オバマ米大統領、中小企業への融資促進策を16日発表へ=政府高官

2009年 03月 16日 11:28 JST
 
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 [ワシントン 15日 ロイター] 米政府高官によると、オバマ大統領は16日、景気対策法案に盛り込まれた7億3000万ドルの基金を活用し、手数料引き下げや融資保証拡大などを柱とした中小企業向け融資の促進策を発表する予定。

 クリスティーナ・ローマー大統領経済諮問委員会(CEA)委員長は15日、NBCテレビの「ミート・ザ・プレス」で「中小企業は米経済にとって成長のエンジンであり、中小企業支援に向けた措置に是非取り組みたい」と述べた。

 また明確な規模については言及を避けたものの、米政府は中小企業への融資拡大に向けて「巨額」の資金を供給するとの考えを示した。

 一方、サマーズ国家経済会議委員長はABCテレビの「ディス・ウィーク」に対し、中小企業支援計画はオバマ大統領が目指す「重要問題の解決および経済安定の回復に向けた取り組み」の一環との考えを示した。

 中小企業は過去10年間の新規雇用の伸びの約70%を占めており、オバマ政権は中小企業が米経済のリセッション(景気後退)克服に大きな役割を果たすとみているという。

 
 
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