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北首相が訪中、「衛星」に理解求める?

3月17日19時7分配信 産経新聞


 【北京=野口東秀】北朝鮮の金英逸首相は17日、北京に到着、中国を公式訪問した。

 21日までの滞在中、胡錦濤国家主席や温家宝首相らと会談し、北朝鮮が予定している「人工衛星」の打ち上げについて中国側の理解を求めるとみられる。

 金首相は17日、山東省を訪問し、大規模農場などを視察した後、18日に再び北京に戻る。

北朝鮮は、4月4〜8日の間の「人工衛星」発射計画を国際機関に事前通告したとされる。日米韓がこれを長距離弾道ミサイルの発射として懸念を示し、対北制裁の必性を主張する一方、中国は慎重な姿勢だ。一連の会談では、金正日総書記の年内訪中について協議する可能性もある。

 金首相の訪中は2007年4月の就任後初めてで、北朝鮮の首相が中国を訪れるのは06年1月の金総書記の訪中に朴奉珠首相が同行して以来。今回の訪中は、中朝国交樹立60周年を記念した首脳の相互訪問の一環。

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最終更新:3月17日19時7分

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