2008/12/9
「新宿二丁目の論理 その2(完)」
君は疑問に感じたか?他人と違った考えを持つことは恥ではない。 納得もせずに他人の考え方に迎合する事こそが恥だ。by X-FILES管理人 清水あゆ美
ここの記事は新宿二丁目の論理その1の続編ですが大変重要なことを書きますのでよく注意して見ていてください。私の今まで書いてきたことをすべて理解された方は皆無だと思います。理解するには心理学,とくに,位相(トポロジー)心理学を学ぶ必要がありますがはっきり言って私もとうてい完璧には理解できておりません。それほど難解だからです。しかし,ブログを書いて行くにつれある事実が分かってきました。それを説明しましょう。そして前の記事に書きました宗教についてのまやかしと同時にカーテンの裏にいる人たちが実はびくびく,おどおどしながら事をすすめていることに気がつかれることでしょう。彼らは皆さんの顔色を常に窺っていて皆さんが正々堂々としているのならば彼らの計画が頓挫することを忘れてはなりません。
窓の外はエルサレム市内の景色。
一般大衆が見せられているのは,イルミナティの操り人形がそこら中を歩き回り,イルミナティの台本通りに盛大な演説をするステージショーなのです。ユートピアの表面的なゴールは人類に世界的な幸福を与えるというものです。しかし彼らの裏に潜んだ意図は世界民族のマインド・コントロールを段階的に増して行くということである。イギリスとドイツは壷の中の二つの豆のようにマインド・コントロールを分け合った。彼らの兄弟団はアドルフシュタイナー(ドイツ)とウイン・ウエスコット(英国)を軸とする黄金の夜明け集団と黄金のあけぼヘルメス教団を通してこれら二つの国を結合させ「タビストック」が生まれた。世界のありとあらゆる国の機関や民間に浸透し位相(トポロジー)心理学を駆使し洗脳をする機関でもある。中心的な役割を演じたのはクルト・レビン↓であった。
OSSの極秘文書で明らかになったようにヒステリーというものは意図的に作られるものであって日本民族という優秀な民族をほっとさせることは許さないという意思によるものです。
これはイルミナティのアジェンダ(第10議定書・最下段参照)と言われるものですが皆さんが闇の世界を知ることによって一息つき続ければどうということはないわけです。彼らには昼間汗水かいて働き夜帰ってきて奥さんに「お帰りなさい」と言われ風呂に入り家族団らんをし,夏はステテコで枝豆をつまみにナイター見つつ生ビールでぐいっと.....といったような幸せは知らないのでしょうね,きっと。
闇の世界を暴いて自殺と見せかけられて暗殺された人たち,Joe Vialls(HPは消去)や特にグリーンスパンの迂回融資を暴いたSherman Skolnick(リンクにあり)などはなぜ殺されたのでしょうか。そしてデヴィッド・アイクやアレックス・ジョーンズはなぜ殺されないのでしょうか。これを考えてみましょう。今も彼らを信じ騙されている方はパスしてください。ご勝手にどうぞ.......。
ウエブスター・G・タープレー著「オバマ・危険な正体」の監訳者解説(大田龍)のなかでこういう文章があります。「ジョン・コールマン博士の新著<Beyond the Conspiracy>はまさしくポスト・モダン・クーデターを解明する。今やそのアジェンダの大半を成功裡に実現してしまった300人委員会は「Conspiracy・陰謀」をもはや一般大衆に対して隠蔽し,秘密にしておく必要がなくなった。彼らは「Conspiracy」を超えてゆく,と。
大衆に対するイルミナティのマインド・コントロールがタヴィストック人間科学研究所のおかげで日進月歩しているので,彼らのアジェンダを秘密にしておくのではなく,日常的に大衆の意識,潜在意識の中に刷り込まれていく。このようにして,大衆のますます多くの部分がゾンビ化されるのである。生きた人間のように見えるけれども,実は,深く眠り込んでいる。大衆はイルミナティのアジェンダに沿ってあたかも自発的に,自分の意思によって行動するかのように,世界情勢全体がセットされている。これが「ポストモダン」である,と書いている。
拙稿:位相心理学の恐怖参照
そうすると大田龍氏のContradictionが垣間見られてくる。タープレーはあたかも三極委員会のブレジンスキーの代理人であるような話をその本でしている。「ヒットラーの登場によって政治の質が急速に悪化しているとドイツ政界が気づいたのは,ヒットラーに政権を奪取されてからである......。要するに,人々がファシズムの真の本質に気づき,眉をひそめるのは,体制が確立し,自らが犠牲になってからだということだ(管理人注:オバマがまるでヒットラーになるような口ぶりである)さらにオバマの支持基盤は,CIA、MI6,NATOの回し者だ(管理人注:DVD:German Black Intelligenceには触れていない)。ショーペンハウエルからニーチェへの移り変わりなどを語ったり,44年前のデイヴィッド・リースマンの「孤独な群集」から他人指向型などを引き合いにだしている。当然ロン・ポールの施策を否定しローマ神話の話もする。そしてブレジンスキーのロシアに対する憎悪をこの本の主題としている。つまりあたかもロシアを攻撃し消滅させるというのはデヴィッド・アイクと同じ論法である。訳者は現在米国に数万人のロシア兵が駐屯している現実を果たして知っているのだろうか。
9.11の話も出てくるが決して「Inside Job・内部犯行」とは書いていないしソ連邦を崩壊させたのは三極委員会のブレジンスキーの手柄であると褒め称える(管理人注:これに関しては多くの記事を書いたので省略する)。またパキスタンのべナジル・ブット元首相の死を単なる「殉教者の死」と定義する始末だ。(管理人注:記事にもしましたがビンラディンはすでに暗殺されたと公言したのが原因)またろくでもないハーバード大学のサミュエル・ハンチントン(管理人注:彼はFEMAの有力な顧問)の著作を長々と引用している。そして予想通り「オバマはパキスタンを攻撃したがっている」と。(管理人注:読者はこの意味が理解できるでしょう)彼のソースは「ニューズ・ウイーク」「ガーディアン」「ワシントン・ポスト」などでこれらを引用しても全く意味はない。
タープレーに少しは脳みそがあるのならば「ケリー博士の死とイラク報告書の信憑性」でも取り上げなければ駄目ですよ。
つい最近テレビでグアンタナモ米軍基地から9.11のテロリストと称する人物が出てきたのを覚えていますか?彼は徹底的に「自分はテロリストである」とMK・ULTRAによる拷問・洗脳された人物です。
これらの主張する「米ロ二大超大国の対立」を我が意を得たりと支持している滑稽さも見せている。これらはロンドン筋を喜ばせるためであろう。そして最後は「ファシズムを定義する」と題してご丁寧に強制収容所や矯正収容所の説明もしている。これらはまさしく「大衆洗脳」という訳者が書いた人間のゾンビ化なのである。こういう本を出すことと,言っていることが矛盾するのが訳者の本質ではないだろうか。ビジネスとして陰謀論をやってはいけません。
記事にしましたが金利が下がると莫大な損失が生じる金利デリバティブの残高は一京(けい)7000兆円。英国がここ三ヶ月で三度も利下げをしているのはロンドンのご本尊の御意向であり経済を活性化し国民を助ける気などさらさらない。金利が下がると株は上昇します。これはオバマの就任演説までのこと。サーバーがぶっ飛ばされると「電子化された株券」などは持ち主が分からなくなる。これは何度も警告しています。同時に姉妹ブログ(消去済み)で昨年9月から大変なことが起きますので株はやってはいけません,とこれも警告してきました。それでも懲りずにやっている人は「正常な人」なのでしょう。
知人に聞いた話ですが,ICANNのroot DNSserver がぶっ飛ばされると世界中のインターネットの接続に問題が出るということです。世界では13組のDNS serverがあって,M root DNSは日本のWide Projectが運用責任を持っている。つまり世界中の取引所が閉鎖されるということでしょうか。つまり,ROOT DNSがやられると日本国内では, JPドメイン以外の接続が不可能になる。このROOT DNSを壊すのに核兵器は入りません。イーサネットの端子を抜けばいいとのことで,ありとあらゆる業界が壊滅することを意味する。(↑↓情報提供O氏)
Ethernet Network interface card
以下はDNSを管理しているドメインのリスト。
A.ROOF-SERVERS.NET 元NSL.ISI.EDU
B.ROOT-SERVERS.NET 元C.PSI.NET
C.ROOT-SERVERS.NET 元TERP UMD
D.ROOT-SERVERS.NET 元NS.NASA.GOV
E.ROOT-SERVERS.NET 元NS.ISC.ORG
F.ROOT-SERVERS.NET 元NS.NIC.DDN.MIL
G.ROOT-SERVERS.NET 元AOS.ARL.ARMY.MIL
H.ROOT-SERVERS.NET 元NIC.NORDU.NET
I.ROOT-SERVERS.NET Operated by VERI SIGN.INC
J.ROOT-SERVERS.NET Operated by RIPE NCC
K.ROOT-SERVERS.NET Operated by ICANN
L.ROOT-SERVERS.NET Operated by WIDE
M.ROOT-SERVERS.NET End of File
計13組
Chemtrailばかりやっているブログもありますが可哀想にそれを見た主婦は毎日空を見上げ「あっ,あの雲はケムに違いない,なんて自分のブログに写真をアップしている」。つまり精神がゾンビ化されヒステリー状態になっているのです。元高位のイルミナティーに会って話を聞いたときデヴィッド・アイクの話が出てきた。彼は大変危険な人物でBalancer(XーDAYまで話をつなぐホワイト・ナイトとしての操り人形)でつまり訳者がいみじくも言っているイルミナティのアジェンダを大衆の潜在意識の中に刷り込んで大衆をゾンビ化しているのです。実際暗黒の母(Mothers-of-Darkness)であったCisco Wheeler女史のところにアイクは取材に来ている。彼女が異星人といえばアイクはそれをReptilian(爬虫類)と書く。イルミナティの最高位階であったArizona Wilder(本名Jeniffer Green・ロス在住)からも取材している。そして死んだはずのジョン・トッドは実は昨年まで生きていて「自白プログラム」によって話したことをアイクが書いているということです。ジョン・トッドは世界最高の意思決定機関13人ドルイドカウンセルのリーダーでありコリンズ家の出身で彼のことはビデオを含めリンクに貼ってある。そのビデオの証言に基づいて書いているのが殆どの「陰謀論者」なのです。ヘンリー・メイコウですら最近ジョン・トッドを知ったという。アレックス・ジョーンズはCIAでこの二人はBalancerであり大変危険です。彼らは恐らくHungarian Black Intelligenceの可能性があり殺されることは決してないのです。そんなアイクを「アイク命」とばかりやっている訳者は果たして精神状態は大丈夫なのでしょうか。心配です。
マイクロソフト社のウインドウズユーザーは全て監視されていることを知る人は少ない。ここの大口顧客はペンタゴンであることも。1776年ドイツのアダム・ヴァイスハウプトが命を受けて始めたババリア・イルミナティはその後アメリカに移って行ったが,1920年〜30年にかけてハワード・フィリップ・ラブクラフトがその重要な情報を寓話的小説で暴露した。また,1967,1975年にも彼らの基礎を脅かすような出来事が起こった。そこで彼らはトルコのセスメで会談し,偶発的な事件で彼らの秘密が漏れ出さないように,本部を小さなコンピューター会社の中に作ることを決定した。特に彼らが秘密にしたかったことは,サタンまたは悪霊との交信に使う五角形の建物であった。その会社がマイクロソフト社であった。マイクロソフト社には22の建物があるが,その他に極秘の建物がありそれは五角形をしている(悪霊を呼び出す魔方陣は五角形)。
ビル・ゲイツのBILLとはBavaria Illuminatiの事である。彼らは互いの識別にBILLまたはBillと呼び合っている。またゲイツすなわちGATESは彼らがUnknown Superiorと呼ぶ霊的存在との交信の門(GATE)の意味で,現実の世界と不可視的世界とのGateの事である。それは,自らを反キリストと呼んだアレクスター・クローリーの小説”Moon Child”から採られている。コンピューターはYes/Noの連続で構成されるが,それはナイトテンプラーの神バフォメットとの交信で用いられていた手法であった。それで隠れ場としてコンピューターの会社が採用されたのは不思議ではない。もともとコンピューター自体が恐らくイルミナティであったノイマンとその同僚が作ったもので,数字的には666となる。
ババリア・イルミナティはイルミナティ内部でも特別らしい。驚いたことにその創立者と言われたアダム・ヴァイスシャウプトとは実に五人の人間の集団だという。このアダム・ヴァイスシャウプト暗号でビル・ゲイツと同じような意味らしいので,ビル・ゲイツも複数の人間のことかもしれない。もちろん公に姿を現すのはあのビル・ゲイツであるが。今まではイルミナティは世界で4〜5000人程だと言われていた。しかし,スプリングマイヤーによればイルミナティは4000万人いるという。<狂い始めたアメリカ崩壊する日本:小石泉著より一部要約・編集・解説>
(マイクロソフトの五角形の建物だが,実際には五角形の建物のなかで行われるのは悪魔の召還魔術である。「おお,幾万とも知れぬ不滅の天使たちよ!」で始まるミルトンの名作「失楽園」には悪魔がいかにして悪魔になったのか,なぜ悪魔が人間を誘惑するのかなどが書かれている。「ソロモン王の小さな鍵」はゲーティアまたはレメゲトンと呼ばれるが,まさにゲーティア=GATESなのである。ゲーティアには72人の悪魔が登場する。その悪魔にも階級があるが省略する。第一階級のみお伝えしよう。ルシファーに継ぐ堕落天使はベルゼブブ(龍)である。フリーメーソンクラスではこの龍が最高位であり,龍と対話する部屋はグランドマスターのみが鍵をもっている。大理石の龍は雷鳴とともに突然起き上がる。
一方「ソロモン王の大きな鍵」はゴールデンドーン(黄金の夜明け団)のマクレガー・メイザースが英訳したもので,グリモアールと呼ばれる。自分で作ったグリモアールではなく「アルマデルの書」や「アブラリメン」とかの書も出したが,いずれもソロモン王の鍵の二番煎じであった。ブログで何回も紹介したドイツの作家ゲーテの「ファウスト」の中の登場人物ファウスト博士は魔方陣の上で悪魔メフィストフェレスを召還し,中世を没落させたという。(シュペングラー・中世の没落)。それは床に描かれた五線星型の魔法円で悪魔の召還と悪魔との契約をする。これは廃屋の儀式といい,クマツズラの香を焚いた古い五角形の建物の地下室で行われる。マイクロソフトの22の建物以外の極秘の建物はボロボロの建物である。)<達人記>
ビル・ゲイツそのものは天才でもなんでもない。ただ記事にしたようにイルミナティの指示に従っていれば富は保障されるということだ。それも桁違いに。シスコ・ホイーラーさんのように組織から抜けると10億円とも10億ドルともいわれる現金が預金口座から突然消えてなくなり,命も狙われるというわけだ
グアンタナモ空軍基地で何が起きているのか?
2003/10/25 更新
BBC取材・報道
<グアンタナモ>
アメリカは、キューバ南東部にあるグアンタナモ空軍基地はアメリカによるとキューバ政府から借用しているという。
そしてアメリカは無期限で借りられると主張しているが、キューバ政府は不法占拠だと主張している。
テロ容疑者の収容されるキャンプデルタは周囲を壁で仕切られ中をうかがうことは困難だ。
その中には800人以上が拘束され、そのほとんどが1年以上も拘束されている。
グアンタナモ基地のスローガンは「自由を守る」だ。
しかし、そこに収容された者には自由など無い。
しかも、容疑者なのだ。
基地では、拘束者がどのように扱われているのか質問することすら受け付けてもらえない。
当然、受刑者ではないので、刑務所の扱いとは全く異なる。
この基地の目的は、アメリカ国内の法律に拘束されず、テロ容疑者を無期限で拘束し、拷問、尋問を行う場所なのだ。
BBCが音声だけ付けての見学だが、基地内に入ることを許可された。
そこには、2.5m四方(1畳より狭い)の鉄格子の部屋が一列に並んでいた(まるで鳥カゴだ)。
白い服を着た男性の集団が見えた。拘束者たちだ。
その収容者の中の一人の男性が英語で話し掛けてきた。
「ジャーナリストですか?」
BBCテレビです
「ありがとう。ずっと待ってました」
何ですって?
「長い間、待ってたんですよ。もう少し早く来て欲しかった」
そこにアメリカ軍の付添い人が慌てて割って入って「下がりなさい!見学を中止します。立ち止まらないように!」
拘束者と話したことが原因でBBC記者はそれ以上の見学を禁止された。
その夜に記者たちは基地内の野外スクリーンで映画を見せられた。
その映画はアフガニスタンでの作戦を兵士たちの心に再び呼び起こすものだった。
内容は、神とテロというキーワードを使って、兵士たちに戦う心を高揚させるもの。
女性兵士たちの顔のド・アップで、
-- アメリカを敵から守ることを誓います 神よ ご加護を --
そして、911テロの記憶を呼び覚まさせるように、旅客機がビルにぶつかったSFX映像。
そして、空母の舳先のアップを見せ、
-- 我々が戦いに加わることはすでに決まっている --
神が定めた運命だということを導き出すものだ。
それから、兵士が井戸に桶を入れている映像を出しまるでボランティアのように暗示させる。そしてブルカを被った女性(虐げられた女性というイメージ)、アジア人の子供の悲しそうな顔のアップ(助けを乞うているというイメージ)を映し
-- 我々はアフガニスタンの人々を圧死から解放するために戦った --
と正義の戦争を暗示させる。実際は、アフガニスタンに再び混乱を呼び戻し、多くの人々を殺し、さらに膨大な量の劣化ウラン弾を撃ちこんで、これらか消えることの無い未曾有の放射能汚染をもたらしたのにだ。
イスラエルのパレスチナ人収容所と内容は寸分も変わらない。
記者は基地でもっと多くの質問をしたかったが、これ以上の納得のできる回答を得ることはできないと知った。
そして記者はアフガニスタンのカブールへ向かった。
<アフガニスタン>
記者がアフガニスタン滞在中に、グアンタナモ基地に収容されていた16人が開放され、アフガニスタンへ移送されたのを知った。
国際法では戦争で兵士が戦うことは違法ではない。
アメリカは彼等を拘束するためにヘリクツをつけ「非合法の戦闘員」としている。
捕虜でもなく犯罪者でもなく、テロへの関与が疑われる人々というワケだ。
その容疑が晴れるまで何年でも、国連や人権擁護団体がいくら抗議をしようとも、アメリカは彼らを拘束し、尋問し続けるのだ。
これまでに68人がグワンタナモの収容所から開放されている。
釈放された夜、カブールで拘束者がBBCのインタビューに答えた。
モンセラ氏「捕虜だと(アメリカ軍から)言われたのに、捕虜としての人権さえ踏みにじられました。」顔は怒りに満ちていた。
アクバル氏「なぜ私が連れて行かれたのか?私の家族は誰が面倒を見る?子供たちはまだ幼いのに....幼いのに....」泣きながら答えた。
BBCのアメリカ取材で、グアンタナモ基地を訪問したこともあるジョン・コーニン上院議員は「国を守るためにテロの容疑者を拘束する権利がある」と主張している。
コーニンはテキサスで判事を務め、子ブッシュを支持している。
コーニン「アメリカは自国を守るために対テロ戦争でテロ攻撃を事前に防ぐ必要があります。何千人もの人が殺された後に班員を裁判にかけるのでは遅いのです。」
自分たちの人権と権利しか考えず、他国民や多民族、他宗教の者は、怪しいと思えば拘留し尋問するという、相手が人間ではない他の生き物としか考えていない何ともアメリカらしい自分中心主義の差別感に満ちた身勝手な発言だ。
タクシー運転手のアバシン氏はアフガニスタン人からアメリカ軍への通報で逮捕された。
アバシン氏はタクシー運転手の証明書を見せた。彼はテロに関与したことは無いと抗議し続けた。
アバシン氏「13ヶ月も拘留され、苦難を強いられました。何の罪かわかりません。欧米では(欧米人を)証拠も無しに逮捕したりしないはずです。車に乗っていただけなのに、突然、手を縛られ収容施設に送られました。」と語った。
このタクシーに乗り合わせていたアリフ・カーン氏も連行された。
アルカイダだと疑われ拘束されていた間に、商売敵に店を乗ったられ、今も抗争中だ。
店の前でカーン氏「この店の所有者は私だ。」
アメリカはテロ容疑者に懸賞金をかけていて、彼をアメリカに売った理由は金だと彼は言う。
カーン氏「テロリストと関係があったから連行されたのではありません。きっと金が目当てで(私をアメリカに売って、アメリカ軍が)連行したのでしょう。」
その後、2人はグワンタナモに移送された。
カーン氏はその様子を証言した「手錠をかけられ目も耳も口も覆われ、足と腹には鎖をかけられました。注射を打たれて意識を失い、キューバで意識を回復しました。移動に何日係ったのか分かりません。縛られたままストレッチャーに載せられ檻のある収容所に入れられました。」サスガに奴隷に慣れたアメリカ人だけあって、まるで奴隷の扱いだ。
もし、アメリカ人に同じことをやったら、不当逮捕・拘留、人権抑圧、障害などで、軍は訴えられるだろう。
BBCなどが報道した、グアンタナモ収容所でストレッチャーに乗せられた意識を失った捕虜の映像は、薬物注射が原因だったのだ。
まったく人道などクソクラエといった扱いだ。
しかし、アメリカ軍は彼等を人道的に扱っていると述べている。
拘束されていた者たちは、その扱いを非人道的なものだったと主張する。
カーン氏「48個の檻があり、1人ずつ隔離されていました。それぞれに水道とトイレがありましたが、狭くて(イスラムによって)祈るときヒザを痛めました。24時間、明かりが灯され眩しくて目を痛めました。他の収容者と話すと檻をカーテンで覆われ3日間、寝具を取上げられ、タオルに座らなければなりませんでした。」BBCの見学したときと同じ描写だ。
明るすぎる光を24時間、収容者に当てることは睡眠をさせない拷問だと思われても仕方がないだろう。
グアンタナモ基地は、収容者が快適で健康的に過ごせるためにできる限りのことをしていると述べていた。
素直に従えば見返りがある。それで無ければ権利を剥奪するという。こうしてテロリストだという多くの冤罪も生まれているのだ。
そして24時間明るくしているのは拘束者と監視員の安全のためであり、目を痛めると光を遮る帽子を与えているという。
これと同じことをアメリカ国民や国連議会で話せ!っちゅうんじゃ!!
前出のコーニン上院議員「拷問の道具もありませんし、強制や脅しも行われておりません。素直に従えば自由な10人部屋へ移動することもできます。実際、アメリカではこの2年間大規模なテロは再発していません。」これが拷問でない、しゃべらなければ家に返さない、しゃべっても10人部屋どまりというのが脅迫でも脅しでもないというなら、自分がこの檻に1年間以上入ってみればいい。
さらにテロはアメリカの自作自演の容疑が高まっている。アメリカ自体が犯人なら続いてテロが起きないのも当たり前だ。
911テロに対しても、ブッシュは明らかな証拠があると表明していたが、未だにその証拠とやらは誰も聞いちゃいない。
こぉら!コイズミ!知っているならしゃべれ!!それがお前の義務だ!!
<バグラム収容施設>
グアンタナモ基地に収容される前に容疑者はカブールから北に56kmのところにあるバグラム空軍基地に収容される。
この基地でBBCは取材した。
バグラム空軍基地はアフガニスタンにおける作戦の司令部だ。
今でも軍事作戦は行われており、この中には拘束者を尋問する施設もある。
在アフガニスタン連合作戦部隊 R・デイビス大佐「赤十字国際委員会との連絡は比較的自由に行っています。」
比較的自由に連絡が取れるとはどういう意味ですか?
デイビス「つまり作戦上の理由で許可しない場合もあるということです。」
赤十字国際委員会 C・ジロー氏「施設への出入りは許可されていますが、面会が許されているのは拘束されて数週間後の人だけです。収容されたばかりの人は面会できません。我々と面会する前に他へ移送される可能性もあります」
すなわち、拷問を受け、素直にアメリカの望むことを言うようになった人だけには赤十字に面会を許すということだ。
そして、都合の悪いものはそのままグワンタナモなどに連れて行き、事実を闇に葬る可能性もあるということでもある。
BBCは施設に近づくことも許されなかったが、遠くからグアンタナモのような檻も見えた。
しかし、元収容者たちの証言によると、グアンタナモより遥かに劣悪な環境だというものだった。
カーン氏「アメリカ兵はこのような姿勢で1時間ひざまづくように強要してきました」と、両手を合わせて頭の上に手を上げてみせた。
カーン氏「前に立っていたアメリカ兵が銃口を突きつけてきました。顔を動かしたら、さらに2時間ひざまづくように強いられました。ヒザにアザができて、意識がモウロウとしました。」と、とてもヒドイ扱いを受けていたという証言をした。
グアンタナモ基地で無実が認められ開放された人から聞いたのですが、バグラム収容施設で手を頭上で縛られ、何時間も座らされたそうですが?
デイビス「そのケースについては分かりませんが、アメリカや同盟諸国は非人道的な扱いをする国ではありません。」
なんとも、聞いてもいないのに同盟国をアメリカと同列に並べてアメリカと同等に語らなければならないということは、自らが非道なことをしていることを自覚しているからだろう。
これまでに2人の男性がバグラム収容施設で死亡している。
アメリカ人医師も「自然死ではなく、殺人だと確認している」。
そのうちの1人、カブールから車で1日走ったところにあるディーラク村に住んでたディラワ氏(当時22歳)の実家をBBC取材班は訪ねた。
ディラワ氏は農業をしながらタクシー運転手をしていたが、近くのアメリカ軍基地がロケット砲で攻撃を受けたあとアメリカ兵に連行された。
バグラムに移送された数日後に亡くなった。
家を訪ねると親戚や近所の人が多く集まっていた。
ディラワ氏の父 アスロディン氏「息子は無罪なのに殺されました。アッラーのご加護があるように祈っています。」
ディラワ氏の遺体が家族に返されたときに、詳しい死亡理由を書かれた専門用語などを使った英語の書類が付いていたが家族はそれが分からず、なぜディラワ氏が死んだのか理解できていなかった。
BBC記者はその書類に目を通し、「ディラワさんの死因は鈍器による殴打と書かれています。彼は殺されたのです」と説明。
BBC記者は、バグラム基地で拘束者2人が死亡し、アメリカ軍の病理医も殺人を認めていますね?と質問。
デイビス「そのとおりです。私たちは昔から情報をすべて開示しています。アメリカや同盟国は秘密主義ではなく、善悪に関わらず明らかにしてきました。対テロ戦争中に起きたいくつかの不幸な出来事も認めています」
確かに一部では開示されているが、それに対してアメリカ兵が司法調査されたり罰せられたということはほとんど無いし、アメリカ軍の犯罪についてはその内容を明らかにしない。
ここでも同盟国を並べて言うが、アメリカは自らの不利な事実については、しばしば同盟国を並べて言うという特徴がある。
拘束者の中にはアフガニスタンの戦場以外で捕らえられた者もいる。
こうした人々は軍事作戦が始まる前に、正規の法的手続きもほとんど(全く)無いままにアフガニスタン以外の国で拘束された。
イギリス人のグアザム・ベック氏もテロ容疑者としてアメリカの軍事法廷で裁かれる見通しだ。
彼はグアンタナモに移送される前に、バグラムで1年拘束された。
家族への連絡はアメリカ軍の検閲済みの手紙だけだった。
ベック氏の手紙「....不安で夜も眠れず、この手紙を書いています。拘束されてから、もうすぐ1年になります。ひどい人権侵害です.....」手紙は所々が黒く塗りつぶされていた。
ベック氏はパキスタンのイスラマバードで拘束された。
アメリカの権力と、アメリカのグアンタナモ式の司法制度は、世界の隅々まで及んでいる。
ベック氏の家族は、パキスタンの治安部隊とアメリカ軍によって連行されたのだと考えている。
ベック氏の妻「あの夜、夫は子供と遊んでいました。私は4人目の子供を妊娠したばかりで、先に休んでいました。すると銃を,持った警察に叩き起こされたのです。警察は何の説明もせず、家宅捜索を行い夫を連れて行きました。『夫はいつ戻るのか』と聞くと『2日以内に』と言われました」しかし、彼女が夫を見た最後の夜になった。
一度だけベック氏から彼の父に電話があった。
ベック氏の父「パキスタン人とアメリカ人に拘束されどこかへ移送されると言いました。家族を残したまま連れて行かれるのだと」
連行され行方不明になったベック氏の権利を確保するためにイスラマバードの弁護団が人身保護条例に基づく申し立てを行った。
そしてベック氏を法廷に出廷させるように求めたが失敗。
パキスタン当局がベック氏との関与を否定するまま、ベック氏はバグラム収容所へ移送された。
パキスタン人弁護士A・R・シディ氏「完全な法律違反です。憲法をないがしろにしています。憲法は不法侵入を禁止していますし、逮捕された者には24時間以内に出廷することが定められているのにです」
逮捕状も、何の証拠も全く無いままにベック氏は、アメリカ軍に1年半も不法拘留されている。
キューバのグアンタナモ基地にはアメリカの国旗がひるがえり、ここはアメリカの領土だと強く意思表示をし、多くの場合はアメリカの法律下で支配されているが、時にここにはアメリカの法律が及ばないこともある。
去年、ワシントンの弁護団が拘束者のために申し立てを行った。
アメリカ政府は、グアンタナモ基地はキューバから租借しているもので、アメリカの領土とは言えない。グアンタナモはアメリカの法廷の管轄外であると主張。
結局、司法でもその主張がとおり、弁護団はガクゼンとした。
拘束者の弁護士 T・ウォルナー氏「アメリカ政府が『事実上の領土』と呼ぶ地域で拘束されているのに、法の支配が及ばないなんて全くのナンセンスです。」
租借しているというなら、キューバは出て行け、不法占拠だと言っていることと大きく矛盾する。
アメリカは、都合の悪いことは他国の領土とし、都合のいいことは自国の領土と同等に扱うのだ。
日本にあるアメリカ軍基地と、日本上空のアメリカ軍の飛行空域はカルフォルニア州の州法とアメリカの連邦法が支配する。
まったく汚いものだ。
しかし、手立てはある。
キューバの法律によるものなら、キューバの法廷に申し立てを行い、キューバの裁判所がアメリカ軍に命令を行えばいい。
アメリカも1度言った以上、命令が出れば、それに文句は言えないだろう。
また、キューバ政府はキューバの裁判所にアメリカ軍は出て行くべきだと、裁判を起こせば、アメリカ軍は認めざるを得なくなるということだ。
グアンタナモは司法のブラックホールと呼ぶ者もいる。
面会も許されず、長期間に渡って尋問(拷問)を受け続ける拘束者の中には、苦痛に耐え切れない者もいる。
当局によれば今までに自殺未遂が32件も発生しているということだ。
BBC記者「拘束者の自傷行為を目撃したのですね?」
カーン氏「隣にいた2人が自殺を図りました。またクビを吊らないようにと、下着以外のすべての所持品を没収されました。」
BBC記者「多くの拘束者が追い詰められる理由は?」
キャンプ・デルタ A・マクィーン大佐「追い詰められてはいません。全員に十分な医療を提供しています。病気や精神的問題にはキャンプの医療チームが対応しています。」
グアンタナモ基地には13歳の子供を含む未成年3人が収容されている。
この3人はキャンプ・イグアナという別の収容施設に収容されているが、釈放を求める勧告もされている。
一般の収容者は間もなく軍事法廷に出廷するものもいるが、軍事法廷は軍人が判事を務める特殊な法廷だ。
裁判の第1陣にはイギリス人のベック氏も含まれている。
ベック氏の家族はそのことを留守番電話で知らされた。
イギリス外務省からの入った留守電話「イギリス外務省ですが、息子さんの軍事法廷への出廷が決まりました....」
ベック氏の父「外務省から『死刑にはならないので心配はいらない』と言われました。根拠を聞くと『そのような強い感触を受けている』と言われたので、『文書にして欲しい』と頼むと『それはできない』と断られました。」
アメリカ政府はブレア首相に対し、死刑にはならないと明言した。
軍事法廷は大統領の命令によって設置されるために、意義を申し立てるときは大統領に対して行うことになる。
ただし規定ではアメリカ国内外を問わず控訴する権利は認められていない。
子ブッシュ「彼等は悪人だ。ブレア政権と緊密に協力して対応していく。」
旧ユーゴ国際戦犯法廷 元主任検察官 R・ゴールドストーン判事「裁判の判事は全員、大統領の命令に服する軍人です。その大統領が拘束者を『悪人』と明言しているのです」「大問題です。それでは公正な裁判が期待できません」
ベック氏の妻「夫は心底、家に帰りたいと願っています。拘束後に生まれた子供に会うためなら、どんなことでもするでしょう」
ベック氏の父「なぜ息子について、誰も知りたがらないのでしょうか?」
記者:助けを求める息子さんの声が聞こえますか?
ベック氏の父「はい....聞こえます」
記者:でも答えることができない?
ベック氏の父「何もしてやることができません....」と言葉を詰まらせ泣いてしまった。
だいたい、何もやっていない無罪と思われる人物に死刑が下されるかもしれないということがあったこと自体が異常だ。
そして、もし無罪になったときにベック氏にどれだけの保障が付くのか、また有罪ならどれだけ明確な証拠をアメリカ軍が用意するのか見守りたい。
グアンタナモ基地の拘束者に対する行為は「テロとの戦いと称した不法行為だ」という声も上がっている。
ゴールドストーン氏「民主主義に反するやり方であり、歴史の厳しい審判を受けるでしょう。将来、アメリカ大統領が謝罪する時が来るはずです。」
コーニン「国民の安全を守るためですから、大統領が謝罪する必要はありません。罪も無い民間人が犠牲になったのです。大統領の第一の債務は国民を守ることです。」
と、いう理屈からテロとはまったく関係の無い、罪の無い民間人の人権を尋問・拷問で痛めつけ、満足心を得るために軍事法廷で処刑しようとしている。
自分たちの欲望を満たすためには何でも許されるのか?傲慢で身勝手なアメリカ人よ!それで満足か!?
BBC記者は「テロリストを封じこめるためとはいえ、民主国家が法をないがしろにしても良いものでしょうか?」と問いかける。
最後に記者は「アメリカはグアンタナモ基地で違法な手段によって民主主義を守るシステムを作り出したのかもしれません」と皮肉る。
メールの宛先
atfox@infoseek.jp 清水あゆ美
『シオンの議定書』第十議定書
本日は前の話と重複することから始めるが、記憶に留めていただきたいのは、各国政府と人民は政治のことはうわべだけしか見ないで満足しているということである。実際のところ、どれほどゴイムは、彼らの代表者たちが全力を傾けて楽しませてくれる事の核心を把握しているのか?そのことを細部まで考慮に入れることが、われわれの方針にとっては最高に重要なことである。権力の分立、言論の自由、新聞、宗教(信仰)、法の前の平等な結社の自由、財産の不可侵性、居住、徴税(脱税の考え方)、法の遡及力を熟慮するようにすれば、得る所が多いであろう。これらの問題はすべて、直接手を出したり人民の前であからさまにすべきではないような事である。どうしても直接触れなければならない際には、明確に言い切ってはならない。現在の法についてのわれわれの原則的な考えを微に入り細に穿って語ることなく、単にサラリと言ってのけるだけに留めなくてはならない。なぜ沈黙を守らなければならないかというと、原理を明かさなければ、われわれは行動の自由を確保しておいて、彼らの注意を惹くことなくアレコレとそらせるが、一部でも明言してしまうと、たった一言だけで何もかも与えてしまったことになるからである。群集には一種特別な癖があり、政治力のある天才を尊敬し、そのような人物の悪徳行為に対しては賞賛をこめてこう言う、「ズルい!本当にズルい。だが、頭がいい!…ペテンだ。しかし、うまいことやったもんだ。すごいことを仕出かすもんだ。大胆極まりない!」
われわれは、すべての国々を新たな重要な機構、われわれが練り上げてきた計画に惹きつけることを期待する。これが、何をさておいても、われわれが武装し、力を貯え、不退転の意志と絶対的な大胆さを身に付けなければならない理由であり、これがわが活動家たちの手でわれらの行手を遮るものすべてを粉砕することに役立つのである。
われわれのクーデターが成功した暁には、われわれはさまざまの階層の人々にこう言うだろう。「何もかもが恐しく悪くなり、すべてが我慢できない状態に陥ったが、われわれは諸君がこうむっている苦痛の原因・・民族心、国境、身分の違い・・を根絶しつつある。もちろん、諸君がわれわれを断罪するのは自由である。だが、われわれが提供するものに挑戦もしないうちに断罪するとしたら、それはちょっと大胆過ぎるというものではないか」……すると群集はわれわれを讃え、希望と期待にふくれ上がり、全員こぞって手を差しのべ、われわれを激励し、われわれを讃える。人類の一番小さな成員グループにも、グループごとに集会を催させ同意を取り付けてきた選挙という、われわれが揃えてきた道具立てを使って、われわれは世界王の座に就く。このような選挙が、われわれの目的に役立ち、最終的にはわれわれに有罪宣告を下す前に、全員一致でわれわれともっと親しくなりたいと望むようになる。
以上のことを確保するには、絶対的な多数を獲得すべく、階級や資格の別なく万人に投票させなければならない。知識人や有産者階級だけでは絶対多数は獲得できない。このように、自分個人が第一という考えを全員に植え込むことによって、ゴイムの家族主義や家庭教育尊重心を粉砕し、癖のある考え方の人間は引き離して一掃してしまう。われわれが操る群集は、彼らを第一線に立たせないし、証言の機会すら与えてやらない。群集は、従順に応待すれば見返りがあるわれわれの話を聞くことだけに慣らされる。このようにして、群集の指導者としてわれわれが彼らの頭に据えてやった代理人の指導なくしては、どんな方向へも一歩も足が踏み出せないほど総員を一大盲目力に仕上げるのである。人民は新しい指導者たちが自分たちの生計、報酬、あらゆる種類の利益になることを握っていることが判るから、この方式に服従する。
政府の計画というものは、一人の頭脳で万端出来上っているべきである。なぜならば、多数の頭で部分部分をバラバラに作らせると、決して確固不動のものにはならない。それゆえ、われわれは行動計画を知っているのは良いが、その巧妙さ、各部分の緊密な連関性、各要点の隠れた意味を破壊しないようにするには、討議してはならない。度重なる投票という手段でこの種の労作を討論し修正を加えることは、邪推と誤解の烙印を押すことになり、諸計画の進行と結びつきを妨げる。われわれは計画が強力に適切に仕組まれることを欲する。ゆえに、われわれはわれわれの指導の天才の労作を、群集やあるいは特別な団体にすら毒牙にかけさせてはならない。
これらの計画は現存する諸団体をまだ転覆はさせないだろう。それらの経済を変化させるだけで、それによって進歩の動きを全体的に結び付け、われわれの計画に従った道に導くのである。
すべての国々には、名前は似たり寄ったりだが、内実は同じものが存在する。議会、内閣、立法府、評議会、司法府、行政府などである。こういった機関の相互機能を説明する必要はない。なぜなら諸兄はどれも御存知のものだからである。が、一つだけ注意しておきたいのは、ここに名を挙げた機関は、国家の中ではある重要な役割を担っているという点である。この重要な≠ニいう言葉に御留意願いたい。これは機関のことを指しているのではなく、その機能のことを言っているのである。これらの機関はいくつもの部分に分れていて、その全体で政府という機能・・行政、立法、司法・・を果たしている。そこでは、分割された機関は人体の臓器に似た働きをするようになっている。もしも国家機構の一部を損傷すれば、国家は病気にかかり、死ぬことになることは人体と同様である。
われわれが国家機関にリベラリズムの毒を注ぎ込んだら、その政治複合体全体がある変化を起こし、国家が不治の病い・・敗血症・・に犯され、あとは悶絶死という終焉を待つばかりである。
リベラリズムは立憲国家を作った。それはゴイムにとっては唯一の安全装置である専制国家に代るものであった。よく御存知のように、憲法は混乱、誤解、争論、見解の相違、各党派の実りなき煽動等の一切合切の学校・・一言にして言えば、これら何もかもが国家の機能を破壊する学校以外の何ものでもない。「おしゃべり屋」連中の手助けをする護民官は、ほかならぬ新聞である。新聞屋は支配者に怠慢無能の烙印を押し、よって無益無用であると断罪した。実にこのために多くの国々で支配者が退位させられたのである。その時であった、共和国時代到来の可能性が見えたのは。その時であった、われわれが支配者に代えて政府の似顔絵・・群集、すなわちわれらが奴隷、われらの人形たちの中から拾い上げた大統領・・を置き換えたのは。これはゴイ人民の地下に仕掛けられた地雷であった。敢えて申し上げるが、ゴイ人民の地下に、である。
近い将来、われわれは大統領を責任のある役職にするであろう。
その時までに、われわれは表向きの役には就かず、われらの人格なき人形たちに責任を負わせ続けるだろう。権力亡者がだんだん少なくなったとしても、われわれの知ったことではない。大統領のなり手が少なくなり暗礁に乗り上げるとしても、暗礁があろうがあるまいが、国家は最後には崩壊に向って行くのである。
われわれの計画が然るべき成果を挙げるためには、パナマ汚職事件その他のような、過去に隠れた古傷を持っている候補を選んで選挙に臨む・・すると、そういう連中は旧悪を暴露される怖さと権力を得た者の常で、すなわち、大統領の地位に付きものの特権と名譽を失うまいとして、われわれの計画達成の当てにしてよい代理人となるのである。[フランス議会の]下院は、大統領を選出し、援護し、保護するであろうが、われわれは新法案を提案したり既成法案を修正したりする権限を奪ってしまう。というのは、この権限は責任ある大統領、われらの手中にある傀儡に、われわれが与えるのである。そうすれば事の成行きとして、大統領の権威は四方八方から攻撃の的となる。だが、われわれは自己防衛の手段として、人民に呼びかける権限、代議員たちの頭越しに直接人民に呼びかけて決定させる、すなわち、大統領といえども一員である盲目の奴隷・・群集の大多数・・に呼びかける権限を彼に確保してやる。そのこととは別に、われわれは大統領に宣戦布告の権限を与えてやる。それには、国軍の長であり新共和国憲法の責任ある代表者たる大統領は、新共和国憲法防衛の際に備え、軍を自由に動かせなければならないと、説明しておく。
容易に理解されるように、この状況下にあって祭壇の鍵を手中にしているのはわれわれであり、われわれ以外の何者にも断じて立法権を行使させない。
その他に、新共和国憲法を成立させたら、政治的機密保持という名目で政府の処置に対する議会の質問を一切封じる。その上、新憲法によって議員の数を最少限に抑え、それに比例させ政治的煽動と政治熱を減らす。だが、めったに起こることではないとは思うが、もしも最少限に縮小された議会が反抗の火の手を挙げるならば、われわれは即刻全人民という絶対大多数に直接檄を発して議会を廃棄するであろう……大統領は上下両院の議長・副議長の任命が杖となる。通常の議会の会期とは異なって、議員の任期を数ヵ月に縮める。その上、行政の長である大統領には、議会召集解散の権限を持たせる。特に、解散した場合は、新議員任命を延期できるものとする。しかし、われわれの計画がまだ熟成していなくて、実際には非合法の状態でこれら一連のことを全部実行して、なおかつわれわれが立てた大統領に全責任を負わせないためには、大統領周辺の大臣や高官を教唆して、彼らが自分たちの裁量でやったことであり、彼らを身代りにして責任を取らせることで、大統領の責任を回避させる……この件に関しては、われわれは特別に上院、最高行政裁判所、閣僚会議に役割を与えるが、一個人には勧めない。
大統領は、幾通りにも解釈できる法律の意味を、われわれの意図する通りに解釈するであろう。大統領はさらに進んで、われわれが廃止の必要を指示すれば、法律を廃止することもやるだろう。その他に、大統領は臨時法を、また、国利国益のためにはこれが必要だと言いつくろって、憲法の枠から逸脱した新しい法案すら提案する権限を持つだろう。
かような手を打っておくと、少しづつまた少しづつ、一歩一歩と破壊する力が働いて、われわれが諸権利を手に入れた当初、ことごとくの憲法を気付かれないうちに無効にさせるために憲法の中に隠し据え、ねじ込んでおいたものすべてが、われらの独裁政権があらゆる政体の政府を束ねる日を到来させるのである。
憲法廃止以前にわれらの独裁者が認められるかも知れぬが、その秋が来ればそれまでの支配者たちの無能無策に・・われわれが仕組んだことであるのだが・・業を煮やした人民たちは、大声で叫ぶだろう。「奴らを追放しろ、世界を治めるのは一人でいい。おれたちをまとめて争いの種をなくしてくれ・・国境、民族、宗教、国債、そんなものは御免だ・・平和と秩序をくれ、今までの支配者や議員が決してくれなかった平和と秩序を!」
だが、諸氏は完璧に理解されていると思う、すべての国々でこのような叫びを挙げさせるには、すべての国々で、紛争、憎悪、闘争、羨望、さらに拷問、さらに飢餓によって、人間性が疲労困憊の極に達するまで、人民と政府との関係を悪化させることが絶対不可欠であることを。これら悪の予防接種を施すことによって、また欠乏によって、ゴイムは金銭その他すべてのことにわたってわれわれの支配下に入る以外のことは考えなくなる。
ただし、もしも世界の国民にホッと一息でも入れさせるならば、われわれが渇望する時は九分九厘到来しないのである。
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