よい営業マンの選び方 〜不動産購入に対しての我々の考え方〜
まず、じっくり、ライフプランについて、考えてみましょう。
いつごろ結婚するのか?子供は何人ほしいのか?ご両親との同居は可能性があるのか、考えてみてください。
職場からの距離とかも大事なファクターです。
前向きに考えてみてください。
物件情報を集めましょう。
本当は、資金の計画のほうが大事なんですが、物件情報を集めてみましょう。
楽しいですから。夢が広がりますし。モティベーションもあがります。
住宅情報誌、チラシだけでは、物件情報は、少なすぎます。ホームページも見比べましょう。
真剣に研究してください。
あなたの住まいですから、何千万円もする買物ですから、真剣に研究してみてください。
資金計画は、住宅ローンを使うのであれば、無理のない返済額。
物件情報は、実は、どこの不動産会社でもほぼ、同じです。
売却したい人は、不動産会社に売却依頼をし、その物件は、「東日本流通機構(通称レインズ)」に、登録されるからです。
言い方を変えると、中年のおばさんが一人でやっている不動産会社の情報量と何千人もいる大手の不動産会社の情報量も同じということになります。
ということは、物件情報はどこでも一緒なら、情報を集めながら、信頼できる会社・営業マンを選別していくことが、大きなポイントになります。
不動産会社や営業マンの考え方をやりとりのなかで、感じましょう。
継続的なフォローの仕組みがあるのかどうか、見極めましょう。場当たりな営業マンが多いのも事実です。
借入の必要な人は、住宅ローンの相談もしてみてください。
チラシに大きく出ている物件は、チラシを打った不動産会社が、売りたい、または、利益の多い物件です。
でなければ、チラシを打たないでしょう。チラシに載せるのは、売主の承諾を得ています。
売主側の、売主の利益を優先する仲介会社(これを元受業者と言います)のものです。
のこのこ出かけると、相手は、プロですから、言いくるめられる可能性があります。
あなたサイドの代理人を選ぶことが大切です(これを客付け業者と言います)。
たくさん物件を見てください。実際の相場観もついてきます。
営業のあおりに負けないで下さい。多くの営業マンは、今月の契約、売上がお客さんより大事です。
だから、最初出会ったとき、そしてしばらくは、親切に情報を送ってくれますが、
数ヶ月もすると、なんの音沙汰もなくなります。
自然に消えていきます。こんな営業は、契約後のフォローもないので、買主にとっては、選ぶべき相手ではありません。
もちろん物件を見すぎて「何が自分に会うのか分からなくなってしまった。」なんていうお客様もいらっしゃいます。
一番大切な購入時期も忘れないでください。
未公開物件とか、「あなただけよ」情報ということを言ってくる業者がいますが、気を付けてください。
売主が業者さんで物件価格が相場よりも割高なケースが多く、要は、高く売りたいのです。
あなたが信頼を置く営業マンに、相談してください。
あせって、決めることはありません。
気に入った物件が見つかったら、じっくりとあなたの信頼できる代理人と相談してください。
「買いたいと思ったとき」に「一番欲しいと思った物件」を買ってください。
買うときは、テンションが高いので、将来の売却など考えません。
でも、将来不測の事態に備えて、または、子供が独立したら、もっと小さなものでよい、と言う考えがあるならば、
売りやすい、貸しやすいものを選ぶことも、大切な判断だということも考えておいてください。
「これだ!」と思ったら、素早い行動を起こしてください。
売主1人対買主1人であれば、比較的買主有利に交渉が出来ます。
買いたい人が2人以上現れると、価格交渉はしづらくなります。
資金も明確にしておいてください。
買えるお客さんに、売主は、弱いものです。
営業マンの売り上げ歩合のためにあなたの住まい探しがあるわけではないので、じっくりと納得のゆく物件を探してください。
そのころには、あなたも信頼できる営業マンを見つけられるころです。
彼らは、情報発信で多くの見込み客やリピート、紹介のお客さんをもっているので、安定して、じっくり、あなたのために協力してくれます。
ただし、ある程度、自分の中でいつごろまでに購入しようと言う目安をもっていると、探しやすいかもしれません。
ライフプランを考え、資金を明確にし、良い営業マンを探し出しフォローしてもらい、多くの物件を見て、「これだ!」という、不動産にめぐり合ってください。
良い営業マンは、その後もフォローしてくれます。