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厚生病院に助産師外来 来月、県内で初開設

2009年03月17日

 鳥取県は十六日、二月定例県議会本会議で県立厚生病院(倉吉市東昭和町)に四月から助産師外来を開設することを明らかにした。医師の負担軽減を図るための措置で、助産師資格を有する看護師が、経過が良好な人を対象に交代で検診や保健指導に当たる。県によると助産師外来の設置は県内で初めて。

 同病院の産婦人科(定員四人)では昨年十一月に医師一人が退職して以来、一人減の状況が続いており、医師の負担軽減のため、病院内に二十七人いる助産師の活用を進める。

 助産師外来では週三回、血圧や腹囲の測定などの検診のほか、育児や出産の相談などを受け付ける。診断や出産の介助は行わず、通院者にとっては待ち時間の短縮が期待できるという。

 同病院では十一月以降、週末に診療援助医師を鳥取大学から派遣してもらい定員不足を補っており、引き続き医師確保に努めるとともに、助産師外来の機能充実を図る考え。



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