7日、中国の全国政治協商会議の楊金生委員は、針灸の国際基準制定をめぐり中国は韓国の後塵を拝していると発言し、中国による基準制定を急ぐべきと提言した。写真は海南省中医院。米国人学生が中国医学を学んでいる。

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針灸の国際基準制定で主導権、中国が危機感―韓国
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2009年3月7日、全国政治協商会議委員、中国中医科学院針灸研究所副所長の楊金生(ヤン・ジンション)氏は、針灸の国際基準制定の動きでは中国は韓国の後塵を拝していると発言し、中国による基準制定を急ぐべきと提言した。中国新聞社が伝えた。

楊委員は2007年に韓国の大韓韓医研究院が主催した「国際針灸針基準発展フォーラム」が開催されたことを挙げ、その報告書を読めば韓国側の意図が国際針灸針基準制定の主導権を握ることにあるのは明らかだと指摘した。08年には第2回使い捨て無菌針灸針国際針灸針基準発展フォーラムが開催され、西太平洋地区5か国の伝統医療標準化組織の制定を目指しているという。最終的に韓国側は国際標準化機構(ISO)に針灸技術委員会の事務局を設立することを計画している。

針灸の起源にして今なお広く伝統医学による治療が行われている中国だが、標準制定の方面では韓国に大きな遅れをとっているという。楊委員は針灸が世界的な広がりを見せるなか、国際標準がなければ用具貿易の公平性と効率、医療リスク減少は達成できないと指摘、一刻も早く中国が主導権を握る形で基準制定に乗り出すべきと提案した。(翻訳・編集/KT)
2009-03-08 16:21:33 配信

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