三木市がコンベンションホールや図書館青山分館、下石野分校跡地整備費などを盛り込んだ13億6933万円の一般会計補正予算案が9日の市議会で否決された。市は近く、改めて審議を求める再議書を提出する。
原案では、緊急雇用対策・地域活性化対策として、コンベンションホール建設費2億1000万円、青山分館など教育文化施設の整備費1億1400万円、下石野分校整備費4900万円などを計上した。しかし、市議会は「厳しい財政状況のなか、これらの事業は緊急性がない」と反対多数で否決した。
再議で否決された場合、地方自治法に基づいて再々審議を求めれば、否決されても人件費などの義務的経費は執行できる。【南良靖雄】
〔神戸版〕
毎日新聞 2009年3月11日 地方版