書にまとめられることがわかった。
厚労省は、この報告書を受けて、2009年の接種シーズンには3〜6歳の子どもを対象に新しいワクチンが使えるよう、省令改正を行う方針。
(03/19 00:21)