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「277床で対応可能」 宮古病院が新築・移転計画2009年3月17日

病院側の説明に聞き入る参加者ら=15日、宮古島市平良の県宮古支庁

 【宮古島】県立宮古病院(安谷屋正明院長)は15日、同病院の新築・移転計画の方針をまとめた「新宮古病院整備基本計画」(案)に関する住民対象の地元説明会を県宮古支庁で開いた。質疑応答では参加者から病床数が減る理由や1床当たりの延べ床面積などについて意見や質問が出た。
 説明会では同病院の安谷屋院長や県病院事業局の担当者らが基本計画の要旨を説明後、質疑応答が行われた。
 住民からは1床当たり70平方メートルの延べ床面積について「中部病院や南部医療センターなどに比べて狭い。中部病院並みに1床当たり75平方メートルは確保してほしい」「計画の中で病床数が減る根拠は何か」などの声が上がった。
 事業局の担当者は病床面積について「一般的な基準で、70平方メートルは妥当と考える」と説明した。
 安谷屋院長は病床数が現在の305床から277床に減ることについて「現在、常時使っているのは260から270床。今後、急性期医療に特化していくため1回の入院期間が短くなる見通しで、277床でやっていける」と説明した。
 県はホームページで「新宮古病院整備基本計画」の意見を27日まで公募している。


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