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新法の成立待たず 護衛艦が自衛隊呉基地を出港

全国のニュースでもお伝えしましたが、ソマリア沖での海賊対処に向かうため海上自衛隊呉基地から2席の護衛艦が出港しました。午前10時前自衛隊員の家族が海上自衛隊呉基地に到着しました。そして、ソマリア沖に向かう護衛艦「さみだれ」の艦内が家族に公開されました。ある自衛隊員は「不安はありますけど精一杯職務に頑張りたい」と話しました。護衛艦には、機関銃が増設されました。新法が成立すれば初めて武器にいたる可能性が高い派遣と言えます。家族は「そういうの(武器)を使うことが、なければいいが、実際に使うことがあれば死を覚悟する場面もあると思う。そうならないように祈っている」と話しました。出発前の式典には麻生総理大臣も参加しました。麻生総理は「昨日、海賊対処法案を閣議決定した。政府としてその成立に全力を尽くす。法案成立までの措置として海上警備行動により自衛隊を派遣することにした」と訓示で話しました。今回の派遣は、海上警備行動によるもので法律上、海賊の取り締まりや、外国船の警備は出来ない。新法の整備を待たず、見切り発車の派遣となりました。海事ソマリア派兵を阻止するぞ基地の外では自衛隊の護衛艦派遣に反対する団体らがシュプレヒコールをあげました。また、海上ではピースリンクのメンバーがゴムボートを浮かべて抵抗しましたが、折からの強風にあおられてしまいました。午後2時前、海上自衛隊員と海上保安官およそ400人が、2隻の護衛艦「さざなみ」と「さみだれ」に乗り込みました。午後2時5分2隻の護衛艦は桟橋を離れました。400人の隊員はソマリア沖で5ヶ月間の任務につきます。

(03/14 17:48)

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