2008/12/7
「2013年以降地球は大氷河期に入る」
エデンの門が開くこの時期のことを,地質学者は最大間氷期とよんでいる。
原生人類は地球上に現れてから,そのようなパラダイスを二度しか見ていない。最近の最大間氷期はわずか8000年前のことで,その秋の日差しの名残に浴していられる私たちは幸運なのだ。
Stephen Oppenheimer:Out of Eden
エデンの門が開く時参照
世界の予告の終わりがなかった場合ですが♪
西方向に航行する飛行機の中に置かれた時計は,逆方向に進む飛行機に置かれた時計より早く進んでいることを知っていましたか?僕も最近まで知りませんでした。東に向かって飛ぶ飛行機の乗客の時間は,西に向かって飛ぶ飛行機の時間より進みが遅い。勿論わずかな時間の遅れです。これをホーキンズ博士は「双子のパラドックスー矛盾ー」と呼んでいます。
ストーンヘンジの巨石配列を博士はコンピューターで分析しました。そして複雑な解析の結果この遺跡が石の都のコンピューターであることがわかりました。ストーンヘンジの外環の石列を外れたところに56の穴があって,オーブリー穴と呼ばれていますが,博士は四個の移動可能な標識石のシステムを使用して,日食・月食の時期を預言できることを示した。 紀元前8,000年,古代メソポタミア地方では,人間は常に空の脅威にさらされていました。人間の精神は,計り知れない要素に満ちた宇宙に支配され,天体は雷・稲妻・灼熱・日食・月食などを仕掛けてきて,天体優位の考えが生まれました。
人々は導き手を求めて空を見上げる日常の一部になりました。古代シュメール地方の星こそが,占星学を最初に生み出したとも言えます 。古代バビロニアで天体観測がされるようになった頃,神々の座はすでに確立され,それぞれの神に人間生活の各部分を司る力を与えました。
火星は暴力と戦争の支配者であり,水星は迅速,狡猾であり打算的な知恵を司り,木星は王者のような人間の支配者であり,土星は気が短く残忍な性格をもっているなどとされ,しだいにこれらは繋ぎ合わされ,民間伝承を生み出し占星学の元となり,やがてそれが西洋占星術と進化発展をとげて行きました。
実際の占星学は紀元前700年頃ですが,驚くべき事に3,200年前に人はすでに月の周期を知っていたそうです。私達が知っている暦はアッシリアのアシューバニパル王の時代(紀元前700年)に惑星の運行表(暦)が作られ,すでに惑星が独自の法則にしたがって一定の動きをしていることなどが解明されています 。
2005年10月18日にスコット・ハイマン博士の発表した論文に,2002年九月30日から10月1日の間に天の川の銀河の中心から77分毎に五つの,エネルギーの高いシグナルがあったそうです。思うに米国商務省海洋大気庁(NOAA)が1979年以来八機の極軌道人口衛星からの,大気中の酸素によって放出される60ギガヘルツの周波数に近い放射線を測定する,マイクロ波探査装置MSUを搭載した衛星からのマイクロ波をキャッチしたのではないでしょうか。
地球の大気の温度傾向をみる尺度ですが,現在地球温暖化が言われています。これら衛星がキャッチした対流圏下層の温度は,逆にわずかに冷却化しているそうです。少なくとも10年につきプラスマイナス0.05度と考えられます。10年間に0.05度の冷却化と0.07度の温暖化ということでしょうか。しかし最近の太陽の黒点の異常は殆ど報道されていない。理論的には太陽の核融合に必要な水素は一億五千年先まで大丈夫とのことですが果たしてそうでしょうか。
黄色いこまうぐいす参照
天地創造参照
やっぱりミニ氷河期参照
この項のほとんどの天文学的情報は、新版となった『セドナ・スターシード、銀河の秘儀参入』の著者、銀河全天の天文学者レイモンド・マーディクスの研究によっている。この題材は北半球の視座から書かれたものである事を記憶しておいて欲しい。これは北半球で経験する冬至の話は、南半球では夏至の経験である事を意味している。
ホゼ・アグエイアスの『ドリームスペル/時間船地球号2013の旅』において、彼はマヤの現行の5200年の「長周期」の終了する日にちはまた、26,000年(管理人注:25,785年,25,800年,25,920年の説があるがシュタイナーの「治療教育講義」では三番目の説をとっている)の歳差運動の分点と直接的な相互関係を持っていて、その歳差運動の年数は神聖暦を構成する260ユニットの「フラクタルな調和倍音」である。
この理論の支援によってレイ・マーディクスは、現在と2012年の間に起こる一連の特筆すべき天空の出来事は、明らかにマヤ暦の銀河の計時周波数・現行の5200年の終焉、そして我々の惑星が銀河文明の中への参入と直接的相互関係があると確信した。
現行の暦のサイクルが終わる日にちと、新しい銀河意識のサイクルの始まりについての莫大な量の論争が行われてきたが、天体の時計はいつでも銀河時間の正確な反映をしているので、レイがこの事に関して何を言うか我々は注意していなくてはなるまい。
歳差運動のサイクル自身は明白な開始と終了が分からないので、歳差運動の周波サイクルを知るためには、冬至と夏至の時に銀河平面に対する正確な位置を合わせる事 が、解決の手掛かりとして最も重要である、とレイ・マーディクスは示唆している。26,000年のサイクルに2回あるこの出来事は、1999年に再び起こる。
1999年にまた皆既日食がある。マヤ及び現代の双方の占星術において、日食は我々の惑星の意識プログラムのための活性化の門であると考えられている。この日食は8月11日に起こるが、西洋では太陽がすべて隠れるのはグリニッジ標準時で午前11時である。この時太陽と月はしし座の中央に位置し、火星・土星、そして天王星はそれぞれさそり座・おうし座、そしてみずがめ座の中にあると予測されている。占星術師はこの配列をグランドクロスと呼んでいる。この特別なグランドクロスは占星術師が「アバターの点」{訳注:Avatarはインド神話で「権化・化身」の意}として言及している天空の1点で形成される。(みずがめ座のイラストレーション参照)
この1999年の日食は、その後の2012−13年の11月に起こる皆既日食と非常に深い関係がある。この日食は13番目の星座オフューチャスもしくは蛇使い座の位置で起こる。この星座は聖なる生命の知恵をもっているシャーマン/ヒーラーの原型である。銀河全天占星術の中では、この「蛇使い」出現の秘密へと我々を参入させるであろうと考えられている。
メキシコのチェチェン・イッチャ市にある古代マヤ族の回転式天文台で占星学的な技術をもっていたことがわかります。ナスカのあの地上絵も関連があるのかも知れません。貝の形に似た内部の螺旋階段はいくつもの窓に通じていて,その窓は季節ごとに観察する惑星の位置に合うようにつけられています。
銀河的シャーマニズムの科学の占星術的見地からは、銀河平面と冬至及び夏至の合の意義は、この形の合が起こる時、1つの時代が終わりもう1つの時代が始まるという明確なシグナルである。
再プログラミングと秘儀参入の時としての冬至・夏至の重要性に関しての科学的/形而上学的説明によると、この冬至・夏至の時、莫大な量の太陽エネルギーが我々の惑星の南北双方の磁極から入ってくるという。この巨大なエネルギーの流入は、その後の6か月間のために我々の惑星の時期的グリッドをプログラムする、太陽精神からのエネルギー/意識のプログラムを含んでいるのだ。
このエネルギー/意識のプログラムはまた、太陽と地球がちょうど合になったの時の星々や星座が銀河のエネルギーを運ぶ。1999年の冬至の場合、我々は銀河中心及び13番目の星座「蛇使い座 」と非常に接近しつつ、正確に銀河平面と1列になる。
蛇使い座は聖なる生命の知恵を持つシャーマン/ヒーラーの銀河的エネルギーを意味している。銀河全天占星術においては、この1999年の冬至は我々の惑星を蛇使い座の意味するところの秘密の中へと参入させ、そしてさらに重要な事として、銀河の中心から発せられる銀河的シンクロニシティのエネルギーと同調するであろうと考えられている。
1999年の冬至の時、我々の惑星の南極は銀河及び太陽系の平面と1列になり、銀河中心と1直線になる。その時銀河のエネルギー/意識プログラムはすでに空いている南極上空のオゾンホールを通って入って来て、我々の惑星の歴史上全く例を見ない銀河の意識/エネルギーを我々の惑星にもたらすだろう。(オゾンホールが実際に我々の利益として働くというイメージ──もしくはニューエイジのちんぷんかんぷんな言葉で言う、新しいエネルギーへと我々を開き上げる(オープン・アップする)という考え方は、面白くないだろうか?)
1999年の後に続く13年間 は、我々が受け入れ可能な新しい銀河のエネルギーを統合する、激動の変革期となるだろう。この1連の最終的な活性化は、2012年のうちの短期間に続いて起こる3つの天文学的出来事からなっている。最初のそれは11月13日の皆既日食である。2番目は銀河平面と1直線になる最後の冬至である。3番目の出来事は2012年12月31日に起こる、真夜中にシリウスが我々の惑星及び太陽と1直線になるという事である。
これらの天体イベントの内の1つが、マヤ暦で13.0.0.0.0と表される日付(*注)である5200年サイクルの終わりに当たるのだろうか?グレゴリオ暦によれば、毎年の終わりは12月31日と1月1日の間の真夜中である。しかしホゼ・アグエイアスの言うマヤのシステムによれば、マヤの1年の終わりは7月25日である。この1年の終わりの日付の食い違いは、7月25日の日付がもしホゼの独断でないとしても、ただ年の終わりの時として奇妙に思われるだけでなく、ホゼがこの年の7月26日すなわち「マヤの新年」以降を2013年であると言っている事と共に、ホゼの研究を学ぶ多くの者にとって障害となり、混乱の元となっている。
明らかにマヤ暦の1年の始まりと終わりは、マヤ文明が繁栄していた地域では実際にこの日付であり、シリウスは7月26日の夜明けの直前に昇って来るのである。 この事は古代エジプトのように、マヤでもシリウスの日の出直前の東の地平線からの上昇(ヘリオカル・ライジング)と共に新年が始まるという事を意味している。(ヘリオスHeliosとはギリシア語で太陽を意味する)
(*注:レイ・マーディクスは2012年の冬至がその日であると信じている)
夏至から冬至にかけて日中の時間は短くなり気温が下がりはじめる。北半球から観測すると太陽は南下し弱まっていく。日が短くなり作物が途絶える冬至の接近とは古代人にとっては死を意味していた。(12月1日)12月22日には太陽の消滅は明らかになり夏至から6ヶ月かけて南下していた太陽は12月22日に空の最低点に到達する。ここで不思議な現象が起きる 。太陽の南下がここで止まる。つまり三日の死の後で太陽は復活する。詳しく言えば,12月22,23,24日太陽は三日死に十字(CRUX)によって復活する。これがイエスが十字架に架けられ三日後に復活した太陽の救世主の話はキリストだけではない。聖書は天文学的記述であることからこの日が「人類の終末」なのであろう。
この事はまた一体なぜ現行のグレゴリオ暦の新年が、我々の祖先がかつて春分や冬至のようなものを基準にして元旦としたような、論理的根拠に基づいていないのだろうかという問題を残している。レイ・マーディクスはこの事に次のように答えている。グレゴリオ暦の新年の始まりは、毎年シリウス星と太陽が互いに反対の位置にくる時刻に基づいている。すべての地方時の地域において、12月31日の真夜中にシリスウが夜空において最も高い位置に来た時、太陽は地球の全く反対側に来ている。
イシスとホロス(太陽王) マリアとイエス(太陽王)
バチカンはミトラ教の聖地跡であるがミトラ教の太陽王の誕生日は12月24日であり今のクリスマスとなったのでイエスが誕生した日ではない。「わたしは人を創造したが,これを地上からぬぐい去ろう。人だけでなく,家畜も這うものも空の鳥も。わたしはこれらを造ったことを後悔する」<創世記第6章7節>
統一世界へのアジェンダ
1)中東地区の平和の完全なる崩壊
2)ヴァチカン主導で宗教テロを先導
3)全ての世界の宗教の崩壊
4)国連は,世界の平和と安全の名のもとに,一つの世界政府の宣言をする
5)突然の予定された英国,中国と合衆国の崩壊。残りの世界は無政府主義状態となる。善意を持った者,真理の探究者たちは生き残るであろう
6)144,000人 (聖書からの引用)のメンバーによる新政府と6百万人強の人たちによる支配
7)新しい世界(NWO)は始まるや,大量クリーンアップ(皆殺し)計画は実行される。
8)新しいエコ・システムは始まり,すべての再構築が始まる。病気や疾病はなくなるだろう。老化というものもなくなるであろう。新しい人類の家族は徐々にこの地球を神託によるパラダイスに導くだろう。
バチカン(Jesuits)が神の教えの通り行っているのである。Popeとは神の代理の意味です。ですからFEMAも「なにもかも地上からぬぐい去ろう」という神の代理(バチカン・イエズス会)としての殺戮手段なのです。聖書は世界のベストセラーですが反面「悪魔の書」でもあり「真実の書」でもあるのです。イエスが再臨して「千年王国」を築くなんて詭弁そのものです。これが残念ながらこの世の真実です
聖書によればハルマゲドンの最終戦争がメギドの丘で起きイエスが再臨し千年王国が始まるという。これはとんでもないまやかしであり千年王国とはナチのThousand years of REICHと何回も言ってきた。イルミナティ(ルシファーを崇拝する悪魔主義者)が人類の2/3を殺し1/3で世界統一政府をつくる話はゼカリア書13章からくる。「その日,ダビデの家とエルサレムの住民のために,罪と穢(けが)れを洗い清める一つの泉が開かれる...........剣よ,起きよ,わたしの羊飼いに立ち向かえ わたしの同僚であった男たちに立ち向かえと 万軍の主は言われる。羊飼いを撃て,羊の群れは散らされるがよい......。この地のどこでもこうなる,と主は言われる。三分の二は死に絶え,三分の一が残る。この三分の一を私は火に入れ 銀を精錬するように精錬し 金を試すように試す。彼がわが名を呼べば,わたしは彼に答え「彼こそわたしの民」と言い 彼は,「主こそわたしの神」と答えるであろう,と。
何回も記事にしましたが,Vaticanという言葉は「diving serpent」でありVatis=Diviner and Can=Serpent(蛇)から由来している。カトリック聖書(ドウエイ版)verse18にはこう書かれている。666〜the numeral letters of his name shall make up his number.So let us take his name that is given to this MAN -the Pope of Rome。ローマのPopeは「VICARIUS FILII DEI」(Representative of the SON of GOD)であり,GODとはSATAN/LUCIFERのことである。以下のようにヘブライ語数字変換すると.....
プロテスタントはカトリックのDOUAY Bibleを知らない。DOUAY BibleにはPOPEは神の代表であると実にはっきりと明記してある。米国でCisco Wheeler女史が言ったことは今でもはっきりと記憶にある。それは「the total papal structure had been built on the supposition that the POPE is the VICARIUS FILII DEL and when the POPE is crowned ,the cardinal who places the TIARA(教皇冠 ) on his head pronounces him to be VICARIUS FILII DEI」と。
しかし,実際にはそうではない。簡単である。「夏至の日には北緯66.6度以北の北極圏全域で白夜となり,南緯66.6度以南の南極圏全域で極夜となる」の66.6度のことである。あるいは地軸は赤道に対して23.4度傾いている。90度ー23.4度=66.6度=666でもある。POPEはAngel of ABYSSつまりDestroyerを意味するが,マヤの長期周期により文明の終焉を意味すると思われる。AD325年コンスタンティヌスは二ケア公会議を開き様々な政治的背景で”キリスト教理”は創作された。そして血をも流すキリスト教という「神聖詐欺」の長い歴史が始まった。1600年間バチカンはヨーロッパ全体の政治主権を握り微笑みながら暗黒時代を十字軍や宗教裁判などで率先してきた。1806年まで神聖ローマ帝国は続いた。それは神がすべてを支配することで人間の責任を減少させ代わりに醜い犯罪が神の名によって正当化される。これを神の名の正義と呼べばいいのだろうか。
A City Called NAZARETH参照
バチカンの12宮黄道↓
これが正しい十字架
この事が我々に明らかにする事は、法王グレゴリオ13世が世界に負わせたカレンダーシステムには、実際たくさんの論理(とはいえかなり曖昧ではあるが)があるという事である。グレゴリオ暦とマヤ暦双方のシステムは時を刻むのにシリウス星を用いているが、その時間合わせは互いに反対の天体運行で説明している。 マヤ及びエジプトのシステムは新年の始まりを太陽がシリウスと地球の間にある時としているが、一方グレゴリオ暦のシステムは地球がシリウスと太陽の間にある時を新年の始まりとしている。
この事がマヤ暦の銀河的な時の刻み方に興味を持っている我々にとって意味する事は、日の出直前に東の地平線からシリウスが昇って来る時と、12月31日の真夜中にシリウスが南中する時の間には6カ月の期間があるが、これは重要で分離できないものとして考えられる地球−太陽−シリウスの相互作用が、2つの異なるステージとして描写できるという事である。
グレゴリオ暦の1999年におけるセドナと同緯度でのシリウスの夜明け直前の上昇は、8月11日の皆既日食の日付と非常に近いという事は注目に値する。2012年の日食が、1999年の銀河への参入の13年後で、また21世紀に入ってから13番目の年に起こるという事にも、我々はまた注目しなくてはならない。
5200年サイクルの初めの日付である紀元前3113年8月13日は、メキシコのモンテ・アルバンにマヤの時間計時者が立てた記念石碑に残されている日付に基づいている。 マヤのシステムにおける調和数の5200は、260×20からなっている。26,000はまた5200で割る事ができる。すなわち26,000/5=5200。5200という数は52の調和倍音でもあるが、52もまた260ユニットの神聖暦の中にも現れる重要な数で、28(月の平均周期日)に付加される数的価値である4つのサインの13グループ分の数でもある。
あなたの計算による素早いチェックでは、マヤの長周期は紀元前3113年前から(5200年ではなく)5125太陽年がかかる。なぜならマヤ暦の1年は、長周期の完全なる分割である360日サイクルであるからだ。(この2つの長周期の間に133.8日のずれがある)
我々が360日で5200年を計算すると、興味深い数値が出てくる。5200×360=1,872,000。この数値を13(マヤ神聖暦の基本的な2つの数のうちの1つ)で割ると、我々は光の調和である144,000 に行き当たる。
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フォトンベルトの真実と暗黒星ネメシス
エハン・デラヴィ・著 愛知ソニア・訳 学研 2007年2月刊
Maya Cosmogenesis 2012その1参照
Maya Cosmogenesis 2012その2参照
私たちの宇宙は、2012年に向けて刻々と変化を遂げている。そして、種の絶滅現象が顕著化している今、はたして人類の未来はどうなるのか?
人類の再生を賭けた新たなる時代への挑戦を検証する。
今、生きている私たちだれもが、エレクトリック・ユニバース論を知っていてよかったと思うときがきっとやってくる。私はそう確信している。
確かなのは想像を絶するようなとんでもない大転換の時期が、すぐそばまでやってきているということである。これを知るための最も簡単な方法がエレクトリック・ユニバース論であり、それを知るのに方程式も何もいらない。
科学的にみてもはっきりしている宇宙の変容の時期は、遠い昔から予言として語り継がれてきたことと一致している。それらの予言は、異なる時代や文化背景から生まれたが、すべて「2012年12月冬至」というきわめて正確な時期を示しながら一致している。これを無視することはできない。
2012年の意味
「2012年とは何か」と質問されたら、私は「科学的に実証可能な宇宙の大転換が起きる時期」と答える。地球はもちろんのこと、私たちの太陽系そのものが、広大な宇宙を旅し、移動しながらさしかかる特定の位置が、西暦2012年12月21日である。
地球が太陽を回っているように、太陽系も銀河系も回転しているので、太陽系は以前に何度もこの点を通過している。だから古代文明ではこれは知られており、これを記録しただけではなく、彼らは天で起こるイベントを前もって予知する能力を持っていた。
したがって予言と思われているものは、実は確かな経験から生まれたものであり、「御告げ」のようなものではない。
2012年12月21日というタイミングで、私たちのいる太陽系は銀河系の一定の位置を通過する。そして、銀河の中心と太陽と地球はその日に一列に並ぶ。これは『マヤコスモジェネシス』に書かれている が、同書の著者のジョン・メージャー・ジェンキンズの長年にわたる古代マヤの研究では、その日に銀河の中心にある強力な磁気エネルギーは、直接太陽や地球に降り注ぐという。そしてこれこそ、地球上のあらゆる伝説や神話が予言として私たちに残したメッセージの内容なのである。(管理人注: むしろ極の移転の可能性もある)
古代マヤ文明はこの時期を「最後の太陽」と呼んでいるが、おそらく「太陽系がそこを通過するのは最後になる」という意味を示唆したのだろう。そして、この日にマヤ暦は終わっている。
これが実際に起きるとなればそのインパクトは大きいはずであり、こんなことをいうと受け入れてもらえないのは私も十分承知している。だが、ここであやしい学者たちを紹介し、でっち上げの仮説で説得しようなどという気は毛頭ない。
これは人類学的にみても天文考古学的にみても重要なテーマであり、私たちの未来の進化を考えるうえで見逃せないハイポイントだろう。だから15年も前から、ただこの「2012年」にフォーカスしながら、さまざまな関係テーマを研究してきた。そして私は、あるときエレクトリック・ユニバースというコンセプトに導かれたのである。
さてここで、ある大きな繭が舟に乗って世界を一周する旅をイメージしてほしい。
繭を乗せた舟は北に流されるほど冷えきり、赤道に向かうと温められる。それからその繭は南極あたりで嵐に会い、カリブ海にくるとハリケーンに襲われてしまった。
この繭と同じように今、地球に暮らす生き物すべてが、こんな災害まみれの状態に置かれている。そしてその繭を割ってはいだしてくるのはまさに私たち人間であり、この惑星地球のすべての生き物が実際にそういう状況に置かれているのである。
しかし、実際の繭からは美しい蝶が生まれでてくる。同じように、私たち人類も今までとはまったく違う生物として生まれ変わる。そのブループリント(青写真)は、今にも割れそうな繭の中に含まれているのだ。
繭を運ぶ舟は何度も世界を巡り、厳しい気象にも何回も遭遇してきた。定期的にこれを繰り返してきた。何とか災害を逃れ、生きのびて、これから繭が孵るのに絶好なタイミングを迎えようとしている。
私たちの地球もこのような旅をして太陽の周囲を回り、太陽は銀河を回り、銀河は宇宙を回り巡っている。
こういった回転のほとんどを、数学的に正確に計算することは可能である。しかしこの運動に関しては、まだまだ私たちの科学では理解できない謎に包まれたものがある。その謎の中で一番重視したいことは何かというと、こういった動きの背後には、何らかの知的意識が働きかけている可能性が考えられるという点である、ある「知性」によって、人類の進化やさまざまな計らいやデザインが創られているという考え方である。
残念にもこれは、現代科学においてまだほとんど探究されていないに等しい分野だが、少なくとも私は、まったく疑いの余地なくこれを信じているひとりである。そしてその「知性」は、宇宙のすべてを互いに連結させることができる、私たちの想像を絶するようなパワーで満ちていると思う。
そのパワーの働きは今まで知られておらず、目で見えるものでもない。そしてそのようにすべてをつないでおけるのは、私たちの科学が信じているような重力でもなければ、核融合のような原子力よりもはるかに強力であるはずだ。すべてのパワーの源は、私は電気的なパワーだと思っている。
いうまでもなく、物質の中心には電子がある。そしてすでにご承知のように電流は宇宙中に流れているが、場所によってその強さは違ってくる。それを想像していただければ、宇宙には電気がとても強い場所や時期があることがわかる。
古代人は、一番強い電気に満ちた場所を通過するタイミングを実に詳しく知っていた。どうやって彼らはそれを知ったのか。それについてこれから検討してみよう。
歳差運動
私たち人間にとって「春分点歳差」と呼ばれる現象は理解しがたく、それが持つ重要な意味は今の科学でさえほとんどわかっていない。しかし、なぜかこの宇宙の壮大なサイクルを古代の人々は理解していた。
古代ケルト民族や古代エジプト、マヤ、インカ、アステカ、インド、シュメールなど、世界に散らばる古代文明において、春分点歳差は例外なく認識されていて、天における何にもまして重要な動きであると見なされていた。彼らは非常に長い時間を費やしてきわめて正確な暦を作り、およそ2万6000年という歳差運動のサイクルにおけるどの時点であっても、宇宙における地球の位置や時期を知ることができた。これは驚くべきことである。
ギリシア時代になってプラトンはこの春分点歳差を「ロングイヤー」と呼んだ。実際に西洋ゾジアク(黄道帯)は、12宮の全部の星座にある星々が空の一点から移動して一周して戻る期間を1年としている。
ここで私が、「ノストラダムスの予言」のような話をしていると判断しないでいただきたい。歳差運動は宇宙で実際に超きている動きである。それは地球軸から生じていると、今のほとんどの科学者たちは信じている。
また、その結果として地球から見る星々が72年周期で、天で見えている固定した位置から1度ずつ移動する。ちょうど時計のように、72年ごとに1分ずつ針が示す位置がずれてくるようなものと考えていただければよい。。
それぐらいのずれであれば日々の生活にはほとんど影響しないから、無頓着なのが今の私たちである。が、なぜ、古代の人々はそんな些細な天の動きを気にしたのか? また、どのようにして、この歳差運動を明確に知ることができたのだろうか?
この時代に生きる私たちは、それをよく知る必要があると思う。なぜなら、人類起源の文明といえるほど古くからあるインドのヴェーダ哲学によると、私たちが暮らしている時代は「カリ・ユガ」(世界が崩れいく時代)の最後と呼ばれ、世界の秩序が完全に失われる時代となり、新しい時代が始まるとされるからだ。
このように古代の人々は、今という、彼らからすると未来を、形は違えども「共通する未来」として予言していることは、注目すべきである。私はそう強く感じている。
この世が年齢を重ねていくということと歳差運動との関係については、マサチューセッツ工科大学のジョルジョ・デ・サンティヤーナ教授によって徹底的な研究がなされた。彼は歴史と科学を教えており、共同研究者であるフランクフルト大学のハーサ・ヴォンデッシェンドは神話研究の専門家である。
このふたりが『Hamlet's Mill』(ハムレットの水車小屋)を共著し、宇宙サイクルに対する世界の古代信仰に「偶然の一致」などありえないことを明かしている。
ハムレットの水車小屋・原文
歳差運動と呼ばれる宇宙の壮大なサイクルは、1時間、1日、1年と同じように、今まで何度も繰り返し宇宙で起きてきたことである。ただ何万年という大きいサイクルであるというだけの違いである。
この歳差運動に関して、古代の人々がそれを知るほど進歩していたはずはないという意見もある。古代人の知識をなめているのだ。このように考える科学者はもちろん、私たち現代人はなんと傲慢なのだろう。
さて、この歳差運動を再び認識するようになったのは比較的最近のことだが、そこに大昔の祖先たちのような重要性はまったく見出せずにいる。現代の私たちは、地球から見える星が異なる位置に移動していても、その意味についてはあまり深く考えない。
私たちが地球から夜空を仰ぐ天の川銀河が72年に1度ずつ動き、時計のように360度を回転するのに要する時間は、2万5920年である。約2万6000年という想像を絶する長さなので、日々の食事やセックスなど、生きていくことにはまったく影響ないだろうと考えてしまいがちだ。
それにしても気が遠くなるほど長い年月のサイクルに対して、なぜ、古代の人々はそれほどにも注目したのだろうか?
今、私はきわめて明らかにその理由がわかるようになった。それは周期的に訪れるカタストロフを予測するためであった。そして歳差運動に深く関係している「西暦2012年」というテーマを14年前から重要視するようになり、『マージング・ポイント』(日本教文社、1993年)という本を執筆して以来、私はずっとこのテーマに関する講演をしたりしてきた。私の執筆したすべての書籍もこのテーマからはずれるものは何ひとつとしてない。
私たち全員が、さらにはこの地球に住むすべての命が直面することになる2012年の現実とはどんなものかというと、もちろん、今のこの現状と深く関係している。これが理由で、このテーマに関してさらにもう一冊書くべきであると決めた。それが本書である。
私の情報もあれからずい分と増え、また「2012年」というテーマに関する理解度もより具体的になっている。いまや、日本のテレビでさえ「2012年」に関して報じるようになってもいる。
インドで一番読まれている新聞は最近、このテーマを何度も取り上げていて、インターネット上にも関連ニュースが日増しに増えてきつつある。これに関するさまざまな論議で国際的に活気づいてきている。
今世紀が始まって以来のたった数年間に、世界のあちこちで多すぎるといえるほどの災害が起き、そしてそれらすべてに共通するテーマは破壊や消滅など「終わり」に関係している。今まで疑いの目で見ていた人たち、つまりインテリと見なされる懐疑主義者たちでさえ、そろそろ2012年が示すことを認めなくてはならないようになるだろう。
しかし、私はこの世の終わりを説くような宗教がかった迷信っぽい浅い終末論を示しているのではなく、惑星や宇宙を科学的に検証した現実をお伝えしているのである。そして世界中を旅するあの繭の話のように、適切なタイミングで素情らしい変容が訪れるということを忘れないでいただきたい。
その変化に備えて私たちは今、準備中である。と同時に今の地球の環境は、ちょうど繭が壊れるのと同じような状態を、確実に私たちの目に見せてくれることになるのではないだろうか。特に種(スピーシー)の絶滅現象(アセンション)に象徴されるように、地球の自然環境が急速に衰えてきていることがそのひとつとしてある。種が急速にアセンションしはじめたような状態が起こっているのだ。
ここで、なぜアセンションという言葉を使うかというと、それらが持つ物理的な姿は永久に地球から去るが、それは完全に消滅してしまったのではなく、もっと深いレベルの次元で存在しつづけていると思うからだ。
種の絶滅現象(アセンション)
何百という種が地球を去って消滅し、二度と地球には戻ってこないという現象は、最近、加速化している。地球から姿を消した動物のリストを私は『フォトン・ベルトの真相』(三五館)でお伝えしているが、あれから3年後の今どうなっているか、再度、確認してみた。
(以下、このテーマで「現在の種絶滅速度」と題する囲み記事にしてありますが、ここでは省略します――なわ・ふみひと)
以上のように急速に悪化しながら、それこそ毎日のように種が死滅していく惑星に、私たちは暮らしている。これは十分に報じられているにもかかわらず、その深刻さを私たちはあまり感じずに日々の生活を続けている。私たち人類もこの絶滅種に含まれているとは考えたくはないので、この問題をつい避けてしまうのだろう。
「次は私たちかもしれない」と考えるのは確かに恐ろしいことではあるが、実際のところ「次は人類滅亡の危機が襲ってくるのではないか」と私は見ている。「2012年の冬至までに地球での人類の時間は終わるだろう」と、どういうわけか古代人は知っていたようだ。今となってはこれを迷信とはいい切れない。
私たちのDNAが先ほど挙げた種全部とほとんど変わらないとわかっていても、また、スペースシャトルから見ると惑星上の薄いブルーラインのように見える大気と呼ばれるきわめてデリケートなゾーンの中で全生命が生きているという事実があっても、確かに今深刻な事態が訪れていることに私たちは気づいていない。
そして、世界のりーダーたちがイランや北朝鮮に核拡散阻止を訴えたり、また、鳥インフルエンザがかなり深刻な問題になる恐れがあっても、依然として私たちはあまり気にとめていない。何よりも太陽活動が、以前とは比べようもなく活発になってきても知らん顔である。そんな今、間違いなく人類は、後戻りできないほどの大問題に直面している。私はあえてそういいたいのである。
しかし、現状が、もっと素晴らしく平等な世界に向かうステップであると納得している人なら、一番必要とするのは精神科医の助けであろう。予言はすべて間違っているとか、私のような者が大げさなことをいっていると、頭から否認しつづける人々に対して、私は正直いって疲れてしまった。
真実を語ってくれる科学者たちがいるにしても、だれもあまり注意をはらわない。保守的なNHKでさえ、気候変動の危機を明らかに伝えている。それでもまだ私たちは真剣に受け止められない 。
人類が存在しないかもしれない未来もありえることを、現実的に考えられない救いようのない種が人間なのだろうか。「しようがない」というひと言で問題を片づける人たちは、「世界の終わり」について語るのは時間のムダだと思っているのだろうか。
確かに終焉を迎えても何も起こらないという意味であれば、終焉について語っても何の意味もないだろう。だが、実際にはそうではないと思う。現状を冷静に分析し、ほんの少し先の未来のことを考えるならば、そのことにだれもがいずれは気づいていくだろう。そのために本書をここまで書き進めてきたのだ。
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