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アイルワース・チームからステンソンに「プレゼント」?!
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2009年3月17日(火)
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アメリカ東部時間、月曜日の朝。フロリダ州の2大名門クラブ、レイクノナ対アイルワースのチーム戦「タビストックカップ」が開幕。出場するアイルワース・チームの選手たちが恒例となっているヘリコプターでの移動で、レイクノナCCに到着しました。スタート前の1番ティで、ヘンリク・ステンソンはタイガーからあるものをプレゼントされました。
タイガー・ウッズ 「チーム・アイルワースのメンバーを代表し、これをあなたに送ります」
ヘンリク・ステンソン 「下品で最低のプレゼント、みなさんもそう思うでしょ?」
ステンソンに渡されたのはタイガーをはじめとするメンバーのサイン入りのブリーフでした。ステンソンが先週のドラルで、ブリーフ姿でプレーしたハプニングを茶化してタイガーたちからウィットに富んだプレゼントが贈られました。
ヘンリク・ステンソン 「チーム・アイルワースからのプレゼントはナイキのアンダーウエアでしたが、あれはタイガーのでしょうね。彼はナイキのウエアを着ていますからね。」
クリス・ディマルコ 「タイガーのサイン入りだから、E−BAYでオークションにかけたら、かなりの値がつくんじゃない?」
ライバル意識がうかがえるタビストック・カップですが、それは通常のツアーの大会で見られるものではありません。選手たちはファンと、そして選手同士との交流を楽しんでいました。それを象徴したのがタイガーがステンソンにブリーフをプレゼントしたシーンでした。
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豪華絢爛!名門クラブ対決「タビストックカップ」初日
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2009年3月17日(火)
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赤のユニフォ−ムのアイルワ−ス・チ−ム。エースのタイガ−は2番パー5のサ−ド・ショットでチップイン・イーグル。続く3番パ−4のセカンド・ショットもピン2メ−トルにつけて、バ−ディを奪います。タイガ−のパートナ−、ジョン・クックも8番パ−4で長いバーディを決めて先輩の貫禄を見せました。
12番パ−4では、ラフからのセカンド・ショットがあわやカップインしそうになったタイガーでしたが、ボ−ルはグリ−ンエッジまで戻ってしまいファンもタイガーもはガッカリ。結果はパ−でした。
アイルワ−ス・チームのキャプテン、マ−ク・オメ−ラは1番で10メ−トルのパット決めてスタート。さらに17番パ−3では、12メ−トルのバ−ディパットを見事に沈めました。
レイクノナのイアン・ポ−ルタ−は、9番パ−5でラフからツ−オンを狙い、グリ−ンの手前から転がったボ−ルは、ピン2メ−トルへ。みごとイ−グルを奪いました。
レイクノナのキャプテン、ア−ニ−・エルスは11番パ−5の3打目でミス。バンカ−・ショットのうまさに定評のあるエルスらしからぬショットでグリ−ンをとらえることができませんでした。しかし、4打目でチップイン・バ−ディを決めミスを挽回。
アイルワースのスチュア−ト・アップルビ−&ロバート・アレンビー組は、ワン・ダウンで迎えた18番パ−4。アップルビーがのサ−ド・ショットでチップイン・バ−ディを奪い、パ−トナ−のアレンビ−と軽くハイタッチ。しかし、相手チ−ムのジャスティン・ローズが、バーディ・パットを決めれば勝負あり。ロ−ズとイアン・ポ−ルタ−が勝利を収め、2ポイントを獲得しました。
フォーボールのフォーマットで行われた初日は、合計10ポイントが争われましたが、タイガ−、ジョン・クック組は63をマ−クし、ヘンリク・ステンソンとクリス・ディマルコ組を破るなど、アイルワースが勝ち越し。6対4でアイルワ−スが2ポイントのリ−ドを獲っています。2日目は、フォーサムでプレーし、一人の選手が、相手チームの二人とスコアを競い合うマッチプレーとなります。残るポイントは20ポイント、つまり合計の三分の二にあたるポイントが残されていることになります。気になるタイガー・ウッズの対戦相手はヘンリク・ステンソンとイアン・ポールターとなります。
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「タビストックカップ」初日 プレー後のインタビュー
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2009年3月17日(火)
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イアン・ポ−ルタ− 「18番で相手がチップイン・バ−ディを決めたので、余分なプレッシャ−がかかりましたね。」
ジャスティン・ロ−ズ 「ポールタ−から、しっかりバーディを奪えよとハッパをかけられました。ほとんど私達がリ−ドを奪っていたので、絶対に負けたくなかったです。クラブ対抗というよりも、イングランド人とオーストラリア人の意地をかけた戦いでした。」
ジョン・クック 「タイガ−が大事な場面でパ−パットを決めたので、勢いを失わずに済みました。素晴らしいマッチでしたね。」
記者 「好調のようですが、パッティングは、まだいまひとつですか?」
タイガ−・ウッズ 「そうですね。16番と17番で、うまくパ−パットが決まったのは嬉しかったですが、まだ調整中ですよ。」
ダレン・クラーク 「楽しめる大会であることが何よりです。お互いをよく知る仲間同士の戦いですからね。でも全員、プロゴルファーですから、勝負であるからには勝ちたいと思う気持ちはあります。プライドがかかっていますし優勝には大きな意義がありますから、やはり勝つことが目的です。」
記者 「キャプテンとして、みんなに電話したり、携帯でメールを送ったりしているんでしょうか?」
マーク・オメーラ 「それはないですね。わがチームを誇りに思いますし、両チームとも国際色豊かなすばらしい編成です。レイク・ノナ、アイルワースともに世界の一流選手ばかりで、タビストックのルイス氏をはじめとする方々のビジョンにより、すばらしい大会となっています。明日、ぜひ優勝したいです。」
記者 「明日は変型シングルス・マッチとはいえ、タイガ−と一対一で勝負することになりましたね。」
イアン・ポールタ− 「楽しみですね。どんな大会でも、世界ナンバ−ワンのタイガ−とプレ−できれば本望です。タイガ−のプレ−をじっくり見ると当時に、彼と一緒に楽しみたいと思っています。楽しむことが最優先ですからね。通常の大会と違ってプレッシャ−は少ないですし、メジャ−でもWGCの大会でもありませんから、タイガ−も私もリラックスしてプレ−できます。明日、タイガ−との勝負を満喫したいですね。」
記者 「タイガ−との対戦を待ち望んでいたでしょうね?」
ヘンリク・ステンソン 「ええ、楽しかったですね。家に帰ったら、タイガ−のためにブリ−フか何か用意して、明日、1番ティ−でプレゼントしますよ。」
記者 「いいアイデアですね。明日は相手チ−ムの2人それぞれとスコアで勝負するフォーマットですが、慣れない形式ですよね?」
イアン・ポ−ルタ− 「確かに変わっていますが、もう6年目ですから、みんな慣れたと思いますし、素晴らしいフォーマットですよ。この大会はテレビ向けの豪華なイベントであると同時に、チャリティ−に貢献している点で、大事な役割を果たしています。優勝チ−ムは、10万ドルを好きなチャリティ−に寄付できますが、それは、とても意義深いことだと思います。」
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今年で12回目「タイガー・ジャム」5月に開催
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2009年3月17日(火)
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タイガーの次なるビッグパーティは、5月15日にラスベガスにあるマンダレー・ベイ・リゾートアンドカジノで開催されます。タイガーがホストをつとめ今年で12回目を迎える“タイガー・ジャム”は、AT&Tがスポンサーとなり、これまでボン・ジョビをはじめとするビッグスターがゲスト出演しましたが、今年は人気ポップグループ、ノー・ダウトがゲスト。10年以上つづいているタイガーのパーティは、これまで1100万ドル以上のチャリティ基金を集めています。
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世界トップ100ゴルファ−紹介:アンドレス・ロメロ
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2009年3月17日(火)
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世界トップ100のゴルファ−を紹介するコ−ナ−、今回はアンドレス・ロメロに迫ります。貧しい幼少時代を過ごし、クワの木を削って作ったクラブでゴルフを覚えたロメロは、去年、PGAツア−で初優勝。祖国アルゼンチンにベットル−ムが五つの豪邸を構えるセレブ・ゴルファ−へと変身し、ワールド・ランキングでは、現在38位につけていま アンドレス・ロメロは8歳でゴルフを始め、16歳でプロに転向。2008年のPGAツア−「ルーキー・オブ・ザ・イヤ−」に選ばれたロメロ。その前の年、2007年の全英オ−プンでは、最終日に10バ−ディを奪いましたが、単独3位に終わりました。
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