ディボーションの実際
「聖霊とともに生きる」
ワークショップブック
卞在昌著

(小牧者出版)

「この本はデボーションについて具体的に学び、実践できるようになるためのテキストです」
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 「ディボーション (静思の時)とは」

 私がキリスト者として個人的に成長するために、とても助けになったことは、ディボーションと個人的な聖書勉強です。この頃韓国の多くの人々が毎日ディボーションまたは静思のときを持ち、自ら聖書を学ぶことによって、私たちの救い主イエス・キリストに対する愛と知識において成長していくのを見るのは、私にとって大きな幸せです。デボーションと個人的な聖書勉強がどのように違うのかと聞く人があるかも知れません。確かにこの二つの間には共通 の部分が多いのも事実です。両方とも聖書の勉強と祈りを含んでいるからです。しかし、簡単に申しますと、ディボーションとは毎日の神さまとの交わりの時間を意味し、個人的な聖書勉強とは特別 に聖書の研究を意味していると思います。

1.ディボーションとは何か。

 神さまと出会う時間です。聖書のみことばを通して 神さまが語られる声に耳を傾け、祈りの中で神さまに話すことです。毎日、朝と夕方に祈りの時間を持つことで十分だと思うかも知れませんが、詩編81:13には神様はご自身の民がご自身に耳を傾けることを願っておられると記されています。特にヨハネ15:7にはこれがはっきり書いてあります。

「あなたがたがわたしにとどまり、わたしのことばがあなたがたにとどまるなら、何でもあなたがたの欲しいものを求めなさい。そうすれば、あなたがたのためにそれがかなえられます。」ヨハネ15:7

このみことばの後半部分だけを強調することがたびたびありますが、大事なのはその前の条件に従っているときのみ、この約束が成就されるということです。神のみことばに対する黙想なしに、自分の祈りばかりささげるというのは、神のみこころより自分の考えに従って祈りやすく、そういう場合主は私たちの祈りに答えられません(・ヨハネ5:14)。私たちはみことばを黙想する時間を持つことによって始めて、自分に対する主のみこころが何であるかがよくわかるようになります。みことばに耳を傾けると私たちは御声を聞き、そのみこころに従って祈ることができ、また神様も私たちの祈りに答えることができるのです。ディボーションとは、みことばを通 して神様の声に耳を傾け、また祈りの中で神様にその願いをささげることを意味します。つまり、ディボーションは生きておられる神様との生き生きとした交わりなのです。

卞在昌牧師
1948年韓国に生まれる。
高麗神学大学、大学院卒。
韓国長老教会で9年牧会。
1981年、OMF宣教師として来日。札幌での奉仕を経て1986年上京、国際福音キリスト教会を開拓。そのかたわら、同労者の要請により、小牧者訓練会を始める。
著書「小牧者訓練(韓国語)」「愛の便り」「信仰による伝道」その他多数



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このページは、小牧者出版のご好意とご協力で制作しています。小牧者出版の月刊ディボーションガイド「シャイン」をテキストにして、実践的なディボーションを学んでいきたいと思います。「シャイン」その他出版物のご注文、お問い合せは下記にご連絡下さい。
小牧者出版(http://www.agape-tls.com) 国際キリスト教団 卞在昌(ビュン・ジェーチャン)牧師
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