倒壊校舎施工図は国家機密 中国当局が「圧力」【香港18日共同】香港の人権団体、中国人権民主化運動ニュースセンターは18日、中国・四川大地震で倒壊した校舎をめぐり、中国当局が手抜き工事を裏付ける施工図を持っている可能性のある遺族ら3人に対し、施工図を公開した場合は国家機密漏えい罪で処罰すると警告したと伝えた。 同センターによると、3人は四川省北川県の北川中学校の校舎倒壊で亡くなった生徒の遺族ら。手抜き工事を訴えるため、入手した施工図を全国人民代表大会(全人代=国会)代表に送付しており、施工図をまだ持っている可能性があることから、当局が公開しないように「圧力」をかけた。 施工図には、倒壊により判明した実際の校舎の鉄筋よりも多い数の鉄筋を使うように記されているほか、より太いものを使うようになっていたという。 【共同通信】
|
関連記事を取得中...
|
ソーシャルブックマークへ投稿: (ソーシャルブックマークとは)