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2009/03/18 16:11 KST
韓国銀行「デフレーションの可能性は極めて低い」


【ソウル18日聯合ニュース】韓国経済がデフレーションに陥る可能性は極めて低いとの分析が出された。韓国銀行金融経済研究院のキム・ウン課長は18日、報告書を通じ「国際通貨基金(IMF)の脆弱(ぜいじゃく)性指数、インフレーション見通しの確率分布、品目別価格変化分布の特徴などを基準にそれぞれ分析した結果、昨年末現在、デフレの可能性は非常に低い」と明らかにした。

 経済主体のインフレ期待心理がマイナスに転じるとデフレが本格化するが、実証分析結果をみるとその可能性も高くないと説明。また、国内外の主要機関もことしの韓国の成長率を下方修正しつつも物価上昇率はプラスと見通しており、デフレの可能性は低いとみていると強調した。

 ことしのインフレリスクは昨年に比べ低くなり、デフレリスクはやや高まるが、物価上昇率は物価安定目標(2.5〜3.5%)の下限を下回るよりも、上限を超える可能性が高いと分析した。