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2009年3月16日(月) 19:20 |
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造山古墳の発掘調査進む
岡山市の造山古墳周辺で行われている、初めての発掘調査の開始から2週間が過ぎました。 周辺からは葺石や埴輪などが出土しています。
造山古墳の発掘調査を行っているのは、岡山大学の新納教授らのチームです。 造山古墳は、全国4位の規模を誇る前方後円墳です。 古墳周辺2ヶ所で行われている調査は、周濠つまり周辺部に濠があったかどうかを確認することが主な目的です。 中世後半の土の層からは、古墳の葺石に使われたと見られる石が数多く出土しています。 調査開始から2週間、杭に使用されたと見られる木片なども見つかっていますが、最大の目的である濠があったかどうかを裏付ける資料は確認できていません。今年度の発掘調査は3月末までですが、調査自体は3年の予定で来年度は場所を変えて調査が行われることになっています。
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