2次医療圏ごとに協議会 無床化計画で岩手県

 岩手県医療局の県立病院・地域診療センターの無床化計画に絡んで、県は16日の県議会予算特別委員会で、県内9地域の2次保健医療圏ごとに、地域医療体制のあり方を探る協議会を設置する方針を明らかにした。

 協議会は、無床化の一時凍結を求めてきた県議会第3会派の政和・社民クラブが「無床化対象地域以外でも、地域医療について議論していくことが必要だ」などとの趣旨で設置を求めていた。

 予算特別委で、岩渕良昭保健福祉部長は「医師不足の厳しさはしばらく続く。この危機状況について課題を共有し、地域医療のあるべき姿を議論する場を設置したい」と説明した。時期は「新年度にできるだけ早く」と述べた。

 構成メンバーは県立病院、市町村、住民代表、医療や福祉の関係者らを想定している。
2009年03月17日火曜日

岩手

社会



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