SONY nav-u 正確にいうとNV-U3V(約50000円)を購入した。
ルート案内はかなりまぬけだが、Log機能+GoogleMapは結構遊べる。

ご承知のとおりに本機は、オプションNVA-VB7というビーコンユニットが別売されているがびっくりするほど高額で(市場価格約18,000円)、いったいこんなもの誰が買うのか不思議なくらいである。

そこで、その筋では有名なパイオニアのCXB5908互換ユニットによる改造を試みたのでその手順をご紹介する。



パイオニアのCXB5908は、ヤフオクで2000〜3000円で入手できる。
CXB5908

安く落札するコツは、出品者の評価をよく見て選ぶ、狙い目は全体的には評価がいいのだが一部評価が悪く、ノークレーム・ノーリターンと、ちょっと危険な香りがする出品者を選ぶと競争相手が少なく2000前半で落札できる。私の場合は、2200円で落札した。

まずクレードルを分解する。コネクタ側に2箇所のネジ、その反対に2箇所のネジの計4箇所のネジを外すと簡単にクレードルを開けることができる。

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次に基板の左右にあるネジ2本を外すと、基板がクレードルから分離できる
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次にCXB5908側を加工する。CXB5908のコネクタは使用できないので適当なところで配線をきる。中にはシールドと4本のカラー線を確認できる。
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私の購入したCXB5908は、以下の極性であった
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次に、クレードルにこの配線を引き出すスペースを作る。
ニッパーかラジオペンチで5mmほどの筐体を削る。位置は○印のあたりが適当と思われる。
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この配線を基板にハンダ付けする。場所はココ
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詳細は以下のとおり
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あとは静かに基板をクレードルにつけ、しっかりとネジで閉めて元に戻す。
配線はさきほど加工した筐体の隙間から外に出す。一応絶縁テープで巻いておく。
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さて、できあがったらクレードルにナビを差込、「設定」−「システム設定」−「機器情報」でVICSを認識しているを確認する。

私の場合、「未接続」?となりかなりあせったが、実は、12Vを給電しないと接続状態にならないようだ。つまり、シガー電源をつないでおかないと接続状態にはならない。車に持っていってつなぐと無事、認識した。

近所をドライブしてVICS情報が受信できることも確認できた。しめて2200円と送料670円でVICS化成功!

※改造はあくまでも自己責任でお願いします。