米韓合同演習 米軍地上部隊が侵攻してきた北朝鮮軍に反撃する想定で訓練
北朝鮮のミサイル問題をめぐって緊張が高まる中、アメリカ軍と韓国軍は16日、北朝鮮との地上戦を想定した合同軍事演習を行い、その一部が公開された。
北朝鮮の猛烈な反対の中で始まった2009年の米韓合同演習は、ほぼ例年通りの内容ながら、多くのメディアが強い関心を示している。
訓練は、アメリカ軍の地上部隊が、侵攻してきた北朝鮮軍に反撃する想定で進められた。
米韓合同演習には、およそ2万6,000人の兵士が参加した。
一方、北朝鮮は、この合同演習を「侵略の準備」と非難し、3月5日には「領海上を通過する民間航空機の安全を保障しない」と宣言、さらに4月4日から8日の間に弾道ミサイル発射を通告済みで、演習は実戦さながらの緊迫感に包まれた。
アメリカ軍のコフマン大隊長は「要請があれば、この国の防衛のため配置に就くことは可能です」と話した。
合同演習は、3月20日まで続くことになっている。
(03/17 06:13)