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野焼き作業の4人死亡 大分・由布

 17日午後1時半ごろ、大分県由布市湯布院町塚原の原野で野焼きの火が燃え広がり、作業に従事していたお年寄りの男性3人と女性1人の計4人が死亡、女性2人がやけどやねんざをした。消防が消火活動をし、約20分後に鎮火した。

 由布市消防本部によると、死亡したのは由布市の無職宮本義広さん(75)、農業緒方一成さん(70)、同畔津シズ子さん(73)、大分県別府市の無職阿部正規さん(80)の4人。けがをしたのは60歳と67歳の女性。

 県警は4人が炎にまかれ逃げ遅れたとみて、作業手順や安全管理に問題がなかったか調べている。

 野焼きの作業責任者によると、畔津さんと阿部さんがまず行方不明となり、参加者を集めての点呼で宮本さんと緒方さんもいなくなっていることが判明。4人は斜面の中腹で倒れているのが見つかった。4人はいずれも火消し棒で火を消していく担当だったという。〔共同〕(23:23)

社会 | おくやみ