「○○君いますか?」と言う電話(2)
子供が二十歳すぎると妙な電話がかかってくるようになる!と言うのは、聞いていたのですが・・・
「○○君いますか?」という電話の第2弾です。
今回は、年齢が20歳代と言う感じの声の男性からでした。
私「はい」(最近は、電話に出ても名乗らないようにしています)
男「○○いる?」(○○は二十歳になった子の名前です)
それにしても、唐突です。何の挨拶もなし!無礼にも程がある言い方。
私「はい?誰?」
男「××!」
すごく投げやりな言い方です。なお、「××」は全国的によくある名字です。しかし、この近所にはそういう名字のお宅はありません。
私「はい?どこの?」
男「だから、××。○○出してくれたらわかるから」
もう、こういう電話は、取り次がない方が良いことがわかっています。しかし、どうしても「失礼があってはいけない」という風に気持ちが働いてしまいます。
私「今、いませんけど、どういうご要件でしょう?」
男「こっちも忙しいんだから、○○出してよ」
もう、ブチ切れました。「失礼があってはいけない」よりも電話の相手の無礼さに頭に来ました。もう、電話をこちらから、バチャ!と切りましたよ。
その後、すぐにまた電話がかかって来ました。電話に出ると、今度は、電話の向こうで「保留音」の音楽が鳴っています。電話を取って切ること数回。
すぐに、子供に連絡をしてみましたら、その名字の男性に心当たりはないとのことでした。
そこで、思いだしました。実は、この事例、先日参加した自治会の会合で出たのです。対応方法は、こういう電話がかかってきたら、不在にしている家族全員にすぐ連絡を取りなさい!ということでした。
相手は、電話を不通にすることが目的なのだそうです。情報が漏れている家族中の電話を不通にし、ターゲットに電話をします。「家族に何か事故なり事件が起きた」と連絡するのだそうです。そして、「すぐにお金がいるから用意するように」と要求します。
ターゲットにされた者は、家族の電話に連絡を取ろうとしますが、不通になっているのでかかりません。これで、かなりパニックになり、お金を用意して渡してしまう・・・という手口だそうです。
不在にしていた家族全員に連絡を取りましたが、不審な電話はまだ誰の所にもかかってきていませんでした。とりあえず、安否確認が取れたので、妙な電話がかかって来ても信用しないようにとし、しばらく携帯の電源を切っておくよう伝えておきました。
しかし、まぁ、こういう事例がある!と知っていても、なかなかとっさに対応できませんね。
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コメント
我が家は基本的にメール連絡中心なので、電話系詐欺には無縁ですw
投稿: あろ | 2009年2月 6日 16:28
あろさん、いらっしゃいませ!
かかって来たのが固定電話に!なもので。
ホントにもう!です。
とにかく、こういう感じで電話をかけてくる知り合いは、我が家の子供たちにいないので「即切る!」という対応をすることにしました。
投稿: ラム | 2009年2月11日 09:07