「朝鮮半島統一なら日本が核武装も」米議会調査局
【ワシントン16日聯合ニュース】北朝鮮が核兵器を有する状況で朝鮮半島が統一した場合、非核化路線を堅持している日本が核兵器保有を推進する可能性があるとの見解を、米議会図書館の議会調査局(CRS)が報告書で示した。
先月19日に刊行した報告書「日本の将来の核問題:政策論議、展望、そして米国の国益」は、朝鮮半島で統一が実現する場合、日本が核政策を再検討することもあり得ると述べた。「北朝鮮が核兵器をもっていて南北が統一され、新たな統一国が核兵器を引き続き維持することにすれば、日本は別の計算をすることになるだろう」と記す。特に、日本の一部の専門家が、核武装した統一韓国は核兵器を持った北朝鮮以上に日本に脅威になると主張してきた、と紹介している。
報告書はさらに、日本の核武装可否の政策決定は、朝鮮半島に樹立される新国家の政治的な態度、米国との関係、統一韓国政府の対日関係などにより左右されるとの見方を示した。