ちょっとひとり言
「Dorothyの6月のDog Show」
Dorothyの6月のShowは既に終わっています。2週間程の長旅から
Seatlleの家に戻り、広い犬舎とDog Runで伸び伸びとしている事でしょう。
6月のショウの成果はBOB(Over Special)が最高で、
獲得Pointは5Pointでした。
AM.CHになる為には合計15Point以上、かつ2つのMajor Point
(3ポイント〜5ポイントがメジャーポイントです)が必要となります
PembrokはMajor Pointを獲得するのが難しい犬種だと言われています。
他の日のDog showでRWBになっているのですが日本と違い
Reserveには一切Pointは付与されません。
こういった所もAM.CHになるのは厳しいですし時間もかかります。
ですがそれだけにChallengeする価値も非常に高いですし
CHになった時の喜びは日本とは一味も二味も違うのでしょうね。
DorothyがJKC.CHになった後、日本でのDog Showの続行も考えましたが
Americaの犬質の高さ、層の厚さを目の当たりにしている
私にとってそこが憧れだけの場所から挑戦の場へと恐れながらも
変わってしまいました。もしかしたらAM.CHになれないかもしれませんが
結果を恐れずAmericaに送ったことを後悔していません。
幸先良く5Point Major獲得。とにかく今後が楽しみです。
当HPのAbout Usの末尾に書いた私の夢がこれほど早く訪れるとは
私自身も思っていませんでした。、今や自他共に認める犬馬鹿、
又はCorgiクレイジーなってしまったので仕方有りませんね 笑。
常に向上心を忘れずより困難な目標設定をする事で、あらゆる面で
妥協せず充分に納得のいくBreedingを続けていきます。
次のDog Showまで2週間程有りますが、近いうちに吉報をお伝えしたいと思います。
2004.6.25
「お久しぶりです」
気が付けば夏以来ここはほったらかしだったので、たまには何か書く事にしましょう!
とは言ったものの公に物申すと何かと物言いが雨あられと降り注ぐ昨今、
当たり障りの無い内容にとどめたいところですが、どうせ書くなら出来るだけ
本音が出てしまうのが私の性分なのでカチンと来てもそこは皆様方の寛大な
お心の中にしまい込んでください。
以前有ったBBSを閉鎖してから暫く経ちますが、この度GuestBookとして再開
させました。
前回の教訓として今回はあくまでもレス無しの記帳スタイルとしました。
さて前回の教訓とは?。BBSをお持ちのかたなら少なからず経験済みと思いますが
どうにも納得できない書き込みが後を絶たないのです。
繁殖、ドッグショウ、遺伝疾患等々に関して同意、共感して頂いたかたも多く
いた事も事実ですが、そうでないかたも少々おられました。
そうでないかたの書き込み内容は省きますが(察してください 笑)次元の低い話に
付き合えるほど私は暇でも無いし諭す気にもなれません。
コーギーに関して(血統、交配、繁殖、スタンダード、ショウイング、各種競技、訓練、
遺伝疾患を含む全般)もっと自分自身でスキルアップして下さい。
純粋にコンパニオンドッグとして飼われている方にここまで厳しい要求は致しません
勿論、それなりの知識や責任は生じます。
私のコーギー歴は3年半で、繁殖は現在2回だけの経験です。たったそれだけ?
と思う方が多いと思います。
先程述べたスキルアップは短期間でも可能です。私の場合国内外を問わず
優秀なブリーダー、ハンドラー、獣医師と今では友人関係を築かせてもらいました。
勉強のため渡米も既に三度し、コーギーのみが参加する全米規模のショウにも
二度、全犬種ショウに一度行きました。
このHP冒頭のAbout Usにも記述しましたが見ると聞くとで大違いどころか
アメリカの優秀なコーギーを写真やビデオで穴の開くほど見たとしても
犬質の差は実際に見なけりゃ分かりません。
なぜ仕事を休み、大金を費やしてまで見に行くのでしょう?答えは簡単です。
日本には優秀なコーギーが極めて少ないからです。
ブリーダーにとって大切な要素の一つに作りたい犬の理想、又はイメージが
確立されていなければなりません。
本物を見ずしてその様な事が可能でしょうか?もし可能ならば今後長時間の
フライトに耐える事もなくなるので嬉しい限りなのですが。。。。。
2004.3.13
ネットサーフしていると様々な発見や驚きが無数のごとく
有りますが、コーギーに関してだけでも日々驚きの連続で
(呆れる事はもう慣れてしまいましたが。。。。。。。。。。)
以前から注目している病気(特に遺伝性疾患)なんですが
調べれば調べるほどに出てきます。犬種ごとに顕著な物と
そうでない物がありまがぺンブロークでも新たなもの
(研究自体は以前からされてます)を知りました。
私の英語力では詳細まではわかりませんが、いわゆる 「免疫不全」を
引き起こす疾患の因子の特定がDNA鑑定で わかるようです
更に掘り下げて調べ、ペンブロークの比率が高まるようなら
鑑定の必要性を考えないといけませんね。
現在ではPRA(進行性網膜萎縮)のDNA鑑定はカーディガン
のみしか行われていません。
ペンブロークが 鑑定の対象外と言う事は現時点では深刻な
状況とは 言い切れないと思います。
しかしいずれペンブロークも対象となると思います。
vWD(血液の疾患)に関してはペンブロークは検査対象リストに
その名が有り、カーディガンの名前はあがっていません。
ちなみに2002年度のアメリカでのvWDのキャリアの比率は
40%に達してしまったようです。
先程も述べたように犬種差が有り、その分病気の数も多いので
常に最先端の情報を入手する努力を怠ってはいけないと
痛感しました。
願わくばペンブロークの名が検査対象リストから消える事、
そして全ての犬種が対象とならない時代が来て欲しいものです。
2003.8.16
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