「遊び、ホテル」…売春防止法違反で外国人５人逮捕

　売春目的で男性に声をかけたなどとして、警視庁保安課などは売春防止法違反（勧誘、客待ち）の疑いで、コロンビア国籍の無職、ニエト・カルデロン・ジェスミン容疑者（３５）らコロンビア、ブラジル、タイ、韓国国籍の２３〜４５歳の女５人を逮捕した。同課によると、ニエト容疑者ら３人は「友達を待っていただけだ」と容疑を否認している。

　同課の調べによると、ニエト容疑者ら２人は１〜２月にかけ、東京都新宿区百人町の路上を歩いていた男性に「遊び、ホテル、１万５０００円」などと声を掛け、売春を持ちかけた疑いがもたれている。また、ほかの３人は、売春相手を探すため、同所付近に立つなどして客待ちをした疑いがもたれている。

　現場はＪＲ新大久保駅近くで、新宿署や四谷署には、周辺住民から「売春の客待ちをする外国人女性が多い」などの苦情が入っていたという。同課によると、５人は１晩に１〜２人の男性を誘い、近くのホテルで売春をしていたとみられる。